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2012年2月 5日 (日)

家庭でのエネルギー消費

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昨年の震災を契機に、多くの人が省エネを意識する生活をしている。
計画停電が回避されてから、街の灯りは以前の明るさを取り戻したように見えるが、気をつけて観察していると、実は小さな変化や取り組みがあちこちにある。
街灯や通路の天井灯は少しずつLEDに交換されたり、上手に間引きされたり。

実家でも高齢な両親が天井の電球を交換しなくて済むようにLED電球に切り替えたのだが、年末に帰省した時には、住宅街にある昔からの電気屋さんが風呂場とトイレまでLED電球に交換をしてくれていた。しかも、トイレは夜中に起きて真っ暗中スイッチを探さなくて済む様、そして消し忘れがないように感応式に。省エネを契機に家電量販店には手の届かない痒いところに配慮したきめの細かい地元の高齢者向けサービスで生き残りを図っていた。

我が家の今年の1月の電気使用量は対前年同月比マイナス19%と検診票にあった。
まめに電気を消したり、待機電力をなくしたりした効果だろうか。

まだ放熱効率で技術の差があってメーカーによっては寿命は謳い文句程長くないそうだし、光束も40W程度が主流で、光の広がりも狭かったLED電球も進化している。

上の写真は東芝製の新型だ。拡散板を球型の立体にするため3枚で構成、継ぎ目を放熱のシンクにし放熱効率を高めていた。光束も810ルーメンで60W電球色相当あり、消費電力は10W。これならオンオフが頻繁なトイレや玄関の常夜灯にしても明るさ、耐久性、消費電力も全く問題ない。
我が家もトイレに続いて早速玄関の60W電球を交換した。 
単価はまだまだ高いが、100W電球がLED電球に取って代わる時期もそんなに遠くないところまでやってきているようだ。

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昨年の7月31日日曜日の朝日新聞朝刊。朝、コーヒーを飲みながらいつものように新聞をめくってたら、すんごい広告が目に飛び込んできた。真ん中の見開きは東芝の10年3653日カレンダーが占領していたのだ。見れば見るほどスタッフの執念とも言える手の込み様と、家族の成長に思わず微笑んでしまうセンスのある見事な広告。
カンヌ国際広告祭(カンヌライオンズ 国際クリエイティビティー・フェスティバル)のアウトドア部門(2010年3月に、東急線自由が丘駅と東京メトロ明治神宮駅前駅に掲出されたポスター)でゴールドを受賞した。直後にその受賞を記念して新聞に展開されたのだ。
今でもその新聞広告を私は保存している。
年末年始、テレビでもCM版がかなりの頻度で放映されたので目にした人も多いだろう。

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この広告のように家庭は家族の成長でライフスタイルも変化する。
これまでの消費社会や経済発展を前提にしたモノづくりでは、性能や機能の進化と買い替え需要を当てにして、住宅設備や家電も10〜15年で寿命を迎えるのが当たり前だった。
そして様々な消耗品がビジネスを支えてきた。
が、自然資本に限りがあり、人工的な社会資本も無限ではない自然資本と向き合いながら発展をしなければいけないことに気がつかされてしまった。発展はもう経済的発展ではなく、持続可能な新たな幸せの価値が重要だという事も。

でも既成のこれまでの価値観を変えることは簡単ではない。
できる事から少しずつ意識していくことが大事なのだ。

そんな中で10年の寿命を持つ電球の話。消耗品から持続社会のモノづくりへと企業も覚悟を決めようと言うメッセージかもと受け止めた。

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上の画像は我が家の20年の物欲の記録(笑)
これまでに購入してきた家電や家具などの取説と保証書の分野別ファイルだ。
新しいモノを買い、このファイルに取説と保証書を加える時に眺めると、いつ頃,何をどこでいくらで買ったのかとともにどんな状況だったのか、という記憶が蘇る。
同時にどれくらいでその家電を更新してきたか、それこそ10年以上現役のモノ達もけっこうあることがわかる。
途中でインターネットプロバイダーと携帯電話の専用ファイルが増えた。

一方で住宅設備というのは家電類と違って、故障や更新の意識があまりない。
が、実はこれらのメンテが一番エネルギー消費の決め手であり、お金がかかる。
賃貸に住んでいる時は手の出し様がなかったし、購入するときも初めてならその性能を実感して比較検討すらできない。

自宅は築15年を迎える集合住宅だ。
入居した頃に幼稚園だった長女は大学生、入園前だった次女も高校生だ。
家族の成長とともにライフスタイルは変化し、住宅性能は穏やかに経年劣化していく。一方で住宅設備の性能は進化し、様々なリニューアル手段が登場している。
メンテは実は知識とタイミングがとても大変だという事に気づきつつある。

2年前に窓を真空の2重ガラスに交換、昨年は給湯器を更新した。
以降、ガラスへの結露が全くなくなり、加湿も暖房もこまめにすれば十分で室内は快適。
お風呂の給湯が早くなり、生活の効率が良くなっている事を実感した。

さらに昨秋にシャワートイレが不調に、洗面所の水洗金具がきちんと閉まらないという状況になってから、トイレと洗面所のリフォームの検討をしてきた。2社のリフォーム業者に相見積もりをとったり、ショールームで実際のモノを見て比較検討したりした末 先月の末に施工した。リフォーム後のトイレの使用水量の減少と静かさは圧倒的だ。

子供達が成長して生活時間帯や場所がそれぞれになって、エネルギー消費的には明らかに非効率になっているのだろうが、環境や社会の意識、モノの進化が省エネルギーになっていることで、結果的には電気使用量、ガス使用量、上下水道使用量はトータルでは横ばいからマイナスで推移しているのではないかと思っている。
今度ちょっと検証してみようかな。

が、モノという視点からは気に入ったモノを大事に長く使用する事が本当は一番大事なので効果的なはずだ。

自家用車がまもなく10年目の車検を迎える。
ガソリンによる移動手段としての自動車。ハイブリッドってどうなの?と思ってる。
さて、我が家ではお気に入りの愛車をしばらく大切に乗って 自動車の向かう方向もう少し見極めたいtと思っている。

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