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2012年9月30日 (日)

建物の永続性とは

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かながわ県民センターで「マンションみらい塾」の管理費削減/管理会社変更理事長様体験談というところでパネルディスカッションに参加してきた。
これまでの歴代理事さん達の努力あっての今なのだが、たまたま管理会社の変更、震災による自治会との連携、管理規約の全面改訂、修繕積立金の見直し改定に重なったので詳しくなってしまっただけなんだけど。
お世話になったマンション管理士さんへのお礼と悩める同士のに少しでも参考になればと参加した。
ちなみにマンション管理組合の来期の役員には改選8名に対し立候補がなんと5名も!これまでせいぜい1〜2名だったから前代未聞。311以降、なんか住民の意識も少し変わったかな。

9時30分から12時30分までの会が終わって、ランチは赤れんが倉庫で開催されているオクトーバーフェスタでビール!っと思ったら台風で中止だった。

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で、予定変更で関内へ。
横浜市民ギャラリーで開催されている「ニューアート展NEXT 動く絵、描かれる時間」という恒例の注目新人アーティスト展を見る。
作品は金澤麻由子とSHIMURAbros。二人は剛柔のコントラストのある傾向でそれなりに楽しめた。
ギャラリーのある横浜市教育文化センターというところは初めてだった。
この建物は前川國男の設計。
一番上の画像はエントランス外部の2階層分の吹抜けの空間に設けられた天井
照明部分。コンクリート打ち放しの巨大な庇の大胆な造形の中に塗り分けの三角形がいきなり印象的だ。
内部のロビーもいかにも前川國男的。
階段室はなんと真っ赤。
ここって確か 横浜交響楽団の練習場なんだっけ。

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しかし、なんと耐震不足と老朽化で来年閉鎖、取り壊しという。
同じ築40年で前川建築のDNAを持ち合わせた東京都美術館は再生したのに。
建築の永遠性を探究し、タイル貼りに拘り、そのタイルの剥離等が懸念される「後張り工法」の解決策として「現場打込みタイル工法」を生み出してここで実現している。
それなのに消える運命。惜しい。
実は見納めに来たのでした。
その後、急に暗雲立ち込め怪しい雲行きが台風の急接近を漂わせてきたので撤退。

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2012年9月23日 (日)

TOKYO STATION VISION

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東京駅丸の内駅舎前広場にて開催された「TOKYO STATION VISION トウキョウステーションビジョン」を見てきた。

東京駅丸の内駅舎保存・復元工事完成を祝う記念イベントで、駅舎をスクリーンに最先端技術である「プロジェクションマッピング」を用いて、高精細フルCG映像を投影するという、前代未聞の映像スペクタクル。

運がよかったのか観賞エリアでゆったり多くの人の歓声に包まれながら初日の2回の上映を堪能した。
世界最高レベルのプロジェクションマッピングですよ。
都心の公共空間でこれ程のクリエィティブなイベントを実現したことが素晴らしい。

東京中から集めたらしい46台の高輝度プロジェクターからの光も美しかった。

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19時から鑑賞エリア(普段は正面の待機タクシーの溜まり場)を開放する予定らしかったのが、前日のNHKニュース9でリハーサル風景を放映したためか、人がどんどん集まってきてしまって30分早く鑑賞エリアへの入場が始っていた。

ちょっと東京駅地下のグランスタで腹ごしらえをしていたら、TwitterのTLですでに凄い人というつぶやきを発見。19時過ぎに丸の内側に出てみたら鑑賞エリアの中央付近はもう立錐の余地もない。立ち見の人の間を縫ってちょっと奥へ回ったら隙間があったのでそこで座り込んで待つことに。。周囲も座り込んでお弁当で腹ごしらしたり、老若男女多彩な世代がいまかいまかと待っていた。
あと1時間もあるのか、、と思っていたら、予定を変更して19時30分から上映開始とのアナウンス。周りから拍手。さらに混雑のため観賞エリアは入れ替え制とさせていただきます、のアナウンスに「えー!
」とブーイング。
上映は予定より30分早 く始まった。
冒頭に超重低音がしばらく響くのだが、これは鑑賞エリアのスピーカー近くにいないと多分周囲には聴こえない。
1回目約10分の映像が終わると観衆から拍手!
続いてテントのスタッフ達からも拍手。大成功!
感動しました。

