2009年7月12日 (日)

報酬って?

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働くことの報酬として お金や地位を得る。
でもお金や地位のためだけに働いているわけではないとも思う。

それはなぜか。

いろいろな場面で絡み合う要素や条件を整理してみると

「仕事をより多くのお金を稼ぐためにやる、という考え方は、
 誰かが得れば誰かが失うというゼロサム
 (全体の合計がゼロで、新たな価値が創出されない状況)の報酬だ。
 だから努力すれば必ず得られるものではないはず。
 仕事をするうえで、人間として成長するために働く
 という意識はポジティブサムであり、
 自ら求めて得るべき報酬なので、
 誰でも増やせるのではないか」と。

私はとても合理的に仕事をしている、お金を稼いでいる、 といっても
実はゼロサムの中で 
その人の思い通りにお金が増えたり 地位が上がったりしなかったりする、ということのようだ。

一方で、端からはとても無理無駄のように見えても
人のやらないことをやったり
すぐには儲からなさそうなことに取り組んでいるようで
実は自律したモチベーションで働くことができたほうが
活き活きさを持続しながら、
目に見えない大きな報酬を得ることの方が 幸せだったりする。

人にはどうしても満たさないといけない
基本的な5つの欲求があるそうだ。
ただし 人によってその5つの優先度 強弱があって
その欲求の理想の満たし方は違うことがポイント。

1.人に関わりたい 
2.認められたい   
3.自分で決めたい 
4.楽しみたい    
5.生きたい 

具体的には    

1.信頼できる仲間がいる
2.頑張りが評価される 成長が感じられる 誇りが持てる
3.自由裁量の部分がある 
4.創意工夫ができる 
5.適切な休息がとれる

のような欲求というとわかりやすい。

人をやる気にさせることができる人や組織とは
これらのマネージメントがバランスよく実践されているということらしい。
これは程度の差こそあれ、
教育の現場、地域の活動、企業の活動から政治まで
様々な場面で同じことが言えると思う。

逆に 合理的な理屈や正論をいくら押し付けても 人は動いてくれないし、
それどころかいつのまにか面従腹背になってしまって
表面的には問題がないが
成果が出ない 成長しない形骸化した仮面組織に陥ってしまう。

要は 目に見える報酬よりも
目に見えない報酬が いかに大事かということ。

そうそう、マズローの欲求5段階説が人間のモチベーション論の中では
必ず語られる。
その5段階目の最後が自己実現の欲求。
潜在的な自分の可能性の探求や自己啓発、創造性へのチャレンジで
それぞれの人生観に基づいた目標に向かって自分を高めていこうとする欲求だ。

実は晩年に自己実現のあとに6段階目を唱えていたそうで
それは 「コミュニティ(共同体)発展欲求」なんだそうです。

お〜〜!
自己実現が出来てはじめて
はじめて 組織や企業、地域 そして国家 地球が発展していくのだ。
そのためにも 組織は所属する人たちのために
自己実現の機会を与える必要があるんだ。

自分なりに納得しやすい理論的にはすっきりしてきたぞ。
現実でのHowはいろいろ厳しいが。

こういうことを考えてみる、意識することがまず大事、ということで。

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2009年7月11日 (土)

今年の蝉

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ブログも長く続けていると定点観測の実績を振り返ることで、知恵もつく。
毎年恒例の蝉の初なき記録。

今日のお昼に隣のマンションの木立からニイニイゼミの鳴き声が聞こえた。
私の聴いた今年の蝉の初なきだ。
午後には ぱったり聴こえなくなってしまったが。

ちょっと敷地内の木立を歩いて小さなセミの抜け殻を一つだけ発見!

このブログで過去3年間の地元での蝉の初なき記録を調べてみると

2008年は7月5日のニイニイゼミ
2007年は7月21日
2006年は7月9日のヒグラシ

昨年のエントリーに
「蝉の初なきを聴いてから10日くらいで梅雨があけるという、季節の方程式が当てはまるなら、今年の梅雨明けは例年よりちょっと早くて、7月の中旬くらいということになる。」
と書いている。

ちょっと確かめてみよう(夏休みの宿題みたいだ)
気象庁発表の関東甲信越地区の梅雨入り、梅雨明けのの日付と
私の地元での蝉の初なきの記録を並べてみる。

       梅雨入り  蝉の初なき  梅雨明け  初なきから梅雨明けまで
2006年 6月 9日  7月 9日   7月30日   21日
2007年 6月22日  7月21日   8月 1日   11日
2008年 5月29日  7月 5日   7月19日   14日
2009年 6月10日  7月11日     ?

昨年はまあなんとか中旬だった。
平年値は7月20日なので、今年はやや遅くて
その週末くらいに明けるということだろうか。

ちなみに「むしむし探し隊」 全国蝉のなき声基礎調査」というのがある。
ここで調べてみると、神奈川県では鎌倉あたりから、東京も世田谷や、都心では明治神宮の森あたりでニイニイゼミがなき始めたことがわかる。
今年は精度の高いセミの初鳴き前線作りをプロジェクトとして目指しているそうだ。

まだまだセミがうるさい程ないているとか、あちこちに抜け殻が幹にしがみついているという光景ではないが、自然の営みは着実に夏に向かっている。都会のセミは、早朝に生まれたてのところをカラスに食べられしまったりと受難も多い。

セミの初なきを聴いたら あと少しで梅雨明け、夏本番も近い。

               

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2009年7月 6日 (月)

それだけで世界を変える水

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おいしい+環境にいい

すごいコピーだ。
それだけで 買わせてしまうチカラがある。

使用材料が少ないとか、潰した感覚がECOを体験させるところとか、
たしかに新しい。

そしてびっくりしたのは 5つの硬度も成分も違う水なのに
「いろはす」という一つのブランドで全国展開していること。

鳥取で採水された商品は硬度43、北海道札幌市で採水された商品は硬度29.1
ナトリウム、カリウムなどの成分もかなり異なる。
私が飲んだ水は静岡県小山町なので富士山麓の水かな。

生産、物流も環境を考えて、効率的にということの結果なのだろうか。

地域によって味が違うことも狙ってるのかな。

コマーシャルに気を取られて
飲んだあとの絞るところが注目をされているが
実は、いろいろな意味で新しい発想か。 

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2009年7月 5日 (日)

徒然草 第五十五段

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家の作りやうは、夏をむねとすべし。
冬は、いかなる所にも住まる。
暑き比わろき住居は、堪え難き事なり。

日常の生活は春夏秋冬の自然の織り成しの中で営まれいる.
そういう事実と経験から、日本の家屋は「夏を宗とすべし」と言い伝えられている。
徒然草の時代には、東北や北海道のことは視野に入っていなかっただろうけど。

厳しい冬を過ごす知恵よりも
湿気が多い梅雨や暑い夏を快適に過ごすことを優先して考えよと。
温暖化が進むのならなおさらか。

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クーラーも扇風機も無い時代の知恵と言ってしまえばそれまでだが
エネルギー効率を優先しながら快適に過ごすために
マンションをはじめ ハウスメーカーの住宅は
外気からの断熱性を高め、空調により室内の温湿度を保つことで
快適な空間を生み出すことを前提としている。
24時間運転で空気を循環させて
見えないところに湿気を溜めないよう、さらに温度差を作らないようにして
結露やカビを発生させない。
こうして人の快適さと建築寿命を延ばすことの両立を謳っている。

長い目で見て健康にいいようであり、省エネであるかのようだ。
これは、裏を返せば様々な立地条件の中で工業化、規格化したものを提供する側の
効率優先の論理でもあると思う。
もう一方で需要側にとってもどんな地域であろうと
低価格で効率的、質の高い快適な住居を入手できるという便利さを享受できるのだから 、現代社会におけるユーザーニーズそのものであもる。

強い直射日光のビルやアスファルトからの照り返し、
クーラーの室外機からの熱も加わり、まさにヒートアイランド現象の都会。
内燃機関の車からの廃熱も加わった熱風に見舞われる都市においては、セキュリティも考慮すれば外気との遮断は必然的だ。

でも 本来なら室内からの発熱や汚れた空気を逃がすために、風通しがいいに越したことはないし 、地域、風土、季節に密着した風の道の条件を理解した上で住まう場所を探し当てたり、そこにあった建物を建てることで心身ともに快適かつ健康に住まうことができるはず。 
狭い日本の国土、特に都会を高度に有効活用するためには、海の上だったり、沼や河川敷だったりした場所の上空までを住まいにしてしまうことで、風の道を考える前に外からの空気を断って、合理的に空間を確保する技術開発が必要だった訳だ。

夏と冬で異なる日射しの角度を利用するための長い軒すらも、都会の狭い土地では省略して合理性と効率をひたすら追求せざるを得ないという現実が、本来のあるべき姿を忘れさせてしまってはいないか。

生産性を優先した働く空間を設ける場所と、自分の時間を大切にする衣食住の空間とその場所は、それこそ異なるはずなのに。

少なくとも日本の風土における住宅や都市計画は、
「夏を宗とすべし」を避けて通るべきではないのでは。

我が家はコンクリートの集合住宅なのだが、
選択の理由に それまでの経験から
風通しのよさ、軒の深さはかなりの優先度が高かった。

幹線道路に面していないこと(排気ガスが上がってきて 気分が悪くなったことがある)、ユニットバスであっても窓があること(湿気のある密閉空間の手入れ、カビ対策は大変)、 南北または東西の窓を開けることで風が抜けること (一方が開放されても、反対側を開けないと風は換気されない)、ベランダの奥行きは軒と同じで夏の日射しを避けることになる、などなど。

集合住宅のよさは、上下左右が住戸に囲まれているので冬の断熱性は抜群である。だからこそ、夏を宗とすべし と思った訳である。

いずれにせよ、合理性の追求だけではなく、せめて住まいには気候風土に合った建築のあり方、四季折々の営みを一人一人がもう少し意識していかないと、本当のエネルギーの効率的な使い方にはならないと思う。

特に都会に住む日本人の感性はとても鈍っているのかもしれない。

七夕の夜、風に吹かれて星空を眺めてみましょう。

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2009年7月 4日 (土)

耐用年数

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家電製品はいつか故障し、使用できなくなる。
それはいつか?
ある日 突然それがやってくるモノもあれば、前兆があってやっぱり、というモノもある。
その時、愛着から捨てるのも惜しいとか、よく頑張ったね、とねぎらいつつ廃棄し買い替えるとか、あまりにも早すぎる故障にメーカーの信用を疑ったり、いろいろなケースがある。

そういえば、1980~90年代にはソニータイマーなんていう都市伝説のような風評もあった。保証期間が終了した直後に故障するよう、ソニーは、高い技術力で製品寿命をコントロールし、修理や買い換えの利益を得らるよう設計されているという比喩だ。

ちなみにソニーの名誉のためにも、私が買ったソニー製品のうち トリニトロンカラーテレビは19年(2年前に買い替えました)使用できたし、36年前に買ったラジオ(スカイセンサー5500)は、未だ現役です。

こんなことを書くのは、我が家にいくつかの事例が発生したから。

一つはトースター。蓋が手を離せば閉まるためにバネが仕込まれているのだが、そのバネが高熱で劣化が早まったらしく、わずか数年で断線した。ホームセンンターで買ってきた同寸法のバネで代用していたがこれも断線。本質的な機能の故障ではないのに、高熱にさらされる安価で小さな部品の耐久性がそれより劣ったために日常の使用に耐えられず、買い替えることになった。3000円の商品と言ってしまえばそれまでだし、海外での生産で、いろいろ事情もあるのだろうが、わずか数円の部品のための買い替えはもったないと思はざるを得ない。

その前のイタリア製のトースターも タイマー連動スイッチが数年で壊れたので買い替えたのに。

我が家のトースターの寿命は短く、毎朝使うから消耗品という感覚になってきている。
最近購入した無印良品のトースターは機能、値段 デザインともに気に入ってるので
ぜひ長持ちして欲しいのだが・・。

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私が学生時代は、エアコンなんて買えないから大学の生協で買った扇風機があった。
それから社会人になってから結婚してしばらくまで10年以上使っていた。
17年前に子供が生まれて、赤ちゃんが暑い夏を過ごすにはエアコンじゃなくて
またブンブンとちょっとうるさい扇風機ではなくて、そよそよとそよぐ扇風機がいいということで、買い替えた。
土台にリモコンが一体で収まるように付いていて、単調な強中弱の切り替えだけではなく「自然の風に近い風を送ります」という強弱のリズムを自動で繰り返すランダム運転が目玉だった。当時 1/f ゆらぎ なる理論が世間に普及し始めた頃だ。白とブルーが主流でいかにも白物家電といったデザインが主流だった中で、マットなグレー一色でシンプルで端正な佇まいも気に入っていた。

その扇風機は、以来我が家で実に16年以上活躍している。
7年目の夏、その扇風機に過ってタオルの端を巻き込んでしまい、羽根が破損。
羽根だけ部品交換で注文し、着荷までの間にあまりにも暑くてもう1台同シリーズを買い増した。で、今は9年目の扇風機と2台ある。

今夏の使用のため納戸から出して組み立てていて、9年目の扇風機の羽根にスピンドルにかませる部分がプラスティックの劣化で破損しているのを発見した。

本体はまだまだ使えるから羽根だけ部品交換したいのでネットで調べてみると、同じよう事例があって部品代に3千円くらいかかるかようなことを見つけた。新製品に買い替えられるくらいの値段だが、今時の扇風機は機能も耐久性もデザインも劣るのである。

サービスセンターは平日の昼間しか対応してくれないので、羽根だけ注文するといくらなのか量販店で調べてみたところ1500円との回答。一番破損しやすく、かつ交換部品としての注文が多い羽根として、新製品価格とのバランスからかなり適正に設定されていると感じた。

16年前の製品と9年前の製品でも、羽根の部分の設計は共通化されていた。
家電量販店で同じメーカーの現行品の扇風機を観察してみたら、目視ではほぼ同じ設計構造になっていたから、20年近く前の製品から現行製品まで部品を共通化していて、使用可能としているのだろう。力量のかかる部分の材料劣化速度が他の部品より早いのはは回避できないから、そういうことまで考慮しているのではないかと、かなりポジティブに解釈してみた。

メーカーのプラットフォーム設計、コスト、品質、部品在庫管理が合理的に実施されていている証で、さすが日本で最初に扇風機を製造、発売したメーカーとしての歴史とノウハウ、そしてプライドを感じる。
こういうところに消費者は信頼を寄せるべきなのである。
しかし、そうはいっても部品の材料代以上にアフターメンテナンスのためのコストがかかる事実は、新製品に買い替えた方が結局安い、という現実もある。

2007年の夏に、30年以上前に製造された扇風機を使用していた老夫婦が、経年劣化による発火で火災となり、犠牲者となる出る痛ましい事故が発生した。
これを教訓に今年の春から「改正消費生活用製品安全法(改正消安法)」が施行され、製品有効寿命の明確化が実現している。

