さらば大名古屋ビルヂング
この独特のマーブル模様の大理石の壁と優雅なカーブを描く贅沢な作りの階段を見て、どこだかお分かりの方はいるだろうか。
名古屋駅を駅の東側、桜通側に出ると左側に偉容を誇って建っているのが大名古屋ビルヂングだ。このチに点々でビルヂングと堂々と表示されている事で覚えている人も多い。
そうこのビルの内装だ。
エントランス部は1962年の竣工。築50年。なんとモダンだろう。
この秋には解体され、高層ビルに生まれ変わると知って、名古屋方面への出張を利用して1日前に名古屋入り、しっかり建物探訪をした。
というのも、実は私は幼稚園から高校まですぐこの裏手当りに住んでいたし、小学校の教室からこの大名古屋ビルヂングを毎日眺めていて、日常の風景の一部だったから。
それが無くなるというのは何とも感慨深い。
ちなみに私の通っていた小学校は既に廃校になり、更地になっていた。
このエレベーター回りのモザイク装飾、凄いでしょ。子供心にもう圧倒されましたね。
実は、小さな石が石垣のように積まれて出来ているんですが、よ〜〜〜く見るとその小さな石の中にいくつか化石があるんですね。平日は人の出入りがすごいので、(今はもう引っ越していってしまってテナントもガラガラのようでしたが)日曜日の昼間,ゆっくり探してみるとというのもマニアックな楽しみ方。どこだか忘れちゃったので今回クローズアップの写真はなし。
この屋上にはビアガーデンがあって、小学校の教室から提灯を見ながら、なんだか夏になると毎日お祭りをやっているように思えて、祖父に連れて行ってもらったことがある。夢の様な場所だった。
それも今年で終わりというので、仕事帰りに同僚と行ってみました。
まだ今シーズンはオープンして間もないというので、3000円で飲み放題食べ放題というリーズナブルさ。さらにはアミちゃんマイちゃん(マイアミという名のお店なので)というアイドルがステージで歌いまくってお客さんにCDを売りつけるとう場末感満載の演出もあって、昭和の雰囲気爆発でした。
おしいなあ。
ちなみに私の住んでいた界隈はこんな木造の家屋、商店が建ち並んでいました。
長屋も路地もたくさんあった。
今は なんとその頃の文房具屋さん、製麺所、八百屋さん メリヤス屋さん、司法書士事務所、電話店 珠算塾 などなどの商店はことごとく当時の木造のままリノベーションされて居酒屋さんに。。
この写真もそうです。築50年以上の3軒長屋がおしゃれな和洋中の居酒屋に。。。
こちらは築80年以上のお風呂屋さんが予約も難しいという居酒屋に。実は私の母の友達の家で母も私もこの銭湯に通っていたんです。
夕方早めに仕事が終わったので、同僚と18時頃に訪ねてみたら入れました。男湯の脱衣所当りがオープンキッチンになっていて、湯船のあった天井の高い風呂場は、洗い場と女湯の仕切りあたりに中間に床をこしらえて2階建て構造になってた。私と同僚は、窓際の自分が入っていた男湯の浴槽のあったあたりのテーブルで生ビールを飲みました。感慨深かったなあ。
いつもは実家に帰省する時は夜は自宅で親と食事をする事が多いし、年末年始はこの辺りのお店も休みなのでなかなかお店に入ったりできなかったのです。
出張ついでに子供の頃の記憶を蘇らせつつ、変わりゆく名古屋駅前を味わってみた。
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