2014年5月 4日 (日)

音楽三昧

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今年も5月の連休恒例、有楽町、丸の内界隈で開催されているラ・フォルネ・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭2014を楽しんできた。
今年は10回記念とのこと。この音楽祭に家族4人で初めて参加して楽しんだのは2007年の第3回だった。このブログでも2007年5月4日に「熱狂の日」として紹介している。その時は有料コンサート1つだけでエリアコンサートなどで赤ん坊から老夫婦まで 、こんなに多くのヒトが ほんとに楽しそうに思い思いに クラシック音楽を一日楽しんでいる風景って 素晴らしい!って思った。
2008年は家族で五反田へ劇団四季のCatsを観劇したので 音楽祭には参加せず(その時に感動がきっかけで次女は中学で演劇部に入り、とうとう今年は大学も演劇が学べる所を進学理由に選択して入学したくらい。。)2回目は2010年5月3日の「ショパン三昧」 、そして2012年のロシア音楽三昧 で、今回が4回目の参加だ。
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知名度が高まってからは、3月の前売り発売と同時に人気コンサートのチケットは売り切れてしまうので、あらかじめ予定を立ててというよりは、当日券や街角での無料コンサートを楽しみながら、その間は広場で屋台の料理とお酒でコンサートのおしゃべりしたり、丸の内のカフェでゆっくりしたりして一日を過ごしてきた。
4月に入って、Twitterに「特別追加公演決定!急遽アルゲリッチが出演!」というTLが流れて、これはチケットゲットするしかないじゃん!と思った次第。。調べてみたらすでにネットで先行販売されていて、アクセスした時点では端っこや後ろのほうばかり。5000人のでかいホールでの室内楽はきついし、かといってアルゲリッチの演奏を生で聴くことができるのはもうこの先ないんじゃないか、それも3500円で。ということで、主催者のチケット販売所で一般販売より1日早く販売するというので妻に並んでもらった。2時間近く並んで妻が販売の方にアドバイスしてもらってまでゲットしたのは真正面の前から15列目という信じられないくらいベストな座席。神様からのプレゼントですよこれは。ということで、あとはちゃん来日してキャンセルになりませんように、と祈るながら当日を迎えました。
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4月に仕事を頑張りすぎて(昨年からちょっと走りっぱなしなんですが)
とうとう直前の1日の夜に体調を崩してしまった。なので、屋台の食事やお酒がだめなになってしまったけど。おかげで貧乏性でガツガツとあれもこれも、とならずにコンサートまでの時間はのんびりと過ごしました。
午前中に会場について、当日券やエリアコンサートのスケジュールを地上広場のテーブルでキオスクのカルテットなんかを風と一緒に聴きながら検討し、それからちょっと散歩。
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最初に無料のエリアコンサートをいくつか。BMWのショールームでクワルテットメランジェというプロとして活躍するまだ20代の若い四重奏団のドボルザークのアメリカを聴きました。1時間前に会場に着いたら、リハーサルから聴けてしまった。ビオラとチェロは都響のメンバー、2ndはまだ学生さん?で、芸大で室内楽の勉強でチームを組んだ縁で活動しているそう。 手練で自在に音楽を奏でるカルテットではない、成長中の溌剌とした演奏を間近でみるのは、弓使いや奏法、あわせ方などとても勉強になった。
このあと丸ビルや、ブリックスクエアなど日少しずつ楽しんで、夕方から有料コンサートへ。ホールCで鈴木雅人指揮の横浜シンフォニエッタでモーツァルトのドンジョヴァンニ序曲と交響曲第40番。横浜シンフォニエッタも若いメンバーできびきびとした引き締まった音と快適テンポ、明確な強弱で爽やかな演奏だった。ヴィオラがよく聴こえたなあ。あとで調べたら広島交響楽団の首席がトップを弾いていたらしい。
その後は よみうりホールでベレゾフスキーのラベル、ラフマニノフを聴いた。ピアノがぶっ壊れそうな程の迫力と、繊細で美しい音色に会場全体がすっかり魅了されてしまった。
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そして、少し腹ごしらえをして、いよいよ今日のメインイベントであり、この音楽祭でも目玉である「祝祭の夜」へ。
21時30分開場、22時15分開演の案内だったが、開場しても観客はホワイエにしばし足止め。ホールの中に入れたのは開演15分前の22時。その時点でまだステージ場では2台のピアノの調律が続いていた。開演は10分程遅れて22時25分。5000人の聴衆がシーンと息を呑んで待つ瞬間は、これから起こる期待と、本当にアルゲリッチは来るのか?と不安で異様な雰囲気。舞台袖からアルゲリッチが現れたときはおーっとどよめきすら起きました。
もうあとは圧巻です。
アルゲリッチと酒井茜の2台ピアノ版「春の祭典」は緊張感と多彩な音色、地鳴りのような低音のアルゲリッチがど迫力でした。始る前に椅子を足でぐいっと押して位置を直して高さをグリグリ調整したものの、さらに演奏中もしきりに気にしたり、譜めくりさんちゃんとしないさいよ!みたいな態度は天晴。そしてどっかりとぶれない軸、姿勢とは裏腹に、柔らかで美しい指使いから紡ぎ出される音色の豊かさ。。。
1stを弾いた酒井茜さんは演奏後ヘトヘトだったのに、73歳の御大はクールビューティに「あんた、まだあと1曲あるからね」という感じ。

2曲目のクレーメルや堀米ゆず子、川本嘉子らとの「動物の謝肉祭」は演奏者自身が曲のパロディや 即興的なアンサンブルをニコニコみんな楽しんでいて、音響の悪さを超えて、音楽の魅力に溢れてました。クレーメルはまたお口をあんぐりと開けたり、Vnはもう例え用のない自由さ、グリッサンドなんかもう最高! 18歳にクラ奏者も名演技付きで!?
アンコールは、動物の謝肉祭の「終曲」を、さらにアップテンポで!
それをまた奏者達が楽しんでる!
最後が5000人のスタンディングオベーション。
終演時間は予定の23時10分は大幅にオーバーして23時40分近く。
終電に向かってダッシュする人、タクシーを拾う人、でもみんな笑顔でした。
なんて贅沢で貴重で興奮なお祭り。これで3500円は奇跡の体験でしたね。

マイクが 立っていなかったので放送はなく、ほんとに一夜の夢の競演だったかも。

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2014年1月 2日 (木)

初美術館

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美術館初めは東京都現代美術館の「吉岡徳仁‐クリスタライズ」と「うさぎスマッシュ展」。どちらも素晴らしい。
大晦日から昨日まで家に籠っていたのでリフレッシュ。
会期残りわずか、混雑前にゆっくり見られてよかった。

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2012年11月 4日 (日)

Tokyo Midtown DESIGH TOUCH 2012 TOKYO DESIGNERS WEEK 2012そしてDESIGNTIDE TOKYO2012

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10月下旬から11月の上旬まで、東京都内は恒例のデザインイベントが目白押しになる。

Tokyo Midtown DESIGH TOUCH はミッドタウン開業からスタートなので5周年目。今年のテーマは「デザインとあそぶ」。10月26日にミッドタウン・ガーデン芝生広場に建築家の谷尻誠氏による巨大な木製ジャングルジムが歓声。子供達の歓声が広がって楽しい。私もお昼休みに革靴で頂上まで昇ってみました。ひょいひょいと上がってくる子供達にしばしの眺めを譲って降りるのに慎重で時間のかかるネクタイ姿のおじさんはさぞかし無様だったことでしょう。

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東京デザイナーズウィークは、21年目だ。NPOデザインアソシエー ションがニューヨークのデザイン展示会「NYデザイナーズサタデー」を真似てインテリアデザインの展示主体ではじめたのだが、開催場所の変遷、拡大を経て、今は広い意味でのデザインの発表の場になっていて、デザイン系学生から企業、大使館まで幅広い層が出展し、8万人が集まる大デザインイベントになっちゃった。2007年から2010年までロンドンの100%designと提携していた頃に出展者として参加していたので思い入れはあるが、昨年の震災の影響、100%designとの契約切れで大きく変化した。海外,特に欧州大使館、企業の出展がなくなり、華やかさや目玉に欠ける一方で、日本の文化やアート、アジアの発信に特徴を見いだしている変化点にあるようだ。

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主会場の明治神宮絵画館前にオープン2日目31日(水)の夜、ナイトチケットで訪れてみたが、満月の煌煌とした光に照らし出されたテントはガラガラの観客にちょっと寂しそう。
定点観測をしてきている私としては、プロのデザイナーや企業関係者が新しいトレンドの探索や発掘に訪れる姿や常連の出展者が減り、インタラクションの表現が増えるなどの変化や「Hello Design !」というスローガンに象徴される様な、デザイントやアートのプロ向けのトレードショーという目的から、一般の人にもクリエイティブに触れたり、楽しめるデザインとアートのエンターテイメントにフォーカスを変更したことが顕著になったと感じた。

7日間の会期,毎日夜21時までという長い開場時間に出展者の負荷は相当大きいと思うが、台風が襲って1日閉鎖した一昨年、震災の影響で会期を変更した昨年などを挽回して天候もずっとよかったこともあり、今年は過去最高の悲願の100万人超えを達成したそうだ。お祭りとしては集客してなんぼ、ということでは目標を達成したのだろうが、デザインのクオリティは間口が広がった分、以前とは異なるイベントになっていくんだろうな。

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1999年〜2004年頃まで、インテリアショップのイデーの黒崎さんが中心となって開催していた「TOKYO DESIGNERS BLOCK」は、それこそ青山を中心としま街中がデザインイベントとか化して、とても面白かったという印象がある。欧州を中心とした大使館が一部を開放し、デザインのイベントを開催したり、ワインやオードブルを楽しめにそこを巡ったりした。そのTOKYO DESIGNERS BLOCKを引き継ぐ形でDESIGN TIDEが2005年にスタート。デザインの新たな潮流 (Tide)を、東京から作り出していこうという目的がネーミング表れていて、当初は美大の学園祭の様なノリの会場だったが、ミッドタウンに場所を移してからはハイセンスで見やすくなった。その分、ドロドロしたエネルギーは薄まってしまった様な気もするが、こちらの方が、デザイナーのメッセージ性やトレードショーとしての意気込みもクオリティも高い。

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デザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏が手がけたコカ•コーラのコンツアーボトルを100%再利用した、テーブルウェア “Coca-Cola Bottleware”の特別展示が美しかった。

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メイン会場の会場構成、デザインは毎年異なる建築家やプロダクトデザイナーが手がけていて、今回はどうなっているのかも楽しみ。

今年はインターデザインアーティストの識咲誠と多摩美術大学プロダクトデザイン研究室が、梱包資材のプチプチ、それも製造元から製品をつくる途中ではじかれ再生にまわされるロス品を使用して「ゆるくまとめる」をコンセプトにした「大きな樹の下に集う」というイメージが具現化されていた。

5ヶ月にわたる制作過程も展示されていて,面白かった。

いずれも駆け足ではあったが、今年もデザインのイベントを一通り体験しました。

景況感もよくない昨今、デザインの重要性はこれまで以上に注目されている中で、発信する側、受け止める側それぞれにこれまでの延長ではもう収まりきれない、対応できないかつて無い悶々とした転換点にいることと、少しずつ見えてきた新しい兆しを感じたのではないだろうか。定点観測してこそ見えてくるトレンドと変化もある。

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2012年10月 5日 (金)

東京駅ステーションギャラリー

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幕張メッセでのCEATECからの帰りに東京ステーションギャラリーに寄ってみた。

                              
東京駅復原工事完成記念展】
始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語
 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              
会 期 

2012年10月1日(月)~2013年2月24日(日)

                                 
開館時間 
平日    11:00~20:00
土・日・祝 10:00~18:00
                ※入館は閉館の30分前まで
※開館初日(10月1日)は10:00~14:00の特別開館日となります


事前に平日は10時から、土日祝は9時から配布される入場時間帯指定の整理券がないと入れないし、混雑しないようゆっくり鑑賞できるための配慮らしいけど、しばらくはフラリとついでには難しいかもな。11月くらいが狙い目かと考えていたのだが、たまたま東京駅経由だったので寄ってみた。

改札口前のドームは見上げて写真を撮る人でごった返していたが、すぐ横のギャラリー入り口は整理券配付もなくひっそり。おかげでゆったり見れた。

Twitter上では「あの人」で有名な東大の広瀬通孝教授のインタラクション作品も面白かったが、何よりクワクボリョウタ氏の「LOST #8(tokyo marunouchi)」を小さくて大きな空間に浸る時間は至福。この作品のために入場規制をしたかったのだろう。
私が鑑賞した時は90秒バージョンだったが、構成からするとロングバージョンもあるはず。
本城直季氏の「tokyo station」は 全てがミニチュアに見えてしまうという一斉を風靡した俯瞰写真。現在はbeforだけで10月下旬には丸ビル屋上から撮影したafterの《new tokyo station》が展示されるそうです。

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展示室内は写真撮影できないが、最後の展示室を出た休憩室は創建当時の煉瓦がむき出しで残り、窓からは丸の内駅前広場と丸ビルの夜景が窓越しに広がる。

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そしてその休憩室を出てミュージアムショップを経由した出口に向かうには北口ドームが上から眺められるテラスを通る演出。

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下からは撮れないこんな写真が思うがままに撮れます。
ドームを見上げる人、帰路を急ぐ人、流れゆく人の影を見下ろしていて飽きることがない。


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このギャラリーのVIは廣村正彰氏。トイレのサインも凝っていますので必見。

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2012年10月 3日 (水)

企画展「田中一光とデザインの前後左右」

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力強く品位ある表現に向き合う静かな時間を過ごしてみた。
メッセージ、展示内容、構成とも素晴らしい。

タイトル:企画展「田中一光とデザインの前後左右」
会期:2012年9月21日(金)〜2013年1月20日(日)
休館日:火曜日(10月30日、12月25日は開館)、年末年始(12月27日〜1月3日)
開館時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
会場:21_21 DESIGN SIGHT

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田中一光氏は無印良品の発案者の一人であり、1980年の無印良品誕生から亡くなるまで良品計画のアートディレクターを務めている縁でMUJI 東京ミッドタウン店では「田中一光展」も28日まで開催されている。

MUJI東京ミッドタウン店で買物するときに、企画展の入場レシートを提示すると、田中一光編集 の「無印の本」が貰える。
非売品ってなってたけど3900円1988年発刊の絶版!在庫僅少、お早めにらしい。
私は
1991年にMUJI West Soho (英国1号店)開店記念のノベルティとして配布された風呂敷の復刻版(税込 1,550 円)が限定商品として売っていたので、それと共にゲットした。

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2012年9月30日 (日)

建物の永続性とは

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かながわ県民センターで「マンションみらい塾」の管理費削減/管理会社変更理事長様体験談というところでパネルディスカッションに参加してきた。
これまでの歴代理事さん達の努力あっての今なのだが、たまたま管理会社の変更、震災による自治会との連携、管理規約の全面改訂、修繕積立金の見直し改定に重なったので詳しくなってしまっただけなんだけど。
お世話になったマンション管理士さんへのお礼と悩める同士のに少しでも参考になればと参加した。
ちなみにマンション管理組合の来期の役員には改選8名に対し立候補がなんと5名も!これまでせいぜい1〜2名だったから前代未聞。311以降、なんか住民の意識も少し変わったかな。

9時30分から12時30分までの会が終わって、ランチは赤れんが倉庫で開催されているオクトーバーフェスタでビール!っと思ったら台風で中止だった。

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で、予定変更で関内へ。
横浜市民ギャラリーで開催されている「ニューアート展NEXT 動く絵、描かれる時間」という恒例の注目新人アーティスト展を見る。
作品は金澤麻由子とSHIMURAbros。二人は剛柔のコントラストのある傾向でそれなりに楽しめた。
ギャラリーのある横浜市教育文化センターというところは初めてだった。
この建物は前川國男の設計。
一番上の画像はエントランス外部の2階層分の吹抜けの空間に設けられた天井
照明部分。コンクリート打ち放しの巨大な庇の大胆な造形の中に塗り分けの三角形がいきなり印象的だ。
内部のロビーもいかにも前川國男的。
階段室はなんと真っ赤。
ここって確か 横浜交響楽団の練習場なんだっけ。

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しかし、なんと耐震不足と老朽化で来年閉鎖、取り壊しという。
同じ築40年で前川建築のDNAを持ち合わせた東京都美術館は再生したのに。
建築の永遠性を探究し、タイル貼りに拘り、そのタイルの剥離等が懸念される「後張り工法」の解決策として「現場打込みタイル工法」を生み出してここで実現している。
それなのに消える運命。惜しい。
実は見納めに来たのでした。
その後、急に暗雲立ち込め怪しい雲行きが台風の急接近を漂わせてきたので撤退。

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2012年9月23日 (日)

TOKYO STATION VISION

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東京駅丸の内駅舎前広場にて開催された「TOKYO STATION VISION トウキョウステーションビジョン」を見てきた。

東京駅丸の内駅舎保存・復元工事完成を祝う記念イベントで、駅舎をスクリーンに最先端技術である「プロジェクションマッピング」を用いて、高精細フルCG映像を投影するという、前代未聞の映像スペクタクル。

運がよかったのか観賞エリアでゆったり多くの人の歓声に包まれながら初日の2回の上映を堪能した。
世界最高レベルのプロジェクションマッピングですよ。
都心の公共空間でこれ程のクリエィティブなイベントを実現したことが素晴らしい。

東京中から集めたらしい46台の高輝度プロジェクターからの光も美しかった。

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19時から鑑賞エリア(普段は正面の待機タクシーの溜まり場)を開放する予定らしかったのが、前日のNHKニュース9でリハーサル風景を放映したためか、人がどんどん集まってきてしまって30分早く鑑賞エリアへの入場が始っていた。

ちょっと東京駅地下のグランスタで腹ごしらえをしていたら、TwitterのTLですでに凄い人というつぶやきを発見。19時過ぎに丸の内側に出てみたら鑑賞エリアの中央付近はもう立錐の余地もない。立ち見の人の間を縫ってちょっと奥へ回ったら隙間があったのでそこで座り込んで待つことに。。周囲も座り込んでお弁当で腹ごしらしたり、老若男女多彩な世代がいまかいまかと待っていた。
あと1時間もあるのか、、と思っていたら、予定を変更して19時30分から上映開始とのアナウンス。周りから拍手。さらに混雑のため観賞エリアは入れ替え制とさせていただきます、のアナウンスに「えー!
」とブーイング。
上映は予定より30分早 く始まった。
冒頭に超重低音がしばらく響くのだが、これは鑑賞エリアのスピーカー近くにいないと多分周囲には聴こえない。
1回目約10分の映像が終わると観衆から拍手!
続いてテントのスタッフ達からも拍手。大成功!
感動しました。

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そのまま1回目の鑑賞者をエリアから入れ替えようとするも、まったく誘導が上手くなく、全員出切ることなく、また次が入ってきて満員になることもなく2回目の上映が始った。
鑑賞エリアは結構余裕な状態のまま私たちも2回目の鑑賞。
通路を挟んだ工事エリアではヘルメット姿の作業員の方々も手を休めて観衆していた。

しかし今日は周辺大混雑で8時からの2回目で終了。
予定の8時20分 8時40分は中止。鑑賞エリアからはわからなかったけど、周辺の道路は人が溢れ、自動車の通行も麻痺状態だったらしい。
中止のアナウンスも伝わらず8時から3回の上映を見学するつもりの観衆にパトカーが拡声器で中止を伝えたりしていたが、帰りがけには知らずに8時以降の鑑賞に来た人が駅員に食ってかかって抗議しているのを何人も見た。
主催側の読みや対応がまずかったみたい。明日はスムーズにより多くの人が楽しめますように。

このプロジェクト費用は 建築の保存復元費用と同様に丸の内周辺の空中権売買で賄ったらしい。JR­東日本の意気込みは凄いな。

妻と二人で観賞後、期末テストの勉強で1人で留守番してる次女にグランスタの丸の内坂エリアでお土産買って帰宅しました。

動画はこちらのYou Tube で見れます。

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2012年8月 4日 (土)

トヨタ博物館再訪

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開館以来20年振りの再訪。開館10周年で増設された車と生活の関係を展示した新館は初めて。

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昨年から異動でここの学芸員になった同級生のHくんに稼ぎどきの忙しい中、特別な解説して貰えて見ただけでは わからないないエピソードに感動した。

上の画像は世界最初の量産車 Curved dash 1902年製。ダッシュボードの由来知ってる?え!? 馬車で馬をむち打ってダッシュさせるときに足を踏ん張れるようにカーブさせた板のこと。そのカーブを利用して空気を下に巻き込んで空冷の効率を高めているんだよ。なるほど〜〜。 その向こうが世界初のFR車。エンジンは先端に置かれ、点火は儀式のように油を滴下させてトーチで火入れしていくww. ちゃんと車の横に置いてあるモニターの映像を見ているとその手順が理解できるし、何より動態保存している事実が凄い。エンジンの後方に、クラッチ、トランスミッションを縦一列に配し、ドライブシャフトとデフ機構を介して後輪を駆動させているのだ。

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Alfa Romeoのレッド、Bugattiのブルー、Bentleyのグリーン、美しい。

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日本の1960年代の大衆車はのカラーリングもキュートだ。

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新館は日本のくらし、産業文化と車の関係。三菱重工のピジョン号も! 前輪は飛行機の尾輪、カバーはいかにも航空機からの転用ですね。戦後の自動車産業は航空機産業の生き残りでもあった訳だ。

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私には1965年〜1975年あたりがもうワクワク、たまりませんね。

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向こうは私が大学を卒業と同時に奥多摩での新社会人生活をスタートさせるのには車が必需品で、自動車修理業を営んでいた高校の友人の実家から30万円で買った最初の自自家用車と同型。関東でしばらく尾張小牧ナンバーで乗っていたので、友人達から遠くからでも漢字4文字なんですぐわかる、とか首都高上でオーバーヒートしたり思い出たっぷり。幼い頃、大学生だったおじさんが乗っていたキャロル、そのおじさんが買い替えたばかり初代カローラで名神高速と小牧で接続して開通したばかりでガラガラの東名高速を走るのに助手席にのせてもらったことは今でも鮮明に覚えている。

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お土産は博物館名物「トヨタ博物館カレー」3点セット。車種とカレーの種類をこじつけデで結びつけてるみたいw。ランチにレストランで味見しました。。

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ミュージアムショップでそこそこ充実してるミニカーを眺めていたら、見つけてしまいました、10年乗っている我が愛車のNOREV 1/43モデル。「展示品限り」という表示に、ここで買わなきゃもう二度と手に入らないかもなあ、と自分に言い訳しつつ、お家に連れ帰ってきました。

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さて、帰路につこうと駐車場に戻ってみると、両サイドはTOYOTAとNISSANの看板車両。なんでこんな広大な駐車場で、よりによってフランスの中途半端に古い車の隣に停めるかなあ。デビュー当時はこのシャープな顔つき、猫目はかなり先進的だったけど,今や当たり前か、おとなしいくらい。私自身、最後に時代を感じる一コマになりましたとさ。


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2012年8月 3日 (金)

太田幸夫の絵文字デザイン展

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ちょっと両親の様子を見に実家へ帰省。そのついでに刈谷市美術館によってみた。
東名から伊勢湾自動車道、衣浦豊田道路経由で。
ピクトグラムの第1人者である太田幸夫氏の出身地で、「絵文字デザイン展」が開催されていたから。無料、小ぶりながら個展のように充実。展示室は撮影禁止だったので入り口のみですが。

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刈谷市の避難所マップカレンダーが配布されていて、 19日にはご本人が来館して美術館から小学校まで昼夜の二回実際に市民と避難して写真のバルーンなど最新の「避難誘導サイン・トータルシステム」開発調査をするそうだ。

導入はいのちを守るデザインから。
畜光シートの国際規格幅にインテリアを損なうといちゃもんを付けて、細くても機能を損なわず、明るい平常時でもインテリアに邪魔にならない細さを検証で提案するプロセスと、それを体感させる暗い部屋。

東日本大震災でできなかったことを潔く反省し、提案、活動する様子などなど。

実践的。

言葉や行動、思いがストレートだけに、異論もつい挟みたくなるが、ほんとうにそれでよいのか、考えるきっかけ、考え続けること、問題を解決する新しい提案に繋げられればいい。

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子供たちや市民にもわかりやすく参加できる工夫もたくさん。

学芸員の方に、とても充実してるので巡回展をしないんですか?と聞いてみましたが残念ながら、という回答でした。


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2012年8月 1日 (水)

伝統と創造力と先端技術、そして物語

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今年の夏休みは日本にこだわってみてる。
昨日は東京都現代美術館で日本独自の文化を味わってみた。
午前中は「特撮博物館」展。
長女が内覧会に大学の隣の研究室の教授に連れて行ってもらって見てきた話を聴いていたので羨ましくてしょうがなかった。
お父さんの夏休みである。

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ミニチュアにワクワクしちゃった。
マイティジャックのマイティ号を見てるだけで冨田勲サウンドの発信シーンが浮かんできてしまう。
素晴らしい!
男はいつまでも子供なのか。

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「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵が、現代文明社会を崩壊に導く7日間を描いた短編が上映されている。それがすべてミニチュアによる先人が連綿と築き上げてきた特撮技術の粋を集めた結晶だであることが、ドキュメンタリー映像と展示で目の当たりに出来る。そこにいた男達はここぞ一発のためにアイデアと工夫と執念を注ぐ、驚喜するまさに少年達だった。

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チケット売り場、会場入り口には待ち時間表示や長蛇の待ち列に対応できるような整列ロープが用意されていた。そして会場限定の巨神兵ガチャガチャもミュージアムショップ内に6台も設置され、しっかり待列用のラインも引かれていた。
多分週末は大混雑なんだろう。そして会期後半は評判を聞きつけた人や駆け込みで来場者が増加するのは必至。会期は10月8日までだけど、ぜひ早めのご鑑賞をお奨めします。

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一旦外に出て下町のカフェ(深川日和)でランチをとって気持ちを切り替え、午後は「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展。
客層が全然違ってて面白い。
1980年からわずか30年の歩みだが、その革新性と力強い挑戦が一望できる素晴らしい企画だ。素材とデザインの質感、立体感と色彩感、そして藤本壮介氏の会場デザインの空気感も気持ちいい。

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常設展に奈良美智を並べるなどMOTの大人から子供まで動員する夏休み向けキュ レーション、恐るべし。。

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共通点は伝統と創造力と先端技術と、そして物語。そして未来への挑戦。

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