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そのまま1回目の鑑賞者をエリアから入れ替えようとするも、まったく誘導が上手くなく、全員出切ることなく、また次が入ってきて満員になることもなく2回目の上映が始った。
鑑賞エリアは結構余裕な状態のまま私たちも2回目の鑑賞。
通路を挟んだ工事エリアではヘルメット姿の作業員の方々も手を休めて観衆していた。

しかし今日は周辺大混雑で8時からの2回目で終了。
予定の8時20分 8時40分は中止。鑑賞エリアからはわからなかったけど、周辺の道路は人が溢れ、自動車の通行も麻痺状態だったらしい。
中止のアナウンスも伝わらず8時から3回の上映を見学するつもりの観衆にパトカーが拡声器で中止を伝えたりしていたが、帰りがけには知らずに8時以降の鑑賞に来た人が駅員に食ってかかって抗議しているのを何人も見た。
主催側の読みや対応がまずかったみたい。明日はスムーズにより多くの人が楽しめますように。

このプロジェクト費用は 建築の保存復元費用と同様に丸の内周辺の空中権売買で賄ったらしい。JR­東日本の意気込みは凄いな。

妻と二人で観賞後、期末テストの勉強で1人で留守番してる次女にグランスタの丸の内坂エリアでお土産買って帰宅しました。

動画はこちらのYou Tube で見れます。

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2012年9月17日 (月)

第10回情報デザインフォーラム

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第10回情報デザインフォーラムに参加してきた。

上の画像は、夕方 会場となった津田沼の千葉工業大学の校舎から見た夕陽。
東京湾越しにスカイツリーと富士山を一望できる絶景でした。。

朝からミーティングして、メンバーでディスカッションしていろいろな視点で気づきがあり、課題も見えたのだけれど、フォーラムの発表ではなかなか全体像や背景、課題を上手く整理して説明できず、聴講した方々には理解が不十分だったり、誤解を与えたりしたところあるようだ。
ただワークショップという場は一つの手法であって、制限された情報や時間の条件の中であっても多様な知見から紡ぎ出されるアウトプットの質は一定以上でなければならないし、そのために課題は振り返り短期間に回して本質に近づいていく仕組みなんだけど。

詳しくは浅野先生の情報デザイン研究室のブログで。

参加者にはHowとWhatを混同していたり、魔法の手段のように思っていたり、アウトプットのグラフィックに固執するあまりプロセスがどうしても表現できなかったり、またその逆だったり、組織の中での合意形成に悩んでいたり、いろいろな課題を抱えていることもあらためて透けて見えた。

ワークショップもレクリエーション代わりなったり、ワークショップ温泉などと浸っているだけで効能があって気持ちよくなったりの勘違いを揶揄する言葉があるくらいだから。

ワークショップデザイナーって「コミュニケーションの場づくりができる人材」として今や履修証明の育成プログラムやら資格認定もあるらしいので、単なる場のデザインやファシリテーションのテクニックに留まらない手段と目的をきちんとしておかないと何でもありになっちゃう。セミナーやプログラムに参加して ,気がつきましたあ、やり方覚えましたあ、では出発点に立っただけなんです。

一番大事なのは、ビジネスとしての失敗と成功の事例を実践的に体験した上での、効率と
本質を見抜く目利き力、多様性をリスペクトし合える受容性のバランス、そして何より、これ以上でなければ一流のビジネスとして通用しないというクオリティを超えるところまで引っ張り上げられるかのリーダーシップなんだろうな。


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