いろいろ調べてみると、扇風機はだいたい15年の耐用年数で設計されているが、日本以外のコストの安い国で製造された製品では4年なんて言う表示もあるそうだ。これもユーザーニーズの結果のひとつなのだろう。

事故発生率を下げるのではなく,コストをかけてでも「社会に許容される安全」を確保した上で,信頼性向上とコスト削減の両方に取り組むというのが本道のはずだ。現場では「回り 道」のようにも思えるが,実際には製品安全における消費者との「契約」を順守し、信頼を築いて行くための結局は確実な道なのである。技術開発は,単に品質を上げる、機能を上げるということで信頼性を高めることにではなく,安全を確保した上で信頼性を高めることにあるのはいうまでもない。

日本のモノづくり、というのは、八百万(やおよろず)の神という、加工する精度や品質、ディティールにまで神が宿っている、という精神性を持っていることが強みだと思う。

それがまさに耐久性、アフターサービスの合理性に繋がる日本のメーカーの信頼性であり、商品企画、設計開発の良心のはずだ。

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2009年7月 3日 (金)

目利・予測・説得

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働くということ、報酬とは何ぞや、
企業に属することの意味 なんてことをここのところ考える機会が多かった。

まずは 企業に属してデザインするということ。

企業に属していながら 個人でクリエイティブな活動する人も増えている。
まあ、制作ツールや環境、発信受信する手段もカンタンで多様になったから。
世の中の人、すべてが表現者と言っても過言ではない。
だから個人でもデザインは可能。

クリエイティブな活動のどちらも手を抜かずに高いクオリティを発揮している人は
そのパワー、生き方がすごいと思うが、
そういう類の人はやはりそれなりの積み重ね、バックボーンがあって
多くの人は中途半端になってしまいがちだ。

メッセージ性とデザインされたモノ、コトとしての違いは大きいと私は考えている。

企業の実際の現場で起きている話は公表されていること以外、
ここでは書かないけど
切った貼ったのプロセスそのものがまさに醍醐味な訳です。

どこにおいても 私情も含めた様々な事情や関係や
制約条件、発生する問題を乗り越えられず
あるべき姿が潰れたり、方向を変えてしまうことも多々あるなかで
しっかり完遂して世に出て行くプロセスを経たものには力がある。

そのチカラをつける試行錯誤のパワーは個人であろうと
企業に属して行こうが必要なのであるが、
そのプロセスを間近で見る(学んで気づく)ことできたり、
まさに一緒に加わったり、責任の大小あろうと自身がリードしたり
という様々なケースを多く体験し、世の中に出て行く影響の大きさを実感できることが
企業に属していることの醍醐味といえる。

ただし、責任感や影響力に対し 鈍感になってしまいがちな 緊迫感に欠けることが
あるのが懸念かもしれない。

その醍醐味をさらに自分のものにしていくキーワードは 目利き 予測 説得 ということなのだろう。

気づき、先読みし、配慮する
まさに独創力、発想力の原点だと思う。

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2009年7月 1日 (水)

つもり

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コミュニケーション不足 というコトバでは片付けられないことがよく起こる。
指示した「つもり」 教えた「つもり」 わかった「つもり」 十分に検討した「つもり」 ちゃんと見直した「つもり」 つもりつもって 結局 ものすごく遠回りをしたり、時間がかかったり。

それがお互いの教訓になれば、次には「つもり」が少しは減って質が上がるはず。しかし、徒労感が負のスパイラルに陥ることもある。

ただ、ベクトルの向いている方向が違うとか、「こだわる」度合い差の「つもり」とは違う、単に「そうではないが、そうなっているような気持ち」という意味。

仮説やゴールをイメージする範囲が狭い、力が弱いということは、経験や引き出しが少ないということに行き着いたりする。そうすうると、引き出しをたくさん作れるようにアドバイスした、またはされた「つもり」でも、好奇心、関心がないとか、そもそも自分の価値観が狭いという自覚がなくてリフレーミングもできない。そもそも知らないことを知って面白いとか、よかったと思う習慣がないのか、そういうことが次のモチベーションに繋がりにくい、ということにこちらが気づいたりする。

それまでの環境が影響するのだろうが、社会生活のなかでも成長とかやりがいとかは自分で作って行くものではなく、偶発的だったり与えられるものだという感覚だということが解ってくる。
ある意味とても受動的、保守的なのだが、自己責任の回避ということもいえると思う。
そうだとわかると、こちらも地道にいろんな場面を経験できるように工夫したり、いろんなタイプの人に接する機会をつくったりと、気づきの引き出しを増やしたりといろいろ試みてみる。わかりやすい達成感が「つもり」を減らして責任感に繋がることに気がついたりできるようになるまでお互いが忍耐を覚える。

 

一方で、大してコミュニケーションということを意識しなくても、「つもり」が如何に結果的に生産性が低いということを経験していて、自身の知的好奇心が許容できない人種は、常に「なぜ」を「知りたい」という欲求でどんどん本質に迫っていける。
そういう人間同士の創造的活動を面白がる人達との時間は充実していて楽しいし、互いに成長できる空間を共有している感覚に、信頼関係が生まれうし、時の経つスピード感が心地よい。

この違いはどこで育まれるのだろう。

この両面を体験するからこそ、自分自身の立ち位置を考えたり、時間の大切さを感じられるのも確かなことなのである。

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2009年6月23日 (火)

コダクローム生産終了

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唯一の外式リバーサルフィルム コダクロームが生産を終了し、74年の歴史に終止符を打つという記事を今日の夕刊で読んだ。そうなんだあ。

私にとってのコダクロームと言えば学生時代の記憶が蘇る。

70年代は格安航空券なんて言葉も一般的じゃない頃 まだソ連もベルリンの壁もあった時代に、ヨーロッパへの最短かつ格安だったのはモスクワ経由のアエロフロートだった。
1981年3月、私ははじめての海外旅行で開港まもない成田から留学中の先輩を頼りにドイツ、オーストリアを 3週間程一人旅したことがある。

その時は学生なので当然貧乏で 、父から譲ってもらったPENTAX SPに フジクローム36枚取り10本を持っていった。 そしてとっておきの場所用に1本だけコダクロームを持っていった。
ユーレイルパスを使って 宿泊代を浮かすために夜行列車で移動し早朝のウィーンに到着。 ほとんど人気のないシュテファン大聖堂をコダクロームでカメラに収めた瞬間は 今でも鮮烈に記憶に蘇る。

上の画像はその時に撮影したカールスプラッツのブラームス像。
翌年の大学4年の冬のオケの定期演奏会のメインがブラームスの交響曲第4番であったので、プログラムの曲目解説の横にこの写真が載った。モノクロだったけど。貴重な生写真、資料でもあったのです。

社会人になって、そして家族が増えてからも 1年に1本程度はリバーサルで撮っていたのだがほとんどがフジクロームだった。しかし、もう10年以上とっていないような気がする。

私にとってのコダクロームは80年代の明らかに思い入れが深い1コマ1コマであった。

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2009年6月20日 (土)

Les Mecaniques Savantes(博識な機械)

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「Le Machine(ラ・マシン)」は、フランス・ナント市を拠点にする、人間や生物をモチーフにした動く巨大オブジェの製作や演出をするグループだ。

Les Mécaniques Savants(博識な機械)と呼ぶ巨大蜘蛛型マシンは、 2008年9月にイギリス・リバプールで1号機"Princess" が発表され、今回 Y+150のためにあらたに製作された2号機"lady"とともにプレイベントで来日を果たした。

4月18日の上陸と19日に日本大通りを2台で歩くパフォーマンスには60万人以上が集まったと新聞に載っていた。

現在、横浜開国博の「はじめての森」会場でパフォーマンスを見せてくれているのは2号機の"lady"らしい。

実物の迫力は想像以上だったが、その人工的な造形物としての美しさは形容がしがたいものだった。独創性、芸術性、機能性、そして人間と機会の融合。

静止しているときのディティールも魅力的なのだが、動いているときの複合的な有機性は嘗て経験したことの無いものだ。

追っかけも登場する程のその魅力はうなづける。

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日本人7人のパイロットが観客の拍手に迎えられて登場。

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最大に大きくなるとこんな感じ。高さ12mといわれるが、かなりの迫力だ。

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足の裏が真上に来たり(頂上のパイロットが覗き込んでこっち狙ってます(^^;)

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脚が目の前に振り下ろされると、ウルトラQ(ふる〜〜)や二十世紀少年の映画の中にいる気分。撮った画像も特撮か映画の一コマのように迫力があって様になる。が、コンパクトデジカメでふつうに撮っただけ。

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行く手を開けろと言わんばかりに放水を狙い撃ちされる。パイロットの目線が明らかにこっち向いている・・。このあとカメラをかばいながら後ろ向きに後退・・。隣で一眼レフを構えていた女性もかなりやられていたなあ。

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お、真下に入っている・・。

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小柄な女性パイロットが頂上でこの巨大なメカを操縦しているという様が、演出効果も抜群だ。

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実は 下のセンターの男性がキャプテンで総指揮をしているらしい。

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ディティールを観察してみると、なんと蜘蛛の甲殻部分は実は木材なのである。

乾燥のためか、ひび割れを発見して解った。

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おしりの部分も木材を集成し、削って造形したようだ。

FRPのようなプラスティックを想像していたが、木材という素材、荒削りな造形美がこの迫力を生み出していると判明。

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支柱や、全体を支えるクレーン部の主柱などにも実は機能性だけでなく細やかな装飾があったり、パイロット席の椅子のデザインとっても、かなりディティールは計算されているようだ。

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目玉は何の役割を果たしているのだろう。木材でできた脚のカバーも左右はビスで停めてあるが、位置決めのところはかんぬきのようにして停めてあって興味深い。

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エントランスを入って右側のコーナーに 「Le Machine」のこれまでに制作された作品やパフォーマンスの様子を紹介したコーナーがある。(気がつかない人も多いようだ)

ここに 像やキリンなどのスケッチも展示してあるので必見です。

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Y+150

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横浜の開国博 Y+150 に行ってきた。
前売り券を買っていたので、暑くなりすぎず、混みすぎずというこの時期に。
入場料の割に見るべきものが・・・、とかいろいろな影響が重なって観客動員数も予定を大幅に下回っているなど前評判もあまり芳しくないようだ。
一番の目的は、フランスのアートパフォーマンス集団「ラ・マシン」のスペクタクルを間近に見ること。

馬車道駅を降りて、最初に「はじまりの森」へ。ここの建築は、横浜に拠点を置く建築集団「みかんぐみ」によるものだ。期間限定の仮建設と低コストという条件の中で、パイプをクロスさせながら逆円錐形で構成された構造体とその配置は白で統一され、既存の樹木の形状とのリズムも軽やかに、見事に森というイメージのエントランス機能を演出していた。

11時10分前にエントランスをくぐると、広場の向こうに蜘蛛が佇んでいるのが見える。

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スタッフが立っていて、もう真っすぐそれ以上には進めないのでそこで待つことにしたら、「ここでご覧いただくと、水に濡れることになります。また 正面ゲートまで後退しながら観覧いただくことになりますのでご協力ください。」とのこと。偶然だったけど入ってたまたま立ち止まった場所で、びしょぬれになりながらパフォーマンスを堪能できた。

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1回20分のパフォーマンスが2時間おきに1日5回ある。初回の11時からは一番奥の待機場所からエントランスゲートまで移動距離が大きいようだ。正面で鑑賞すると、起動から蜘蛛の真下に入り込んで見上げる状態、そして少し下がった中央で佇むところまで変化に富んだ観察が出来るのでオススメです。

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ミストによる気化熱で気温の上昇を抑えた「黒船レストラン」で、以前テレビで紹介されていたお目当ての「牛鍋開花うどん」をランチにいただく。こういう場所での食事にしてはお得感がある。

徒歩で向かいのトゥモローパークへ。以前 1日1500円の駐車場だったところだ。

ここで、岩井俊二氏プロデュース、脚本X北村龍平監督の「BATON」エピソード2を見る。
3部作の真ん中だけ見せられてもなあ。待ち時間はほとんどなく20分の映像といえどもエンディングロールと予告編が2割くらいあるし。一部を見た人の感想も結構厳しい。
会期中に入場券を3回買って見に来るリピータさんより、ファンなら後日発売されるであろうDVDを買うでしょうねえ。

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さらに奥にある昨年は横浜トリエンナーレ会場だった新港ピアに移動。
本社が横浜に里帰りする日産のパビリオンなのであるが、立ち見のハイビジョンシアターにほとんど動かないPIVO2くんにエンターテイメント性は期待しちゃあいけない。最後のコーナーで「思いやり」を言葉に託すというコンテンツで自ら参加意識を高揚させるくらいしかありません。

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外に出ると黒船体験ツアーの船が。朝10時からY150トゥモローパークインフォメーションで配布される整理券を持っていると乗船できるのだそうだ。入場券があれば誰でも乗船できる訳ではないので、こういうことは事前に調べていくといい。

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随分歩いて疲れたので赤レンガ倉庫でちょっと休憩。ちょうど横浜フランス月間でもあるので、ガレットを食べながらビールをいただく。ビールはもちろん地元横浜のキリン。懐かしのハートランドビールで。

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さらに歩いて、6月2日にオープンしたばかりの「像の鼻パーク」へ。

ちょうど大桟橋に「にっぽん丸」が入港、着岸したところだった。ここは1854年5月31日にペリーが二度目の来日で初めて横浜に上陸したまさにその地であり、1859 年に日米修好通商条約が締結されて以降、横浜で最初の本格的な波止場となった象徴的な場所だ。

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パークの一画にアート作品の展示や音楽・ダンス・演劇といったパフォーマンスを行う多目的スペースとして「象の鼻テラス」がオープンしていたので覗いてみた。設計は小泉アトリエ、「象の鼻カフェ」を含めた運営は表参道にあるスパイラルで実績のあるワコールアートセンターが担っているのだそうだ。ゾウノハナソフトがかわいい。

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なんと、カフェの椅子とテーブルは本物のアルヴァー・アールトのスツールなのだ!そこにフィンランドの画家カティア・トゥキアイネンさんと緑区の小学生のワークショップで造った物語の絵を描いたパネルをくり抜いて座面に貼ったのだそうだ。

カフェの制服はファッションデザイナーの皆川明さん(ミナ ペルホネン)が手掛け、メニューはフードクリエイティブ・チーム「eatrip(イートリッ プ)」と鎌倉中央食品市場内にあるカフェ「パラダイスアレイ」が参画するなど、結構 横浜市としても力が入っている。秋以降にいくつものイベントが予定されていて、ちょっと楽しい場所になりそうだ。

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おしまいに 「くじらのせなか」から 横浜の港を一望してY+150を締めてみた。

入場料の割には・・という巷の評判もうなずける。

けど、ラ・マシンのパフォーマンスだけは、今までにない体験ですのでぜひ一度。

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2009年6月16日 (火)

Design The Happiness

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先週の水曜日の夜は INFO GRAPHICS NIGHT Vol.1 を聴きに
向ヶ丘遊園駅前にある専修大学のサテライトキャンパスに来ていた。

今日は、自分が学生さんに話すためにまた向ヶ丘遊園にやってきた。
一個人のデザインに対する想いや姿勢を語ることで
1年生のこれからの学びや進む方向のヒントになるようにということで。

今までにもいくつかの大学で1コマだけの特別講義をやらせていただいたことはあるが
いずれもデザイン系であり、仕事として企業での具体的な仕事のプロセスや成果を紹介することが主だった。
今回はHowでもなく、具体的な商品のプロセスでもなく、何のためにというWhat を話すことにした。
「情報と社会」という科目で、自らが進む方向性を定めて行く基礎作りを目的とした授業なので、わかりやすく噛み砕いて、そして私個人の想いを伝えて欲しい、ということだった。

で、考えたテーマが表題の「Design The happiness 幸せをデザインしよう」
これで、自分自身の生き様と「教える=気づかせる」「学ぶ=気づく」「実践する=気づきを確かめる」「結果を出す=共感する」というサイクルを人の上下関係なしに、そして目の前の期待に応えながらドンドンまわして行こう、という話を具体例をまじえながらまとめたつもり。

おかげで随分と自分自身わかっているようで曖昧になっていたことを整理する機会となった。先日の木村さんの講演の際、私が質問した「わかりやすい、ということは相手がわかったつもりになってしまわないか?本来のわかりやすくすることは、気づかせてあげて、さらにそこから探求する気持ちが育まれることで新しいことが生まれるのでは?そのための解りやすさのさじ加減はありますか?」の意味は、まさに今日のための自問自答だったのだ。

結果的に4年生からのナイスな質問や、終了後に個別に質問してくれた1年生のとってもシンプルな質問を受け応えしていて、実はとても嬉しくなった。
なんとなく 伝わった気がしてきたから。でもやっぱり1年生には難かしい、というか実感わかなかったかなあ。

教えるということはやはり学ぶということ、多くの気づきがあった。
このような貴重な機会をありがとうございました。

それにしても300人相手の講義は大汗です。コンサートだって300人のホールを満席にするって大変だし、満席になったらなったでとても緊張するし・・。今日は徐々に席が埋まって(空席や後ろに座らないように指定席にしてあるんだそうです)、ザワザワの大きさが増すにつれ、久々に最初だけ緊張したなあ。カラーユニバーサルデザインにも配慮しながら作ったパワポ100ページ(1ページにキーワードだけなので)、練習なしのぶっつけで、早口にならないよう気をつけながらもなんとかギリで60分強に収まった。まあ、話すことを整理するラピットのような役割で、少し寝かせては何回か削り直したけど。アサノ先生のおっしゃるタイムマネージメントを実践してみました。

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2009年6月11日 (木)

INFO GRAPHICS NIGHT Vol.1

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昨夜は INFO GRAPHICS NIGHT Vol.1 を聴講した。

講師の木村さんは 長野冬季オリンピックの公式ガイドブックのMapをはじめ
記念切手などのイラストまでを担当したり、今やSND(ニュースデザイン協会)の国際審査員を務めるなどインフォメーショングラフィックス界の第一人者だ。
お互いにブログを通じて知っているようで、実はちゃんとお話を聴かせていただいたのは初めて。
とにかく失敗を怖れず、一歩前に出て行く行動力と、経験と実績に裏打ちされた示唆に富んだお話は説得力がある。

しかし、木村さんのお仕事の主要な場であったメディアとしての新聞が斜陽であることは、紛れも無い事実。
毎朝新聞を読んでいる人は?という呼びかけに学生さんを中心に会場にいた60人のうち手を挙げた人はパラパラ・・。お家で新聞をとっている人は?という問いで半数以上が手を挙げたものの、新しいメディアの登場に今や新聞の価値、位置づけは大きな変化に直面している。そういうなかでインフォメーショングラフィックスは今後 どのような場で進化していくのだろうか、一緒に考えて行きましょうという投げかけをいただいたのだと思う。

また、海外ではインフォメーショングラフィックスは重要なデザイン分野として認識されているのに日本では非常にポジションが小さいという話も興味深かった。
勝手に 表音文字文化の欧米ではイメージを補い、定義するためにはグラフィックは重要だが、言葉が豊かで表意文字文化の日本では、文章の行間からイメージできる感性が豊かで、それがインフォメーショングラフィックスをそれほど必要としなかったのでは、なんて言う自説を考えてしまった。

今度 木村さんとじっくりまたお話してみたいものだと思った。

会場には、主催のコミュニケーションデザイン研究会の秘蔵本コレクションの展示があって、これまた興味津々。お宝を手に取ってみると、ちょっと蔵の中のカビのいい匂い(笑)が鼻と好奇心をくすぐってくれたのでした。

Vol.2が楽しみだ。

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2009年6月 7日 (日)

Less but better

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純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考

府中市美術館
2009年5月23日(土)〜7月20日(月/祝日)
開館時間:10:00 - 17:00(入場は16:30まで)

月曜日休館
入場料:一般800円、高校生・大学生400円、小学生・中学生200円
主催:府中市美術館、日本経済新聞社

ファインアート中心のいわゆる美術館で企画、開催されたデザイン展である。

府中美術館のコンセプトは「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」とある。2000年にオープンし、過去にリートフェルト展などの好企画をやっているらしい。なので、今回の企画展は「使い手の立場に立ったデザイン」という素材と機能の本質を追求した仕事を振り返り、モダンデザインの理念を自分たちの生活と美術を見直すきっかけとすることで、美術館のミッションに適っているのだそうだ。

大阪のサントリーミュージアム[天保山]で昨年この企画展が開催されていたのは知っていたが、さすがに出かける余裕も無く、東京への巡回展はありがたい。

この展覧会に先立ち、5月23日に武蔵野美術大学で開催されたシンポジウムはディーター・ラムス氏自身が登壇し、盛況かつ示唆に富んだものだったらしいことが、あちこちのブログから伺い知れた。

東京でBRAUN展が開催されたのは2005 年の9月から10月にかけての約1ヶ月、AXISギャラリーだった。その時は「ブラウン展ー形を超えたデザイン」というタイトルで、夜19時まで開場していたので会社の帰りに寄り、ワンフロアで結構充実している展示に見入った記憶がある。76ページのパンフレットを今でもデザインの10原則をはじめ、デザインの何たるかを振り返るために手に取ることがある。

今回、府中美術館というロケーションと開館時間の制約条件から平日に訪れることは難しいので、日曜に車で訪ね、一人でじっくり見ることにした。最寄りの駅からは20分近く歩いて、府中の森公園の中を通り抜けたところにある。夏を思わせる今日のお天気に、公園の中は水遊びに興じる子供達の歓声がとても愉しそうに響いていた。車による来場者には公園の一番奥に60台の無料駐車場があり、そこから数分の場所に美術館は位置している。今日はG1レースが競馬場であるので、午前中の空いている時間に移動、道路が混雑するお昼過ぎには府中を退散した。

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展示は、AXISの時とは比較にならないほど充実し、かなりの物量であった。
最初のコーナーでデザイ ンの流れを年代によって俯瞰できるようになっていて、デザインの初心者にも視覚的に分かり易く理解が進むよう工夫がされている。
その後はディーター・ラムスを軸に、BRAUNのデザインを巡って行く構成になっている。

展示されているデザインは量産製品なので、一部はアクリルケースに納められているものの、多くはグルリと眺め回ることができ、外観の部品構成から微細なディティール、繊細な表示に至るまで、じっくりと観察できる。

機能的、素材的にも当時としては画期的な提案であったはずで、50年を経て今でもまったく古い新しいを超えた普遍的なデザインであることは、いかに合理性を追求し、社会的な理想を目指したかをそのもの自身が雄弁に語っていた。

最後にディーター・ラムスが1962年にデザインし、現在でも生産されている620 Chair Programmeというソファに座りながら、Who is Mr.Braun?(ミスターブラウンとは誰か?)というDVDを約1時間見た。本人のインタビューから、結果に至るまで、いかに自身や企業内部でのマーケット部門、技術部門との対峙、葛藤が凄まじかったが伺い知れる。常に彼らは「増やす」ことを要求し、ラムス氏は「減らす」ことで「より良く」という彼自身の哲学を貫くにはいかに強靭あな精神力が必要だったか。戦いの中で、アイデアが実現にまで至ったのは5%にしか過ぎないと。

このDVDには、ディーター・ラムス氏の私生活も紹介されていた。欠点だらけの自身は、いつも成長して生きたいと考えているし、強い意志を作るには、よい私生活が大事であると彼は語る。理解と包容力のある良きパートナーが必要だと。そして映像で紹介された個人邸の庭は明らかに日本庭園だった。盆栽も映っていた。

DVDの中で 日本ではディーター・ラムス氏が神格化されていると語る人もいたが、彼がモジュールや可動性の提案において、日本の用と美に共感していたのだろうという推察も容易だ。そして重要なのは日本のデザイン界が彼に共感し、影響され、学んだ工業製品と工業デザインに与えた影響も計り知れない。某社の30年前のデザインはまんまじゃないか、と言わざるを得ない。

最後のコーナーに、ラムスがデザインした製品へのオマージュともいえるAppleや 深沢直人氏、ジャスパーモリソンがデザインした製品が展示されていることが、デザインという文化を創った功績を讃えているように思えた。

DVDで本人が語る内容の示唆はもちろん非常に興味深いが、ソットサスやサッパーらがディーター・ラムスを、そしてドイツデザインを語るコントラストと自己批判的なところがなんとも修行僧のようなラムスに対し、人間的で色彩があって面白かった。

この映像は1時間とちょっと長いけど、椅子に座って鑑賞することをお薦めします。

また、ミュージアムショップで販売されている800Pで4,000円する図録、これがまた大変な充実ぶりで、買って損はないと思う。

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2009年5月28日 (木)

骨とデザイン

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内覧会の招待状をいただいていたので 同僚達と行ってきました。

第5回企画展 山中俊治ディレクション 骨」展
21_21 DESIGN SIGHT
2009年5月29日(金)〜8月30日(日)
開館時間:11:00 - 20:00(入場は19:30まで)

火曜日休館
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
     (15名以上は各料金から200円割引、いずれも消費税込み)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、財団法人 三宅一生デザイン文化財団

私たちの体を支える骨の一つひとつに数十億年にわたる生物の進化の歴史が潜んでいるように、「工業製品の骨格」にも込められた意味があります。それは素材の進化を物語り、ものをつくる道筋や、人の思考の骨組みがかたちになったもの。まさにデザインの骨(こつ)なのです。

本展では、デザイナーとエンジニアの視点を持って活躍する山中俊治を展覧会ディレクターに迎え、洗練された構造を持つ生物の骨をふまえながら、工業製品の機能とかたちとの関係に改めて目を向けます。

キーワードは「骨」と「骨格」。12組の作家による作品に触発されながら、「未来の骨格」を探っていきます。

ディレクターの山中さんが進行形でブログを公開していることは
4月20日のエントリーで紹介した。

それを読みながらかなり期待していたけど、実際の作品はそれ以上でした。
 
物事の骨格を形成する機能美だけではなく、
エンターテーメントのように楽しむ要素もありながら
多様な視点からのアプローチに
非常に深く考えさせられたり、
表現のために緻密に積み上げられたプロセスに驚嘆したり。

ロビーでは、300キロの固まりを10人がかりの人力で運び入れたという
フェアレディZのホワイトボディが出迎えてくれる。

アプローチから続く静的で緻密な展示をトンネルのような廊下伝いに見て行くと、急に広がったメイン会場にたどりつく。そこでは動的な体験が出来る仕掛けになっている。

そこで作品の横にいたMONGOOSEの松山さんに
Galvanic Frameの仕掛けの苦労や秘密を教えてもらった。

昨日のプレス向け内覧会の20分前まで笑わなかったらしい
明和電機のWAHAA GO GOは
見事に例えようの無い笑い声を披露してくれた。
土佐さんが声帯まで見せてくれる大サービス。

でも静かな会場でひっそり笑われたら、ちょっと夜眠れなくなるかも。

takram の Phasma は走る機能だけを抽出した
極めてシンプルな構造ながら目にも留まらぬやんちゃな動きと
メカなのに走り疲れてぜいぜいしちゃう姿に
思わず「かわいい・・・」とつぶやいてしまう。

another shadowでは同僚達と楽しみまくってしまった。

玉屋庄兵衛さん自ら操る新作のからくり人形の矢を射るところも
かぶり付きで見た。

残念ながら山中俊治研究室の「フラゲラ」は不調で動かず。
足を分解されて調整することで 結果的にサーボモータやバランスをとっている
骨が見れてしまいました。あの学生さん達は明日の一般公開まで徹夜だろうかと心配になってしまった。

見応え十分な 秀逸な展覧会です。

カタログも買ってしまったが こちらも作品の開発プロセスが非常に充実していて楽しめます。

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2009年5月24日 (日)

建築の品格

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道ばたにもうコヒルガオが咲いている。

今朝のNHK教育テレビ「日曜美術館」は
建築の品格 建築家ヴォーリズの”愛される洋館”だった。

4月15日にこのブログのエントリーで紹介した
「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ  恵みの居場所をつくる」という展覧会の紹介だ。

展覧会ではパネルと模型、図面などとても充実していて、それらを通してヴォーリーズ建築とその人柄まで堪能できる充実した内容であった。

今日の放送では、建築家隈研吾氏の話がとても興味深く、何より現地取材によるハイビジョン映像での紹介、そして建築を愛する人々の生の声、表情が何よりも立体的で、より一層充実した内容になっていた。

豊郷小学校階段の手すりのウサギとかめのエピソード、そこで学んだ80歳になる元小学生の楽しそうに語る笑顔、そして、神戸女学院の信じられない程素晴らしい状態で使用に供している講堂、図書室。簡素でありながら豊かな、ひたすらそういう空間で学べることが羨ましい。

今でも 一粒ヴォーリズ建築事務所は、設計する建築家自身の人生が豊かであるために、家族と過ごす時間のために残業が無いそうだ。隈氏が「建築事務所では、残業しない人というのは変わり者扱いだけど、本来はそうあるべきだねえ」などと思想や技術、表現の先端を競うような現代建築のあり方への自戒を込めて、また学校の授業で教えることも無いヴォーリズ建築については、人間と建築についての根源的なところからデザインを考える姿勢をあえて見習うべき時代かもという発言が印象的だった。

建築というものを使用する人のためのことを考えて提案しているからこそ、使用する人達がそれを受け入れ、また大切に受け継ぎ、多くの人の共感を呼び、愛されている。
そういうことがあらためてよく感じられる番組でした。

再放送はNHK教育テレビ 5月31日(日) 20:00〜20:45 です。 

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2009年5月23日 (土)

脳トレ

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お昼に脳トレパンを食べ、

NHK教育テレビで「日常にひそむ数理曲線」を見る。

私たちの身のまわりの、何でもない生活の中をある視点から見たとき、はっきりと数理的曲線がうかびあがってきます。それは、この雑多に見える世界の裏側に、たしかに数理的原理や物理法則がはたらいていることを示しています。

この『日常にひそむ数理曲線』は、2005年から進められてきた慶應義塾大学の佐藤雅彦研究室と、ベネッセ教育研究開発センターの共同研究による、あたらしい教育映像です。
(ユーフラテス HPより)

シンプルでありながら妥協の無い映像、センスの良さはさすがです。

太田光(爆笑問題)のキャラが全然表に出ないくそ真面目なナレーション、というのも細部のこだわりという意味ではちゃんと狙っていて、ウイットに富んでいる。

2005年の正月にNHKで放映された「"考え方"が動き出す 佐藤雅彦研究室が生む新しいアニメーション」という番組を娘と一緒に「え〜〜!!」といいながら見たときの衝撃を今でも思い出す。ピーターバラカンのナレーションというのも味があった。黒板にチョークで書かれた「entertainmentからinterestへ」というメッセージが印象的だった。 

「よく解らないことや目に見えないものを誰でも分かるように視覚的に表現する」

まさに情報デザイン。

脳を刺激されました。

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2009年5月 9日 (土)

アイスクリームの日

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昨日の朝の土砂降り、肌寒さはどこへやら。
初夏を思わせる陽気に、アイスクリーム店には列が・・・。
今日、5月9日はアイスクリームの日。
1869年(明治2年)5月9日に日本で初めてアイスクリームが製造販売されたことを記念するもので、アイスクリーム発祥の地である横浜・馬車道通りでは、毎年恒例でアイスクリームが無料配布される。馬車道のスタバの前に、アイスクリーム発祥を記念したモニュメントもあります。初夏の風物詩としてその長い行列とおいしそうな笑顔の様子が毎年地元では報道される。

実は、横浜だけじゃなくて日本中のサーティワンアイスクリームでも、店頭でユニセフ募金に協力すると、好きなアイスクリームをワンスクープ(レギュラーシングルコーン)プレゼントしてもらえる。
このイベント 2002年かららしいのだが、毎年子供達が学校の帰りに友人達と並んでアイスクリームを食べた話を楽しそうにするので、「アイスクリームの日」というのを知っているのだ。
ただし、各店頭2時間のイベントで、店舗ごとに開催時間が異なるのがミソ。
7時〜9時なんて朝っぱらからというところもあれば、18時〜20時なんていいう部活帰りにばっちりなところまでいろいろ。帰宅途中でタイミングのいいお店や後日でも大丈夫な整理券配布タイプのお店に並ぶらしい。
今日は、土曜日なので画像のように10時〜12時開催の近くのショップでは家族連れが列を作っていたけど、午前中ということもあってかそれほどの長蛇じゃあなかった。場所と時間によるのかな。並んでいる人達はみんな笑顔でした。

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2009年5月 7日 (木)

景気は?

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横浜市から「定額給付金のご案内」が今日到着した。

市のHPには5月7日以降世帯主宛に順次発送とあったので、順調に実務が進んでいるようだ。
といっても、一番早いところでは3月5日から支給が始まったているし、4月中に支給開始した自治体はすでに1640と全体の9割もあるので、札幌、仙台、名古屋などと並んで遅い方だ。
東京の国分寺市では庁舎の耐震問題で作業場所が確保できず、臨時のプレハブが出来てから発送作業をするので支給も6月以降になるそうだが、概ね政令指定都市は人口や世帯数が多いため、システムの改修に時間と経費がかかることが要因のようだ。

ちなみに横浜市の場合は、170万世帯への支給総額550億円、そのための事務費は31億円にも上り、「定額給付金に関する契約関連情報」の資料に、 集中センター業務委託のための入札や仕様の説明まで詳しく公開されている。

到着した封筒表面には視覚障害者用に点字のエンボス加工が施してあった。
点字の表示内容は「定額給付金申請書」だそうだ。
封筒は封入物が見えないように内部は「YOKOHAMA」という地紋入り。
点字入りの案内をどう用意するのかはもちろん自治体の裁量だが、公開されている業務委託内容の中に170万通すべての封筒に点字を施すことが仕様として最初から入っていた。型作っちゃえば、ランニングコストは変わらないからこういう配慮はいいことだと思う。すでに自治体によっては納税通知書に点字を施したり、シールを貼ったりしているらしいが、今回のように一斉に発送する際には実務面やコスト面からすべてに施した方が合理的なのだろう。そうすることで初めて一般市民にもこのような配慮を行政が実施していることを知ることができたのだ。

そもそもの話だが、定額給付金というのは、景気が悪くなったからなるべくお金は使わないでおこう、と思う国民に政府がお金を上げ、お金が動くきっかけを作ることで景気を刺激しようという政策だ。
12,000円/一人でも十分ありがたい、という人もいれば、気前よく使うには少なくて景気回復に貢献しないのだから、少子化対策や従来の景気対策のように道路や鉄道といった地方経済を活性化するインフラ整備、環境や医療、宇宙に関する新技術の開発に使った方が効果的、というのが反対論。また、国民の税金を自民党の選挙対策資金として有権者に配ったまで、という指摘も一理あって、表向きの目的だけでは語れない。

反対なら返上という選択肢もある。給付されるのだから貰っちゃう人がほとんどだろうが、使いみちを自治体に託すという選択肢も用意されている。託すほど行政が信用されていればいいんですけど。

いずれにせよ、次に待っているのは消費税増税。こっちの方が大問題なんだ。

その前にGW明けに
新型インフルエンザの影響も出てくるだろうし、さらに決算発表が山場を迎える。
来週は定額給付金もぶっ飛んでしまうかもしれない、今後の景況を左右する大事な局面になるだろう。


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2009年5月 6日 (水)

テレビでの伝説的ロックの名演

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GW中に見た音楽番組の名演 2題

5月3日 9時から放映された「題名のない音楽会」

5月3日から有楽町で開催されていたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009の今年のテーマ「バッハ」に因んで企画されたのだろう。

圧巻はマーティ・フリードマンのエレキと井上道義氏が指揮し、チェロも含めて全員スタンディングで演奏したオーケストラアンサンブル金沢との競演による「ブランデンブルグ協奏曲第3番の第3楽章」。

バッハはしばしばロックやジャズでもカバーされる程、相性がいい。それは音楽構造が「メロディ」「コード進行」「ベース・ライン」ででほぼ出来ている「若い」音楽だからなのかもしれない。

バロック(Baroque)」という言葉の語源は「歪んだ真珠」を意味するポルトガル語の「Barroco(バロッコ)」を起源としたフランス語だそうだ。だから、17世紀ヨーロッパでバロック音楽が生まれた当時は、それまでの調和と均整の取れた美を追究する芸術に対してはかなり「異端児」だったに違いない。数学的な音の組み合わせだけで神の表現にまで迫るバッハの音楽も、当時は反体制のロックだったということか。

音楽もデザインも文学も表現の世界ではそれまでの調和や均衡を崩すことで「人間」や「自然」の表現に向かうことで進化してきた。それが新しい刺激となり、新たな刺激を求めて複雑化や肥大化して本来の人との関係が見えにくくなってしまったりすると、また原点回帰を繰り返す。

そういう本質的な原点と新しい表現がシンプルに組み合わさった時、そしてそれを表現する人が心から楽しんでいる場に多くのオーディエンスが立ち会えると、大きな共感、感動でわき起こり時代が動くのかもしれない。次の脳への大きな報酬を求めて。

司会の佐渡裕氏が「この演奏は番組の歴史に伝説として残るなあ」と言っていたが、日曜の朝から脳が刺激された。

ゲストの茂木健一郎氏が冒頭で「自分が好きな音楽を自分で演奏している時が、最も脳が活性化される」という自説を披露していたが、それも納得である。


5月4日 23時から放映された「桑田圭祐の音楽寅さん」
妻が面白いらしいと噂を聞いてきたので見てみた。

この番組は”日本を代表するミュージシャン桑田佳祐が「後世に伝えていきたい」名曲をフィーチャーし、ロケやコント、ドラマ、ドキュメントなど、さまざまなアプローチで伝えていく新感覚音楽バラエティ。”ということで、8年ぶりに4月から復活したのだそうだ。

今回は”ソラミミ「アヴィロード」『アベーロード』”
妻と二人でぶっとんだ。大笑いどころか、感動ものだった。桑田さん天才です。

企画し、放送したフジテレビが最も天晴と言うべきか。

「タモリ倶楽部」の中の「空耳アワー」では、外国語の歌詞で日本語の発音に聴こえてしまうところを見つけ出して、パロディ映像とともにそのギャップを笑ってしまう、という趣向だ。(上述のマーティもよく空耳アワーに出ていたなあ)。しかし、この番組では、1曲すべて、さらにはアルバム全曲を空耳のパロディで貫き通すという徹底した快挙を実現していたのだ。

ビートルズのアルバム「アビー・ロード」全曲を、オリジナルの英語の発音、イントネーションとよく似た日本語、それも痛烈な政治風刺、社会風刺に意味を置き換えてしまっていた。それを生バンドで桑田圭祐が熱唱し、バンドの演奏も音もオリジナルそっくりに作り込んであって、すごいプロの仕事ぶりなのだ。

タイトルをならべただけでもその面白さ、痛快さが少しは伝わってくると思う。

  1. 公明党BROTHER(Come Together)
   2. さみしい…(Something)
   3. 舛添居ず知らぬ間データ(Maxwell's Silver Hammer)
   4. 親だ〜れ!?(Oh! Darling)
   5. 僕当選さす票田(Octopus's Garden)
   6. iPhone中(I Want You (She's So Heavy))
   7. 爪噛むおじさん(Here Comes The Sun)
   8. 民主党(Because)
   9. 油田は危機を招き(You Never Give Me Your Money)
  10. 国際危惧!!(Sun King)
  11. 民意無視して増した・・・!!(Mean Mr. Mustard)
  12. オレ審判!?(Polythene Pam)
  13. 「死刑」にするも「罰する」も非道!?(She Came In Through The Bathroom Window)
  14. 公然知らんばい(Bye)!?(Golden Slumbers)
  15. 借金(かり)が増え!!(Carry That Weight)
  16. 次年度(The End)

たかが30分のバラエティ番組とは侮れないほど贅沢に作り込まれている。これは伝説的な番組になっちゃうんじゃないか。
たまたま見たので、録画していないのが残念無念。

あちこちのブログで話題になっているし、もちろんYou Tubeにアップされていますから必見です。

どこかで再放送しないかなあ。ビートルズだし、政治的な批判だし、版権とかの関係もあってまあ無理なんだろうなあ。

ロックって固く言うと「従来の社会通念や規範を意に介さないで音楽活動をする」ということ。まさに痛快です。

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2009年5月 5日 (火)

TOKYO SMART DRIVE

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5月5日は首都高の事故ゼロにチャレンジする日。

神奈川から千葉に向かうため
朝、首都高の用賀から小松川までを
J-WAVEを聴きながら 走った。

復路は渋滞を避けて小松川から銀座経由で横羽線、第三京浜を利用。

朝は10時前、そして夜も10時過ぎの移動だったので
途中 雨が降ったり止んだりながらも快適なドライブ。

エコのかけ声もどこへやら、経済効果優先で高速道路1000円という渋滞によるCO2排出に拍車をかけるような政策や利権問題に疑問を抱きつつも、車と社会の関係は、個人とモノの関係から国と地球までに考えを及ばさざるを得なくなる。

でも、車を所有する、運転する という個人レベルでは、子供が小さかったり、住んでいる地域にとって生活と密接な関係なのである。

家族であれば、ドアトゥードアで鉄道よりも短時間かつ安価に時間を気にせず人も荷物も運べてしまう便利さと、気兼ねない会話や音楽とともにプライベートな空間を共有しながら移動できる魅力も大きい。

今日のイベントでは、車を運転するすべてのドライバーに拍手を贈ろう、
人を誉めることで優しくなろう、という 運転する人、同乗者レベルの意識、目線で安全を考えるという企画が面白い。

首都高には今 新標語が掲示してある。

ドライバーが共感できて、気分良く運転できるようなもの。ドライバーにやさしさを届けるような、「安全運転したくなるスマート・メッセージ」

「くるま」乗るなら気持ちは「まるく」

たくさんの 人生が 走っているんです。

不況、若者の車離れ、燃費の向上でCO2は着実に減っているようではあるけれど
車を運転する楽しみ ってのも
もう一度あらためて考えてみるのもいいんじゃないかと。

それにしても 首都高沿いのビルの屋上の看板広告、
金融や中古車関係が一斉に解約したのか、あまりにも「募集中」が多くて、あらためてびっくり。
ランドスケープ、スカイラインももう一度考え直すいい機会でもあるように思う。

桜はすっかり緑が濃くなり、ところどころ目につく赤い点が季節の移り変わりの早さを感じさせてくれる。

ドライブで疲れた身体には菖蒲湯が優しい。

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2009年5月 4日 (月)

復刻版!?

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1999年春夏コレクションとして発売された Swatch Jelly Piano GZ159

パリのポンピドゥー・センター、関西国際空港旅客ターミナルビルの設計で有名な建築家のレンゾ・ピアノがデザインを担当した時計だ。

透明なベルトにスケルトンのベゼル、そして針のカラーが何ともキュートでクールだ。
10年前に購入して夫婦で使い回していたが、プラスチックの劣化によって黄変が進み、汗で金属部も錆びてしまって最近はお蔵入りしていた。

昨日 渋谷LOFTで次女の時計を物色していて、ウインドウの一番隅っこに新品が置いてあるのを発見!即購入した。
店員さんが「よく見つけましたねえ。」と。
「同じものを10年前に買って、気に入ってたんですす。復刻版ですか?」
「いいえ、10年前の商品がスオッチ本社の倉庫に在庫としてまだあったのを、スオッチジャパンの社員が見つけたんだそうです。多分 今売っているのはに日本だけ。電池がゴールドなのが、新品の証拠ですね。」

これはレア!

と喜んでいたのだが、いろいろググってみると
スオッチ誕生25周年を記念して2008年復刻したという記載があったり、
25周年記念で過去の名作ウオッチをアーカイブコレクションとして発掘してきたその一つらしいとか・・真相はよくわからず。

少なくとも25年前、機械式時計から日本製のクオーツ式の時計が世界を席巻した危機感から生まれた、デザイン性と価格を最優先した戦略は革命的だった。春・夏コレクションと秋・冬コレクションの年2回新製品を発表し、1つのモデルは1シーズンに限るというファッション性に優れたデザインと限定性が消費者の購買意欲を駆り立てた90年代前半の大ブームの記憶は鮮明だ。

ちなみにSwatchは ”Swiss Watch”の略ではなくて、カジュアルで手軽なアクセサリーとしての要素を入れた「新しいコンセプト」を持つ「新しい時計」という意味を込めた”Second Watch”の略だ。

携帯電話の普及で腕時計をしない人も増え、その価値観も大きく変わっている。
ブームが去って10年、ブランドやファッション性は定着した今、エコという時代に今後Swatchは どういう意味を持たせようとしているのだろうか。

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2009年5月 3日 (日)

花の絨毯

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昨日、ニュースで横浜の日本大通りが花びらで作られたアートで埋め尽くされている画像を見た。自然が生み出す素晴らしい色の鮮やかさとともに、どうやって絵を描くのかなあ、風が吹いたらどうなちゃうんだろう、などと思った。

今日、渋谷に行ったら、一気に疑問が解決しました。
たまたま通りかかったところで、「どうぞ、一緒に作って行きませんか?」と。

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これでもか! というくらい大量のチューリップの花びら。

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等間隔に穴の開けられたベニヤ板に、下地と同じ色の花を差し込んでいく。
ひたすらの人海戦術。小さな子供から年配の方まで気軽に参加できて、達成感もあり楽しそう。

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実は設計図があります。
自分がどこのどの部分をやっているか確認できる。

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裏はこんな感じ。

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できあがり(これでも一部)

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2009年5月 2日 (土)

シロツメクサ

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シロツメクサ。
江戸時代、オランダからガラスの器を運ぶときの緩衝材だったのが名の由来。
遠い異国からの箱を開けたらふんわりした白い花がぎっしり・・
とはロマンだなあ。

花の咲いていない時期、
私たちはしゃがみ込んで十字形を探す。
そう、クローバーのことです。

我が家のマンションの敷地内で、日当りが悪かったり、子供達が入り込んで芝生が根付かなかった場所にクローバーの種を撒いたそうだ。

以前 日曜の朝の「建物探訪」で、お庭に芝生じゃなくて、ぎっしりクローバーを敷き詰めた家を紹介していたことがあった。そのふんわりしっとりとして、一年中緑の絨毯が楽しめるという発想に、目から鱗がとれた感じがした覚えがある。

根が深い、浅い、虫が付きやすいなど、手入れでメリットデメリットはあるのだろうけど、元々牧草用なので踏みつけには強いのだろう。

三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印、四つ目は「幸福」のシンボルだそうです。

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2009年4月29日 (水)

昭和の日とメーデー

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今日は「昭和の日」。
最も新しい国民の祝日ということで、その趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ということだそうだ。

4月29日は「みどりの日」だと思っていたら、2007年から5月4日になってましたね。
自然をこよなく愛した生前の昭和天皇に因んで「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」という趣旨は新緑のGWにも相応しい。

未だにみどりの日だと思ってる人のためではないが
昭和の日オフィシャルサイト なんてのもあるんだ・・・。

もはやデジタルネイティブである平成生まれの先頭が成人を迎えるわけで
もう社会にどんどん出てきてるわけです。

そして1日おいて5月1日がメーデーなんだけど、
メーデーっていうことを知らない社会人も私の周囲には多い・・。

労使協定でメーデーを会社の休日としている企業は、今まで当たり前のように休日だったかもしれないが基本的には平日。休日ではないので参加しにくいとか、連休の谷間で不便だということで、最近は4月の最後の土曜日に集会が開かれるようになっている。
労働組合活動の強弱や、組合員の連帯の場としてメーデーの意義を伝えることができない、または組合員自身が意味を見いだせないからか、労使で休日取り消しの動きもあるようだ。

休日を有意義に過ごすための用意周到な準備は大事だけれど、なぜ休日なのか、もう少し考える人が増えると、少しは働くことの意味や助け合い、労働条件のことを自分のことと会社の関係、社会との関係を結びつけられるんじゃないかと・・。

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2009年4月28日 (火)

100,000アクセス

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おかげさまで アクセスカウンターの数字が100,000を超えました。
ありがとうございます。

ブログ開設から38ヶ月、
50,000アクセスから10ヶ月目です。

これからもぼちぼちと・・。

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2009年4月26日 (日)

GWの始まり

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昨日の寒い嵐はどこへやら。
今日は一転 眩しい初夏の日射しと強い風。

若葉達はゆらりゆらりと風にたなびいて、一方向に偏っている。

子供達が小学生の頃、毎年GWの始まる最初の日曜は、市の教育委員会が主催する写生大会に参加してきた。数年前までの、新緑の山下公園で大きな画板に画用紙を挟んで絵筆を揮った日が懐かしい。

今年は、GWの始まる最初の日曜に予備校の保護者説明会というのに参加してきた。
だいたい、私は予備校に保護者説明会なるものが何のために開催されるのかも知らないほど認識不足である。予備校の仕組みすらよく解っていない。何のための保護者説明会なのか、そういう説明からありました。

昔も今も変わらぬことは、受験者の志望動向が世相をとてもよく反映しているということだった。

不況による受験校の絞り込み、負担の軽減
日本人ノーベル賞受賞による理学部志望者の大幅増加、
少子化のなかで新設大学、新設学部のイメージ効果による受験生増加

なるほどねえ。その時代で人気学部というのは変遷しているし、今や何を学ぶのかすぐには解らないイメージ先行としか思えない学科名もあります。

私の時は、第1回共通一次のため、大手予備校にコンピュータの導入が始まったばかりで、各地の地方予備校とのネットワーク化を画策したデータ集めのための無料の模試が何回もあった。でその時にしか踏み入れたことの無い予備校の校舎。昔と比較のしようも無いのだが、今時の受験生を持つ親としてこの情報社会では、現時点での入試制度を認識するためには必要なことなのかと納得する。
大学に入ることが目的ではなく、本人自身が「何を学びたいのか」「何のために 学びたいのか」その目的と、如何にこれまでの基礎が重要なのか、この1年は毎日の積み重ねが如何に大事なのか、そして子供と親の心理的な側面が教務から端的に説明があった。
自分が高校生だった30年前と本質的には何も変わっていないと思うのだが、「なりたい職業」→「そのための勉強」→「学科」→「入りたい大学」→「入れそうな大学」という志望校選びも、全入時代になって、これまでにうまくやりたいことがみつからなかったから「大学の名前」→「特定」とか、「やりたいことは入ってから見つければいい」というタイプがますます多数派になっているようだった。

客観的にこんなこと書いているが、少なくとも受験生の親なので、過去の価値観や自分の体験知識だけに偏らないよう気をつけながら、妻とともに最近いろいろ会話をするようにしています。そう、しっかり支え、陰ながら応援するのが役目だから。

そういう状況だからこそ見えてくる社会、大学の状況、これからの世代、ということをひしひし実感している今日この頃だ。。そういうライフステージになりました。

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2009年4月19日 (日)

ブログってのは

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このブログを読んでいただいている方々の幅が広がっていることを感じる機会がある。
親戚縁者、友人知人までは顔が思い浮かぶ。「はい、リンクから読んでます」という学生さんや友人の友人くらいまでは想像の範囲だが、そういう人の出会うと、ほうそうなんですかと妙に照れくさかったり緊張したりする。内容に興味を持っていただいているからこそ話はとても弾む。学生時代の友人が偶然たどり着いたり、検索でひかっかってからブックマークしてます、なんていうのも嬉しいが、意外だったのは学生さんのご両親で読んでいる方がいるらしい。私のお母さんがファンなんです、という言葉に、私とほぼ同世代の方が学生さんの親として、親世代の言葉で理解できる点に共感されたのかなといろいろ想像してしまう。

「散歩日和」というタイトルから、日記のようにその日に見聞きしたこと、気がついたことが中心で、ネタのストックも無い。私の興味の偏りはあるがテーマを特に絞ってもいなくて、文章も思いついたまま書き込んでしまうので、まとまりが無く、つい長文になりがちだ。そこがいい面でもあり、情報として整理されていないのかなあと反省もある。

が、自分の頭の中の整理、記録としての役割は多大なのである。

必ずエントリーに関するが画像か、内容に関係なくてもその日の様子、季節の進み具合、お天気など空気感、時代感があとから分かるような画像をアップッしている。あれは一眼レフで撮影しているのですか?どうやって撮影しているんですか?という質問もよくいただく。コンパクトデジカメでちょいと撮っているだけです。ほんとに。

先日、中2の次女がHPとブログを始めているのを知った。

そういう時代かあ、と思いつつ、ブログとは何ぞや、自分は何を書きたいのか、誰に知らせたいのかあらてめて振り返る。

「情報とは知りたいこと、知らせたいこと」「今は情報が多すぎて機能していない時代だからこそ、それを「身体で納得すること」「納得できるようにデザイン」することが大事」とある先生は端的のおしゃった。

「違う領域が交流することで新しいものが生まれる。交流は革新にとって必須なのです」
とカルロスゴーンは言った。

情報メディアとしてのブログの歴史は始まったばかり。
そこにチャレンジすることで初めて解ること、メリット/デメリットも変化していく。
チャレンジというのは既知の領域に収まらない領域に踏み込むことだ。
それを時代とともに実感して行くことの醍醐味がある。
それは不確実性を伴う。
それは安全ではない。
安全ということははリスクの小さいことだ。
かといって、リスクをゼロにすることは現実的ではない。
「リスク」は「危険」と訳されるが、実は「リスク」の語源となっているイタリア語の意味は「勇気を持って試みる」ことだそうだ。
ということは「リスク」は可能性と言い換えることも出来る。

いずれにせよ、自覚と責任が必要なことは言うまでもない。

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2009年4月12日 (日)

芽吹き

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桜がすっかり散ったと思ったら、もうハナミズキが咲き始めている。

湿度が低いためか空が高い。

朝、枝だけだったユリノキが、午後には枝先から小さな緑を吹き出していた。

お花見の終わった公園は、 ピクニックで過ごす家族連れ、子供達の歓声で賑わっていた。夕方、私も自転車でのんびり近所をサイクリング。

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木によって赤ちゃんの葉っぱの生まれ方、色、形と芽吹き方にとても個性がある。
それをちょっと俯瞰して眺めるとその個性が美しいハーミニーを奏でてるんんですよ。
新緑のなんともいえないグラデーションの里山、水際、遊歩道の木立。
春の息吹をたっぷり感じてリフレッシュ。

多分、もう来週末にはすっかり緑が濃くなっているのです。

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2009年4月11日 (土)

花吹雪から新緑へ

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今年は、うららかな陽気が続いて、どの入学式もお天気の心配なく良き日を迎えられたことだろう。
桜が満開になるとすぐに雨風の強い春の嵐ではかなく散ってしまい、あっという間に萌える緑が息苦しいくらいの季節となる。

先週は、真新しい制服で入学式に向かう学生やまだ窮屈そうなスーツに身を包んだ若者が、慣れない通勤電車の乗り降りに、さらに混雑に拍車をかけていた。

週末には駅の定期券売り場も、行列が少し短くなった。
替わって、渋谷駅前の夕方は、大学のサークル名を掲げた新歓コンパの待ち合わせの集団、夜になれば二次会の場所探しでたむろする集団で真っすぐ歩けないほど騒がしかった。

新年度らしい毎年の恒例と言ってしまえばそれまでだが、ちょっと様子が違うと感じているのは私だけじゃないらしい。

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2009年4月 8日 (水)

はなまつり

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今日ははなまつり
ということは 結婚記念日。

桜のモンブランをいただく。お祝いに。

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2009年4月 5日 (日)

地元でお花見

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お昼は隣の大きな公園でお花見をしながらのランチ。

風もなく、日射しが暑くもなく、ほんわか。
赤ちゃんやお年寄にも優しいお花見日和だ。

ソメイヨシノはほぼ満開。
枝垂れ桜が濃いピンクの花を咲かせ始めた。
マロニエの街路樹も、ほころび始めた。
そしてそろそろハナミズキも蕾を膨らませてきた。

春の花のリレーのバトンは順調のようです。

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マロニエの蕾

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2009年4月 3日 (金)

中目黒の夜さくら

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首都圏に住んでいる人は
ほとんどお世話になっている東京メトロのサイン

そのサインをデザインした大先輩
週末に心身のバランスを取るための通っているという
ガラス工房での作品で個展を開いた。

オープニングパーティーのご案内をいただいたので
中目黒の「さくらギャラリー」を訪ねる。

今日の中目黒は、
会社帰りに満開の目黒川の花見をしようという人達で
改札から出られないほどの人出。

先週から今週にかけての寒さが幸いして
ピンポイントで絶好のお花見日和だ。

作品作りをしたそのガラス工房
私の自宅の近所だと知ってまたびっくり。

サイン計画は、ユーザーに概念を可視化して解りやすく、美しく伝える
ということは共通していても
プロダクトやインターフェースとは異なるアプローチ、ノウハウが大変に勉強になった。

今回の個展のタイトルは「ものつくりは面白い」である。
その面白さを「アートではなく、人が使うモノとしてどう形にするか、
手触り感のある中でどろどろと言うことを利かない相手と向き合い、対話しながら
優しく扱うことで やっと自分の思いに近づける、そえがクラフトとして醍醐味さ」
と語ってくれた。

会場では大学の同窓の先輩後輩と久々の交流ができ、
ギャラリーを閉めたあとも
目黒川河畔のパーゴラで
満開の桜を照らす雪洞と半月の月明かりの下
缶ビール片手に デザインとアートとクラフトについて語り合い、
全く初対面のランドスケープや環境デザイン系の方々と
人と人、話題も繋がってしまって面白かった。

そんな中で 来週のイベントのチラシをいただく。

ART in FARM 2009

都会だけではなく郊外の街の中の緑、ランドスケープをどうやって維持していくのか、
合意形成が不可能な区分所有と、壊すのに建てた経費と同じだけのコストがかかるタワーマンション、それと同じように開いた土地があれば経営持続にために開発してしまう密集した建売分譲住宅などなど、知らない、気がつかなかった背景に興味がわいた。
そして何が今 自分たちに出来るか。

美しい春の風景を愛でることができることの意味も考えさせていただいた。

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2009年3月30日 (月)

対義語で考える

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先日、リクルートワークス 研究所 Works編集長の高津尚志さんの投げかけから、今の自身の行動やこれからやるべきことをについて考えるきっかけになったことがある。

そのひとつ。「プロ」とはどういうことか?

「プロフェッショナル」の対義語は「アマチュア」だ。
日本語なら「玄人」と「素人」。
その違いをどう認識しているか。
プロとはそれを生業にしている人、と応える人がよくいるが、本当にそうなのかという投げかけ。媚びて、金銭を得ているだけならプロと言えないのではと。

私の中での「プロ」は、「どんな条件下にあっても、その専門力を発揮して、期待以上の成果を残せる人」という定義をしていた。

「くろうと」と「しろうと」は、まさにその音の通り、「黒人」「白人」が語源で、
「玄人(くろうと)」は、「暗いところまで見える人」という意味なのだそうだ。
「暗いところまで見える人」というのは、ユーザーやお客様の本当の気持ち、データだけから見えない事実といった、本質まで見極められる人のことを指すと考えた。
だから「素人(しろうと)」は「明るい、見えているところだけ」で判断、行動している人ということになる。

なるほど、という納得感がある。

一昨日に会ったある方とこの話をしていたら、
「「本質」の対義語は「現象」なんですよ。よく「本質」を見ろ、考えろというので、若い頃はそう簡単に本質なんてわかるか!ってうさんくさく思ってたんですけど、ある時、対義語が「現象」だと知って、なんだかその意味が解った様な気がしました。」と言われた。

この話も興味深い。

一昨日のエントリーに書いた増井さんの話、そして増井さんのコラムにある ユーザー中心設計の考え方、デザインのあり方などが解りやすく整理できると思った。

デザインのプロであれば、現象を通して本質まで考え、再びデザインという可視化された現象を通じて、ユーザーに経験したことの無い昇華された価値を見せる。そして十分な意見交換をすることで人々が幸せになる世界を作り上げていく。
「本質」と「現象」、「玄人」と「素人」の行ったり来たりの実現だ。

それができる「玄人」の一つがデザイナーという職能だろう。言葉にならないユーザーの思いから、研究者、技術者、商品企画者、経営者に至るまで、多くの人の曖昧な意見をファシリテートして、具体的なイメージとして提示することが出来るスキルを持っているのだ。それがナレッジを促進し、集合知から新たな価値や発想を生む。

今ほど複雑で多様な社会では、相互依存性が極めて大事である。
だから、いかに基本を身につけ、現実をきちんと見つめることができるかという能力を個々が持った上で、各分野の専門性を相互理解するための幅広い「教養」を身につけていけるかがポイントになる。この「教養」というのが「倫理観」や「グローバル」という意味も含めて一番大変なんだと思うけど。
人と人との協調行動=信頼関係とも言える水平的人間関係を高めていくことで社会の効率性を高めていくという「ソーシャルキャピタル」の考え方とも通じることがやっと頭の中で整理できてきた。

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2009年3月29日 (日)

家を建てるということ

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先日、ある方と、久々に再会した。
久々と言っても前に会ってから数ヶ月ぶりだけど。
ご近所のマンションに住んでいて、同じ地下鉄の駅を利用しているので、夜、その駅の出口であったことがあるのだ。
最近 お会いしませんね〜、と声をかけたら「実は引っ越しをしたんですよ」と言う。
どこにどういう事情でと、詳しくお話を聴いて、それはもうびっくり、羨ましい内容だった。

横浜市のなかでも人口増加率が大きく、住民の平均年齢も一番若いのが私の住む地域だ。計画的に残された里山やそれらを結ぶ遊歩道など緑も豊かで、医療機関、大型のショッピングセンターから個性あるお店まで多くある。無機的な建造物が多い街並、いわゆる人工的なニュータウンだが、子育て世代にはとても住みやすく、出張などの移動にも便利な環境であるからこそ、彼も将来への発展性、資産性までを考えてこの地に居を構えたと思っていた。
今日も近所の公園では桜まつりが開催され、3世代の家族連れがのんびり花見の宴をしたり、ジョギングしたりととても賑わっていた。

彼は、昨年の春、この地域のマンションを売り、三浦半島の先に600坪の土地を購入、現在 自宅を設計中とのこと。

当初は息子さんの小学校入学に間に合う3月には竣工するつもりでいたそうだが、紆余曲折あって、未だ賃貸暮らしなのだそうだ。

それにしても「三浦半島の先」という場所、600坪という敷地の広さにまず驚く。
京急で通勤片道70分は覚悟の上だそうだ。
その600坪の敷地は当然自然がたくさん残っているそうで、樹齢100年を超える欅もあるという。古屋もあるそうだ。
その古屋の廃材も使い、敷地内の自然も生かす、「もちこまない、もちださない」がコンセプトなのだそうだ。

設計は 遠野未來さん という方。
施行は 楽居 という工務店さんに 決定したそうだ。

このお二人のブログを読むと、大量生産、大量商品に慣れてしまい、家までハウスメーカーの工業製品やゼネコンによる集合住宅という、生産性や効率を優先して買って満足してしまっている今の生活を考えさせられる。

施主である彼は、仕事も精力的で、理想を追求する姿は素晴らしいのだがプライベートでもこういう取り組みをしているとは。
まさにあるべき姿を考え、自身のライフデザインをセルフデザインしようとしている見本のようなのである。

施主と設計者、そして工務店それぞれがこの出会を楽しみ、素晴らしいプロジェクトになっているようだ。
たまたま知人が家を建てる、ということなのだが、このドラマにぜひ注目して、自分なりにいろいろ考えさせていただく機会にしたいと思っている。

関連情報:

荒井恭一のオフィシャルblog(施主ご本人のブログ!)

三浦みらいの家(自然素材といのちの場)

みらいの家(楽居の日々)

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2009年3月25日 (水)

働くということ

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野村さんのブログ「デザイン部門は最も創造的なのか」と言うエントリーが
載ったので、ちょっと気になってお話をしに行ってきた。

痛いところを突かれながら、叱咤激励されたと解釈し、
そのお礼とヒントをもらいに。

職種という意味ではなく同じような仕事(志)をしている人の話を聴いて頭を整理しようと言うことだ。

結果として 結論や具体的な解決策を得られる訳でもないが、
共感出来る人とのコミュニケーションから、気がつかされること、見えてくることも多い。
そして、可能性を信じて地道に取り組んでいこう、と元気をもらう。

時間がかかるんですよね。
私の経験値から行くと、ことを起こしてから形を成してきたと思ってもらえるまで3年、
価値を理解してもらえるのが5年、あたり前になるまで10年。

今の時代、何のために働いているのか。

日本人の働き方はこの5年間で大きく変わるそうだ。
変わらざるを得ない状況になるということ。
そこで大きな差がでるのが「セルフデザインできる人と出来ない人」
そこで必要なのがソーシャルキャピタル。

以上、今日のメモのほんの一部。

この5年間で自分は何をするか、どう取り組むかがとても重要ということか。

仕事と幸福、人生について  読んでみるかな。

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2009年3月22日 (日)

警告とメンテナンス

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今頃になってやっと 冬タイヤから夏タイヤに履き替えた。

昨年もほぼ同じ頃だったようだ。

履き替えて、いざ車を動かしてみようとしたら、
ピッ!という警告音とともに インパネ内のエンジンウォーニングランプが点灯。
コンピューター診断装置が異常を感知したらしい。
マルチディスプレイには”ANTI POLLUTION FAULT”の表示。
すぐには意味が分からない・・・。
取り説を読んでみたが、この表示の解説が載っていない。
この冬はアイドリングの不整脈が著しかったり、不完全燃焼のように排気ガスが臭うことがあって、気にはなっていたが。
エンジンをかけ直して同じ症状。最悪なのは、アクセルを踏んでもエンジンの回転が上がらない。要は移動できないのである。

しばし、いろいろ悪戦苦闘。ディーラーに電話をかけるも、折り返ししますとの回答からしばらく連絡が無い。そうこうしているうちになぜかスロットルが開いたようで、近所のディーラーに車を持ち込んだ。

コンピューター診断装置のログを見てもらったが、原因不明ということで、エラー表示を消してもらって帰宅した。

不安だな〜、と思ってインターネットで検索してみると、お仲間がたくさんいて安心。
安心じゃなくて、車文化の違いをあらためて認識。

ラテンの車らしからぬ、どうもセンサーの過敏反応のようだ。
逆にいうと、センサーで警告して強制的にメンテナンスさせて車を長持ちさせるため、ということらしい。
日本車では、センサーを過敏にさせると「すぐ故障する」とかになってしまうし、買い替え促進のためにメンテナンスフリーにして、ある程度までで寿命にしてしまっているのだろう。
調子が悪ければメンテナンスをして長く乗りましょう、ということで、壊れる前にアラームを出すという欧州車の文化を受け入れたほうがよさそうだ。
ラテンの車も電子制御になって「壊れて治す」から、「壊れる前にメンテする」ということになている訳です。
ある意味、完成度の高い大量生産、大量消費の日本的発想から、 車文化の長い欧州のメンテしながら乗り続けることの方が、今の世の中には合っているなあ、と前向きな考えをしたり。

ただし、根本治療にはエンジンをばらしてカーボン屑の掃除をすることになるらしい。
寒い冬のエンジン始動を急いで、かぶり気味にしてしまったことが原因かもしれない。

日頃の車への気遣いや、メンテに対する追加出費についての意識は、長くラテンの車に乗るものとしてはかなりある方だとは思うのだが。

自分の身体の健康も一緒だな。
 

いよいよ 今の車との付き合いも7年目に突入。

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2009年3月16日 (月)

環境型保冷剤

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スイーツに付いてくる保冷剤。
そうしょっちゅう使うものではないので、数が溜まると結構処分が面倒。
中身の水を流しに捨てて袋はプラスチックゴミへ、とか、
ゲル状タイプは、プラスチックゴミ扱いとか。

これは、その中身(弱酸性次亜鉛素酸水(除菌水))を除菌・消臭剤として再利用できるとのこと。
環境にも優しくて、企業努力というかイメージも好印象。
まだ主流にならないのはコストが課題なのか。

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2009年3月14日 (土)

今年の元気

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朝からひどい風と雨。
夜にはオリオンがキラキラ瞬くほどに回復。

ここ数年の毎年恒例の行事に参加するとこの時期の季節感を思い出す。

今年は恒例行事が例年より1週間早い。
1週間後には土筆がにょきにょき、桜も開花するのに
この1週間の差は大きい。

ここでいつも元気をもらう。
その積み重ねが歴史と伝統とアイデンティティを生んでいく。

今年も元気をもらえたが、なんだか例年と違う傾向を強く感じた。
キーワードは「優しさ」とでも表現しようか。
一人一人のアイデンティティ、本当の人への思いやり、優しさとは
何ですか、と問いたくなる。


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2009年3月13日 (金)

ちょっと出張

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午後から日帰り出張。
のぞみは便利だが、地方の駅前はどこもよく似ていて地方色を味わうことも無く同じ。

上の写真は 乗換駅のホームで見つけたホームの立ち食い飲食店。
このネーミングに方言のだじゃれを見て、感慨深い。

たまには遠くに出かけて、新鮮な空気を吸わないと。
夜はひどい雨と風だったけど。

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2009年3月 8日 (日)

apartment とタッチレス展

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お昼から原宿と六本木をはしごした。

原宿駅に降りて、日曜日の人の多さにあらためてここは観光地だったと気づく。猫カフェや九州じゃんがらラーメンに列が出来ていて、すれ違う人の会話の多くが日本語じゃない・・・。圧倒されつつ、金曜日に行きそびれたクエストホールへ。

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多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース卒業制作展2009
”情報デザイン”という”アパート”に住む、51人の集大成

外の喧噪とがウソのような世界がホールの中に広がっている。
51作品を一通り見る。結構なボリュームだ。
作品ごとにインクジェット出力のバナーの説明があるのだが、実はそのフォーマットの一番下端にその学生さんの部屋の画像があるのに途中で気づいた。DMに鍵が付いていて、アパートの一部屋一部屋を訪問するというメタファーなんですね。実はWebも凝っていて、一人一人の作品紹介とともに、作者の部屋の様子を見ることができるのだった。人となりが見える作品集ですな。

途中で積極的に声をかけて説明してくれたエモーショナルデザインゼミの平井さん、土屋さんありがとう。どうしてこの作品を作りたかったのか、そしてこの先どうしていきたのか、質問に答えてくれたので展示だけでは見えないことがとてもよく解った。お二人とも力作だと思いました。分厚いフィールドノートもとても貴重な資料、財産でした。
他の学生さんの話を聴けず、活動を基盤とするデザインゼミ、エクスペリエンスデザインゼミの展示はどうしても表現が地味になってしまうので、そのプロセスをもう少し知りたいと思った。

千代田線で乃木坂へ移動し、AXISまで歩く。
途中、つるとんたんで腹ごしらえ。
土曜日のアサノ先生と全く逆コースをたどっているようです。

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タッチレス展
〜3月9日(月)11:00〜15:00まで
JIDAデザインミュージアム 六本木AXISビル 4階 
入場無料
タッチレスをキーワードにエプソンのアドバンストデザインラボで開発されたプロトタイプを展示

こちらはプロの展示ですから。
丁寧に一つ一つ説明いただき、質疑応答も端的で、数少ない展示と短い時間ながらもその可能性を共感する体験として充実しておりました。
今月のAXIS誌のPrototypeのコーナーに掲載されている3DLCDの提案も、ここで実物を見ることでケータイやデジカメに実装されつつある3DLCを単なる際物としない、新たな可能性を感じることができる。


お隣のAXISギャラリーでは、多摩美情報デザインの学びを紹介する恒例の「できごとのかたち2009」を展示していた。


新鮮な刺激と元気をもらった。

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2009年3月 7日 (土)

TAKE OFF!

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昨日の冷たい雨も夜には星空になっていた。
今日は、アオゾラが広がり暖かい。
上の画像は、横浜・馬車道にある日本郵船歴史博物館前の桜の古木の小さな並木。
すでに八分咲きで、メジロが枝から枝へ嬉しそうに飛び交っていた。
アオゾラに桜の花.見ているだけで心がウキウキするね。

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家族が横浜で買い物をしている間に BankART Studio NYKで開催されている武蔵工業大学小池研究室、専修大学上平研究室の合同卒展「TAKE OFF」 を見に行ってきた。

みなとみらい線馬車道駅の6番出口を上がったところで、神奈川新聞を手にした小池先生にばったり会う。初日の様子が取材された記事を見せてもらいながら一緒に歩く。卒展の準備運営はすべて学生達の手に行われており、会場は初めてでよくわからないというので、私が案内する。

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確かに日本通運と神奈川県警の間の脇道を奥に入っていくところが分かりにくい。
入り口に案内が無いので、突き当たりの巨大ポスターが効果的だ。あ!ここだ、ここだ!たどりついた、と小さな吹き出しもあって、誘導に大いに役に立ってますよ。苦労した甲斐があるね。

入り口にそれぞれの研究室の歩みや活動がわかる年表が掲出してあって、これから見る展示のプロローグとしてなかなかいい工夫だ。

昨年の池尻での展示会で「うつすためのデザイン」の万華鏡をモチーフにした説明をしてくれた3年生の女子学生は、実はその後、企業実習にも参加してくれていて、それ以降も小池研のイベントに行くたびに顔を見る。彼女はほんとにいつも元気で勉強熱心だ。そのksmさんに詳しくコミュニティバスに関する卒業研究を説明してもらう。昨年のフィールドワークをまとめた段階の研究から継続して、実際に行政と住民が具体的な話し合いを進めていくプロセスに関わっていくフェーズをだった。主役は住民でありながら、主体は行政であり、それに大学の研究室がどう関わり合うことで、ありたい姿に近づけていけるのか、という当事者ならではの問題意識をしっかり持っていることが解った。パネルからは見えてこないコミュニティが形成されていく過程で自分が思ったことの話をしてくれて、デザインが出来る人のための問題解決には様々な要因が絡んでいることに十分に気付いていることを知ることができた。フィールドワークならではのいい学びをしてますね。

途中、寺沢先生も勉強熱心な学生さんらととともに函館からいらしていてご挨拶いただきびっくり。

一方の上平研究室も興味深いアプローチを実装してみせてくれているところが新鮮なのだが、説明してくれた人の研究が突っ込みがいもたくさんあったので、今度じっくり話をしてみたいと思ったのでした。

明日の13時からは両研究室の先生と多摩美の吉橋先生の対談があるそうです。

同じ場所で開催されていた「てつそん」も覗いてみたのだが、こちらは私にとっては大いに期待を外してくれて、そこそこに会場をあとにした。このイベントはどこに向かっているのだろう。

ランチは、横浜トリエンナーレに来た時、気になっていた80*80(ハチマルハチマル)で。

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店名は、横浜から80Km圏内でとれた食材を80%以上使っているということから。
安心出来る地元の食材のみを使ってということで、小さな店内は若者から年配の方までで満員。三浦でとれたキャベツをたっぷり使ったトマトカレーというのを食べました。

古い2階立ての木造建築をリノベーションしていて、その外観もさることながら、内装、インテリアもシンプル。体に良い一人ごはんにほっと一息。

オススメです。

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2009年3月 6日 (金)

GRADUATE SHOW!!

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朝から出端(ではな)を挫かれた。

朝起きた時点で、田園調布駅の信号機故障のため目黒線が動いていなくて、東横線も7割の運行と知り、出勤コースを田園都市線に変更。たまプラーザから各駅停車に乗ったまではよかったのだが、南武線経由で回避してきた人が多くなったのか溝ノ口から混雑がひどくなり、結局25分遅延で表参道に到着。9時からの打ち合わせ時間にはギリで間に合ったが、東急利用者が軒並み遅刻で結局 後ろにずれ込んでしまった。さらに冷たい強い雨に外出の意欲は萎え、ひたすら事務処理をこなすことにした。

同様に一時間早出しようとした同僚は、日吉駅の改札で入場規制に巻き込まれ、引き返すにも時間がかかって、結局田園都市線経由で会社に到着したのは私より1時間も後。
高い運行密度で首都圏の通勤を支えているシステムがひとたび綻びるとその影響は多大だ。朝の判断はよかったのだけれど、天候も影響して一日が憂鬱だ。

夕方、多摩美プロダクトの卒展を覗く。小さな折り畳み傘ではびしょ濡れだ。

さすが多摩美生産デザイン学科、プロダクトデザインの王道だ。看板学科であるだけに作品も展示もクオリティが高い。昨年までの原宿クエストホールからMODAPOLITICAの会場を移したのは、展示数(卒業生)が増加したからだそうだ。2階の会場で、和田先生、田中先生と久々の再会。和田先生は今や学科長ですし、田中さんも講師じゃなくて教授に・・・。いろいろと昨今の話をさせていただく。あいにくの天候で見学者は少ないが、来場者に説明をしたり、語り合う姿はちたほら。

最終的なアプリケーションの様態として表現されているプロダクトは、見れば解るものも多いことは事実だが、実験的な表現などは、コンセプトと表現の間をどう埋めていくかの試行錯誤は展示会の作品だけで伺い知ることは難しい。まさに「深化」を標榜しているプロセスは、指導する先生と学生のぶつかり合いなのだと思う。

見知らぬ人に積極的に声をかけて説明する、というのは勇気がいるだろうが、もう少し来場者と会話をすることで、その「深化」の過程を共有化してはどうだろうか。また新しい発見があるに違いない。

7日(土)20時まで  8日(日)17時まで

MODAPOLITICA

〒107-0062 東京都港区南青山6-6-21
TEL:03-5468-8882
東京メトロ表参道B1出口より徒歩8分
渋88・都01南青山7丁目下車徒歩8分

 

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2009年3月 4日 (水)

たいしたことなく

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積雪は夜の方が多かった。
ゲレンデどころか、まだらにうっすら程度。
結局 朝は交通機関の乱れも無く、よかったよかった。

これからドンドン 暖かくなっていくのです。

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2009年3月 3日 (火)

牡丹とあられ

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渋谷はみぞれだったが、多摩川を渡ると積もってるんだよね。
これは あしたの朝はやばい。

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霰(あられ)じゃなくて 牡丹雪ですな。
家に帰ったら、ひなあられが あった。

今日はホワイト雛祭り。

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コンビニのスタバ

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本日発売のニューヨーク[スキニーラテ]が会社の生協で売っていたので、とりあえずチェック。砂糖不使用で低脂肪がアピールポイント。"都会的で洗練された街"ニューヨークをイメージして開発された味なんだそうだ。ニューヨークを颯爽と歩く女性のイラストとともにはターッゲトが明快!?
全然ターゲットじゃなさそうな私だが、早速買って飲む。
甘くなくてすっきり味です。
これからの季節にいいね〜〜。

とかいいつつ、外はめちゃ寒そうだけど。

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2009年2月27日 (金)

意匠展にて

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お昼から外出のため外に出てみると大きな牡丹雪が降っていた。
地下鉄の駅まで歩いているうちに手がかじかんでしまうほど寒い日だった。

夜は「意匠展」へ。

千葉大学工学部デザイン工学科意匠系
2008年度 卒業研究・卒業制作展「意匠展」

2008年2月27日(金)〜3月2日(月)
11:00〜19:00(最終日のみ17:00まで)
六本木AXISビル4F AXISギャラリー

入場無料

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1週間前を切った先週末に案内が届いた。
初日の夜は卒業生限定の「OB・OGナイト」 ささやかなパーティを開催しますと.案内が同封されていた。 今日の朝になって同級生10名くらいに誘いのメールを出してみた。。。。
返信と電話で3人と会場で会うことに。

会場では懐かしい顔、そしてデザインの大御所もちらほら。
天候がよくないこともあるのか、予想外に少ない人にちょっと残念。
もう少し早めに案内を出せばもっと盛況だったろうに。
でも、こういう機会を設定してくれた現役に感謝。
ここ数年で最も元気と企画力に優れた卒展だ。
全体の雰囲気は、デザインの根拠が明確に示されているという意味では特徴があり、多くのデザイン系の卒展の作品展示とは一線を画している内容だと実感。

肝心の卒業研究、作品を見るのもそこそこに学生時代に教えていただいた先生達や知り合いの先輩、私のメールで駆けつけた同級らと話込んでしまった。
現役の学生さんには随分と気配りをしていただいたのに実は全く話もアドバイスもしなかったいけない先輩です。

会場では1時間ちょっとで閉場になってしまったので同級生3名と2次会に。
そこにK学院大のM月教授とS大学院大学のK澤教授が合流。
久々対面、初対面もありながらデザイン談義に華が咲きまくってしまった六本木の夜でした。

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2009年2月22日 (日)

原点に気づく

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子供の習字展? ではありません。

場所は「西千葉」。
昨日、大学の研究室の同窓会があった。その名も「第一講座会」。

受付を済ませるとすぐ横に硯と筆が置いてあり、
スタッフの現役学生さんから「一言」と言われたままに筆を執った書。
学生時代に学んだことから社会人となった今に至るまでの思いを書いたものです。
会場の講義室の一番後ろに貼り出されると結構壮観。

今回のイベントは、助手時代から40年間にわたりその研究室を支えてきた教授が昨年3月に定年退官され、今年1月に後任の教授が着任されたそれぞれのお祝いと報告を兼ねた会ということで、全国、いやいや留学後中国、韓国、台湾、インドネシアの大学で教鞭を執っている人から、現役の学生さんまで100名余が参集した。
場所もホテルの宴会場とかなんとか会館じゃなくて、まさに私たちが学生時代に講義を受けた殺風景で古い講義室。
飲食も主婦5人が運営しているおふくろの味を売りにしたケータリングと留学生による故郷の味というまさに手作り感溢れる趣向だった。

この研究室の源は、芸術と工学の総合という理念を具現化するために設立された九州芸術工科大学の初代学長に栄転された小池新二先生に発する。
ちょうど在学中に小池先生が逝去され、その凄さを何も知らないまま「先生の蔵書を図書館に贈呈することになったから、ご自宅に行って運び出すのを手伝え」と恩師の言われるままに研究室全員で小金井のご自宅を訪問、ものすごい数の本の搬出に汗を流したことが懐かしい。
現在も大学の図書館には「小池文庫」として和書・洋書合わせて7000冊の所蔵図書が保管・公開されているそうだ。

昨日はその小池先生の後任として着任され、7年間在籍された文化人類学の大給(おぎゅう)先生が冒頭に30分の特別講義をされた。
ちょうど入学前に開設された国立民族博物館にご栄転されたので、直接講義を受けたことは無い。大給先生直々に指導を受けた大先輩達も多くいる中で、御年80歳ということで、もう皆さんの前で話すことはないだろうから、今日は「遺言」代りにデザインに関し「言っておきたいことを言います」と矍鑠たる姿勢で熱く語られた。

いまだからこそ響くのかもしれないが、その内容にとても感銘を受けてしまった。この会に参加してよかったと思う瞬間だった。

以下、その要旨を自分のためにもメモしておく。

テーマは「人間再認識のデザイン」
先生は大学で最初に経済学を学び、そこでは「損ー得」と「期待ー不安」の2軸で物事を語れてしまうことに疑問を持ち、心理学を学んだそうだ。そこでは、統計学が主で、「個人が消えてしまっている」ことにまた疑問を持ち、人の精神性を探るために文化人類学を究めたのだった。その方が小池先生に請われて、デザイン概論を講義する立場になった時の話をされた。

要は文化人類学の社会調査を工学部のデザインの分野に持ち込んで、「デザインサーヴェイ」という演習を始めたのだそうだ。その心は、概念を言葉で定義する「西洋文化」に対し、定義がなくとも伝わる茶道のような「東洋文化」にあって、価値観のコンセプトは「話では通じない」から「身体で悟らす」ことを目指したのだと言う。
工学部のデザインで「ユーザーのことを身体で解った人間を育てる」ために始めたのが「デザインサーヴェイ」。今で言う「オブザベーション」だ。

「わかった」ということは「身体で納得すること」。
「デザインサーヴェイ」というのは「相手の心を知ること」
デザイナーの仕事は「心療内科」のようなものです。
人の持つ悩みを解決してあげることですから、とも。

そして、デザインは情報文化の一部を担っているのだから、
中学生なんかに「情報」って何ですか?と聴かれたら応えられなければいけない。
「情報」とは「知りたいこと」「知らせたいこと」。
それをデザイナーは作品としてきちんと表現できなくてはいけない。
今は情報が多すぎて機能していない時代だからこそ、デザインが必要なのです、と。

そして、最後に、「生きていくのには衝撃が必要。その衝撃で明日から生き方が変わるから。階段を上るエネルギーをいつももってください」と締めくくられた。

大給先生にとって人生の7年間でありながら、デザインという全く未知の分野に踏み込んだ衝撃が後の人生にとてつもない影響を与えたのだそうです。

デザインとは異分野の大給先生を連れてきた小池先生の先見の明には、「異花受粉」という考えがあったという。その他にも、人間工学、材料工学といった専門家を引っ張ってきて、現在の礎を築いたのだ。デザインの本質は人を中心とした「広大な視野と十分な科学的教養をもつ」ことだという原点は、今のデザイン教育にも通じる。

学生時代、もっと学んでおけばよかった と思うのはいつの時代の人も同じか。

関連記事:Information Design!? 工業意匠学科教育方針(昭和24年)

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2009年2月18日 (水)

ブログ開設3周年

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今日でこの「kojicozyの散歩日和」を開設して3周年になります。
最初の記事は「blogオープン」でした。

オープン時にも書きましたが、kojicozy という
ID for Weblifeで作成したHPをオープンしたのは 
それからさかのぼること2年前の2004年7月。
そこのdialyを 2月14日から書きはじめているので
Webでのlogという意味では実質5周年になります。

こっそり初めた個人の写真日記も、ちょっとした気づきを散歩というテーマと、その日撮った写真を1枚添えることを基本に書き続けて、5年も立てばそれなりの積み重ねとなり、感慨深いものがあります。

興味を持ってアクセスしていただけること
そしてコメントの書き込みや話題にしていただけることで
続けることができました。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

日本ではブログ用ツールで作成したサイトのことを一般的に「ブログ」と呼び、2005年から2006年にかけてWeb日記のサイトからブログツールの充実、サービス拡大、システムの安定に伴って移行した利用者が倍増したそうです。私がブログに移行したのもちょうどその時期と重なります。ブログという言葉が世の中にそこそこ認知されたのがやっと数年前ということなのです。

はてなダイアリーがWeb日記サービスのβ版をリリースしたのが2003年1月、
@niftyが「ココログ」のサービスを開始したのは2003年12月2日となっています。
(同じ頃地上デジタル放送のサービスも始まっていたそうな)
スタート時点での利用者が200万人程度だったのが、総務省データとして「2008年1月時点でインターネット上で公開されている日本国内のブログ総数は1690万」という状況にまで発展したということなので、その情報量は飛躍的に増大し、もはやその影響力は一つの大きなメディアとして見逃せません。日本の15歳〜64歳の人口は82百万人(65%)だから、世代で大きく異なるものの単純計算では周囲の10人に2人くらいの割合でブログを利用して何らか情報を受発信しているということでしょう。

実は 1月29日が @niftyとプロバイダー契約をして13周年でした。
いつもこの時期になると、パソコン通信時代のこと、Macのこと、インターフェースデザインを始めた頃のことなどの点を線でつなぐように思い出しながら、これまでに取り組んでいきたこと、今のありたい姿、これからやるべきことなどにまで思いを巡らします。

よしはしさんの旧ブログ infomation design!?の「情報デザインの10年。そして」というエントリーにある「こういう‘カオスな’いまの状況を見るにつけ、この分野のこれから先の健全な発展を祈らずにはいられません」という一文は重いです。そして今日、「Information から Knowledge へ」と新しいブログ「Knowledge Design Lab.−知識デザイン研究所」を立ち上げられました。時代を読み、行動し、発信するということはどういうことか、象徴的に表していると思います。

これからも、毎日気がついたことを綴り、情報とコミュニケーションのあり方を実感しながら、人の幸せ、デザインのこと、生活のこと、社会のことを考えていきたいと思います。

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2009年2月14日 (土)

横浜山手西洋館

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朝から暖かい。
それどころか、外に出て歩くと暑かった。

横浜山手芸術祭という催しが開催されていて、その中の山手西洋館ユースギャラリーというのを見に行ってきた。

画像は上から
ベーリックホール(モーガン設計 1930年築)の窓、
エリスマン邸(レーモンド設計 1926年築)のサンルームにおかれた復刻版の椅子(籐製のデッキチェア)、
山手234番館(朝香吉蔵設計 1927年築)2階のオルガン「山葉8号」。

横浜の山手では西洋館を無料で自由に見学できる。
特別な展示や解説があるわけでもない。
が、そこがいいと思う。
暮らすことにおける快適さである採光と通風、使い勝手のための導線、空間の作り方がよくわかる。そこで暮らしていた人の視線を感じることができる。
観光資源としての景観だけでなく、地区の回遊性を高めなが様々な楽しみ方が出来るようになっている。

そしてちょっと休憩のできる日常とは異なるハレの雰囲気を提供してくれる飲食店。

えの木ていのテラスでぼーっとしていたら、ジリジリした日射しに汗がにじんできた。

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正午には「ボ〜〜〜ッ」と汽笛が響き渡る。

山を下れば、まったく異なる文化に目が覚める中華街。

たまたま観光客の少ない時期ながら、暑いほどの恵まれた天候に
のんびりと建築と文化を楽しむことができた。

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2009年2月12日 (木)

愛用のrotring

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2000年に発売された ドイツ rotring社の coreシリーズ。
当時産学を一緒にやっていた某美大のプロダクトデザインの先生が、ドイツに出張してこのペンを自分のお土産にして使っていた。カッコよかったので触らせてもらったら、スタイリングとともに手に馴染む使いやすさが気に入ってしまった。
早速日本発売とともに購入、その大胆なボディデザインと握りやすさ、描き味が気に入って、ここ数年は無印のダブルリングメモノートとのペアで愛用している。
長時間使い続けても手がつかれないこと、直液式なので最後の一滴までインクを余すことなく使えること、クリップが強力なので装着してもカンタンに落とさずに安心など、スタイリッシュなボディデザインとともに魅力はたくさんある。

PC画面上にCADやイラレで図面を引くのが当たり前の今
トレペの方眼紙の図面をトレースしたり、墨入れをする、なんて言う作業は
想像もつかないだろう。
rotringが精度の高い製図用品として、
学生にとってプロの道具であり、「赤い輪」とともに憧れのブランドだった
ということも今や昔なのかもしれない。
線の細さで何本も揃えたり、ペン先が詰まって、
友人に借りたりなんてことが懐かしい。
20年くらい前は、日常のメモもすべてrotringの製図ペン、
なんていうデザイナーも結構いた。
今は見かけないねえ。

年賀状の宛名書き、手紙など文字をサラサラ書きたいときはもいつもこのペンだ。
使っているのは、ローラーボールタイプ。
先日インクが無くなり、替インクを買うためにこのペンを購入した二子玉川の伊東屋に寄った。万年筆売り場の女性がペンを見るなり、製造中止になっており、他店の在庫からかメーカーからの取り寄せになると言う。
数日後、伊東屋渋谷店でやはり万年筆売り場の女性にペンを見せると、すぐに替芯を出して詰め替えて、描き味を確認させてくれた。
これでしばし安心、と帰宅したが、替芯はもう手に入らないかもしれない。

替芯も買いだめておかねばならないのか。
愛着がなくてすぐ無くしちゃうペンより、替えインクの方がよほどリーズナブルなのである。

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2009年2月11日 (水)

鉄塔の立て替え その後

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1月18日のエントリーで「まだこんな感じ」という画像を載せた近所の鉄塔が、
見事に組み上がり、あとは電線を本来の位置に張り替える作業の直前までになっている。

先日の日曜日には、隣の隣の鉄塔の電線の作業が途中だったので、
その画像を撮っておいた。
滑車を上方に取り付けて、ケーブルで新しい位置に引っ張り上げる。

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全景はこんな感じ。
夕方とか曇っている方が、電線がはっきり写る。
鉄塔をスケール感とともに撮るって意外に難しいことが解った。
このエントリーの最初の画像の鉄塔が一番左で、碍子がだらんと下に下がった状態。
上の画像の鉄塔が右の一番手前。

これを今日の午前中多くの人が鉄塔に上ってまだ人力でやっていた。
で今日の夕方、完了した状態。
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地下鉄の車両はどうやって入れるんだろう、って漫才があった。
電流を止めることなく鉄塔の立て替えってどうやってやるんだろう、
て考えたこともなかったけど、たまたま近所でやっていたので記録してみた。
橋の架け替えとか長い年月がかかるものは変化がよくわからないが
周辺への日常生活への影響や騒音、コストに配慮したリニューアルってことで
いろいろ観察していて参考になることもありました。

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2009年2月 8日 (日)

ドラマのサブリミナル演出?

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今年のNHK大河ドラマ「天地人」の視聴率は好調のようだ。
初回、第2回の子役の名演技に魅き込まれてしまった人も多いことだろう。

我が家も家族で毎週見てます。

ところが今日8日放送分の第6回は、今までの5回分とは明らかに演出が異なっていた。大河ドラマは4人くらいの演出家(監督)が交代で1年間勤めるらしい。「篤姫」の時も、堀切園健太郎氏の一人浮いた過剰演出が楽しみになるくらい特徴的だった。

今日の演出は「高橋陽一郎」とクレジットにあった。
ちょっと古い型の演劇の舞台みたいな演出が多用されていた。
大河ドラマの王道をいく壮大なロケーションでの合戦シーン、CGを駆使したリアルな城郭の対極をいくような、ミニマルなセットと照明効果への場面転換で緊張感を出してコントラストを際立たせようとしたのか?
極めつけは長女が気がついた、サブリミナル効果のような演出。
そのシーンは、主人公謙続と刈安兵庫がにらみ合うところ。
刈安兵庫は布の眼帯をしていて、左目が隠れていた。
カメラがそれぞれのら顔をアップでとらえて頻繁に交互に左右から撮るカット割りに多い演出。主人公謙続の肩越しに刈安兵庫がアップになったその一瞬だけ、刈安兵庫の眼帯で覆われた目が左右逆だったのだ。

長女が「変!」と気づき、「そんなことはないだろう」と録画をフレーム送りで再生し直したら、そこだけ右目が隠れていいたのだった!

間違いではないだろうし、鏡に映ったシーンでもないから意図的に挟み込んだのだろう。
視聴者への挑戦か!?話題作りか!?

いずれにせよ、青色LEDの北斗七星の不自然さといい、今回の演出は物議を醸すことだろう。
期待に応えようと張り切りすぎて、視聴者の要求からはずれて視聴率落ちるんじゃないの?と勝手に心配しちゃうのでした。

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2009年2月 4日 (水)

節分

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駅からの帰り道、ブチッっと何か踏んだ。暗いのでよく見えない。
自宅の玄関前で、また踏んだ。 マメだ。

そうかあ、今日は節分だったんだあ、と日付の変わる頃に気づく。
こんな時間に年の数だけ豆を食べたらお腹によくないようなあ、とか言いながらおいしくて二十歳くらいたべてしまった。

福は来るのか!?

ってもう立春じゃん。
春が忍び寄ってきます。

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2009年2月 3日 (火)

やっぱり日本

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ちょっと海外へ。 ウソ。
ここはどこ?って思ってしまった風景。
辰野金吾設計築113年の重厚な日本銀行と、コリント式列柱のど迫力に圧倒される築80年三井本館の間の道路は 日本じゃないみたいだ。
昨日のランチタイム、ここでは華やかなパラソルの下で、国際色豊かなランチボックスが売られていた。
ますます日本じゃないみたいだが、路駐の軽自動車とOLの制服姿でやっぱり日本だと目が覚める。

そして高速道路で蓋をされた日本橋を呉服橋側から眺めると、いやもうこれは日本ならではの風景です・・・。

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2009年2月 1日 (日)

CO2が大幅に減る

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抜けるようなアオゾラだが終日強い風が吹く。

1月下旬には企業か第3四半期の業績とともに
3月期決算の下方修正の発表が相次いだ。

設備産業における売り上げ減は一気に固定費が響いて驚愕な赤字を生んでしまう。
12月4日のエントリーで
「政局も含め年明けの日本の経済は大変な事態を迎えていることになるのは想像に難くない。。 」と書いてみたものの、日本経済の負のスパイラルによる疲弊は想像を絶する勢いだ。

デパートやショッピングセンター、飲食店の人出が少ない、財布の紐を固くしていることは実感していても、生活設計にまで大きな影響として出てくるのはもう少しあとなのだろう。

減産による操業停止、出張の削減、タクシー使用禁止、休日出勤原則禁止、定時退社日の徹底、休憩時の消灯、文房具のリユースと大から小までエコ意識でなくとも皮肉にも省エネ、CO2削減が大幅に進む。
この先、交通機関の旅客量の減少や、電力会社の経営に影響があるほど電力消費量が落ち込むことだろう。

街のイルミネーションはもっと寂しくなるかもしれない。
ユニバーサルデザインも表層的なかけ声は一気にしぼむかもしれない。
ムダと削減の区別をつけられない人は淘汰されるかもしれない。
ゆとりがないと歯車も回らないことを知らない人は身動きが取れなくなるかもしれない。
次世代にバトンを渡すことの意味や役割をもっと考えたほうがいいと思う。

ある意味、本当の価値をを見いだす行為がさらに注目されるチャンスともいえる。

いろいろ考える 行動するチャンスと思いたい。

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2009年1月31日 (土)

風邪の薬は睡眠

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「睡眠時間が7時間未満だと、そうでない人の3倍風邪を引きやすい」

「普段8時間眠る人が、10分から38分という「短い」時間の睡眠不足を続けただけで、なんと4倍近くも風邪にかかりやすくなる」

「睡眠と免疫系との関係は十分に立証されていますが、睡眠障害が風邪のウィルスへの人体の反応に影響を与えることについての初めての証拠」

夜更かしや寝不足が続くと風邪をひきやすくなる、というのは多くの人が体験的に実感していることだろう。これを研究した論文が発表され話題になっている。

風邪の予防には睡眠が一番、そして引いてしまったらやっぱり睡眠。

実験の内容、結果などについては以下に詳しいです。

5号館のつぶやき:睡眠が10分~40分足りないだけで4倍風邪をひきやすくなる

Medical News Japan: 睡眠不足は風邪の元

天漢日乗:睡眠時間が7時間未満だと風邪を3倍引きやすい@アメリカの研究

ARCHIVES OF INTERNAL MEDICINE
Sleep Habits and Susceptibility to the Common Cold

午後になって次女が発熱。夕方 お医者さんに連れて行き検査の結果、「インフルエンザ」と「溶連菌」が陽性。「リレンザ」が処方された。それにしても次々と患者さんがやってくる。薬局でも「リレンザ」の服用方法を個々に説明するため、相当に時間がかかる。

夜更かしして朝練で早朝に出かけていく時は居眠りしながら朝食を食べているくらいだから、寝不足の上やりたいことだらけでっも体力、免疫力がついていかなかったようだ。週末でかつ月曜日以降も中学受験のためしばらく学校がお休みなので、遊びの予定を変更してお家で休養だ。

家族は睡眠と加湿で予防です。

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2009年1月25日 (日)

音を楽しむ

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今日は、どこにでもある街の小さなピアノ教室の小さなピアノの発表会「みんなのコンサート」だった。

保土ヶ谷公園の「かながわアートホール」に行った。

この施設については、2007年11月23日のエントリーでも書いたが、神奈川フィルの拠点でもあり、定員200席のホールは普段は練習場として使用されているホールだ。

音響も素晴らしかったが、オケと共演する一流ソリストのためにメンテナンスの行き届いたスタインウエイのフルコンのピアノが素晴らしい。

この会場を選んだ理由を先生は、「いい楽器は、弾く人の音楽をさらに助けてくれるということを実感してもらいたいから」と言っていた。ピアノはもちろん、ホールも楽器だ。いい奏者が使い込んで、音がなじみ、磨き込まれることで奏者も楽器も成長する。

小学校3年生からから中学1年生までの豆ピアニスト達十数名が「いい楽器」にも助けられて、それぞれの音楽をのびのびと奏でてくれた。「おけいこごと」として女子が多いのはいつの時代も、どこでも同じだろうが、今日は男の子が3名いた。そのうちの二人が小3で、平吉毅州と湯山昭という日本人の難しいリズムの曲をジャズっぽく弾きこなしてカッコいい。プログラムの一言には「学校の音楽の授業はあまり好きじゃないけど、ピアノを弾くのは楽しい」とあった。それぞれに音楽をする歓びに溢れれていて、聴衆を魅了した。「おけいこごと」の発表会じゃなくて、「楽しいから弾く」その歓びを共有する場なんだということを、気づかせてくれたのだ。上手い下手じゃなくて、どう表現したいか!なんだよね。すごいなあ。先生も「ピアノ発表会」とはいわず、あくまで「みんなのコンサート」というタイトルにこだわる。そう、主役の弾く人たちが音楽を楽しみ、聴く人も楽しくなることを目指しているからだ。

そして、最後は「なんちゃって企画」の「お父さんお母さんによる混声合唱」。

先生から「ちゃんと練習しなさい!」とつい怒ってばかりいるご両親が、ちゃんとお音楽を楽しむところを見せてあげてください、ということで。

曲は、今や小中学校などの合唱コンクールで定番らしい「COSMOS」。ピアノの先生の息子さんが中学だった時に校内合唱祭で歌ったことがあり、子供達にも人気だからと。私も初めて知りました。(合唱曲はオリジナルよりキーが高いらしい・・)

しかし、「ちゃんと練習しなさい」なんてことは言わないが、多分、多くのお父さんは出てこないだろうから、30年前の昔とった杵柄もあるので、一人出れば少しは後が続いてくれるかと思ってみたのだがお父さんは私一人だった。たしかに、メロディはソプラノがほとんど歌い、テナーは音が上がったり下がったり、和音を下から支えたり、埋めたりと内声部なので音がとりにくい。いただいた練習用CDのテナーパートを聴いて、尻込みしてしまったようだ。絶対音感があり、かつ校内合唱際でみっちり練習経験のある先生の息子さん(高1)が横で歌ってくれるというので、私もなんとかなったようなものなんだが。でも、音トリをかねた事前の数名の練習では、曲想の変化や幅の広がりの要となる内声特有の音が、自分の出した声としてぴたりとはまった時の気持ちよさにちょっと楽しさを発見してしまった。

結局ソプラノ6名、アルト5名 テナー2名の編成。我が家は古株なので伴奏に中1の次女、アルトに妻、テナーに私とシェアが高い・・。長女は客席でデジカメ撮影・・。

子供達を驚かせるという企画なので、ほぼ全員がそろっての練習は昨日、地域の音楽練習施設のスタジを借りての1時間ほどだけ。今日は事前に発声練習もステリハもなく、いきなりