
朝からお天気がいいので、ちょっと鎌倉までドライブ。
目的地は長谷の鎌倉文学館。
横浜の我が家から長谷まで車でわずか1時間だった。
空いていれば近いということに驚く。
乗り換え案合では駅から駅でちょうど1時間だし、
道路が細く、駐車場が少ないので、
車で鎌倉へ行くのは愚の骨頂、と思っていたが、
この季節は行楽シーズンの狭間で渋滞もなく、
週末のミニドライブに鎌倉はちょうどいい距離だった。
吉田秀和の「音楽を言葉に」展を見る。
ポスター、チケット、看板のビジュアルとして使用されている音符は、吉田氏の自筆譜からのものだそうだ。
バッハのゴールドベルグが静かに流れる展示室で
「音楽評論を文学にまで高めた」吉田氏の足跡を追った。
私が朝日新聞を読んでいる理由の一つが、夕刊に月一度掲載される吉田氏の「音楽展望」を読みたいからでもあった(夕刊は売店で買えないし、夕刊だけの配達もしてくれないので)。奥様が亡くなられてしばらくの休載が続いたが、2006年11月1日から年4回というペースで再開され、今は朝刊で読める。吉田氏の健在、健筆に触れることができるようになったことは嬉しい。
この企画展では、吉田氏が中目黒から鎌倉の雪ノ下に転居した理由や、変わりゆく鎌倉の街を憂いながらも期待込めた「鎌倉とパリの距離」をはじめ、専用原稿にしたためた自筆の原稿などからそのお人柄が伝わってくるのであった。
鎌倉ゆかりの文士にまつわる常設展示も、自筆の原稿や鎌倉での暮らしぶりなどを垣間みることができ、なかなか面白い。
建物は昭和11年築の旧前田公爵家の別荘であり、佐藤栄作元首相が借りていた時期もあったそうだ。建築的には斜面に3階建てながら凸凹が入り組んだ和洋折衷だ。設計は前田家専属の建築家 渡辺栄治氏だそうだ。お抱え建築家がいるところがまず凄い。当主の好みがこの外観を生んだのだろうか。
テラスからはきらきら輝く湘南の海が見える。
緑の芝生の奥では、
さわやかな海風に揺らぐ満開の薔薇が咲き誇ったバラ園が見事だった。
ランチは、たまたま見つけた長谷消防署前の woof curry。
元洋装店をリノベーションしたという小さなお店は
、シンプルな外観もインテリア、食器にいたるまで
デザインされていて気持ちがよい。
何よりカレーがおいしい!絶品だ。
付け合わせのらっきょうも福神漬けもおいしい。大正解。
かつては吉祥寺の「まめ蔵」で修行したということだが、それとはまた異なるおいしさに、
今年の4月にオープンしたばかりながら評判らしい。
お土産は 畳1畳ほどのお店の「ジャックと豆の木」のパン。外までずらりと並んでいるのは店内に一人しか入れないから。
安定剤、防腐剤などの添加物を一切使っていないそうだ。 火木土しか営業していないので、
すぐ売り切れてしまうほどご近所さんでも人気おのこと。通りに面していないので、知っている人しかなかなか来ないかも。私たちはたまたま通りかかっただけで、誰も並んでいなかったのでラッキーだった。
鎌倉市役所の駐車場に車を停め直して
、ちょっと小町通り、若宮大通りを散歩した。
空き地を活用した小さな駐車場があちこちあるので、探せば穴場で安いところもある。
鎌倉市役所は土日祝だけ利用可能で20分100円です。
休憩のお茶はSONG BE CAFEのテラスで。
妻が頼んだゆずはちみつジャスミンティーが
おいしそうだったなあ。
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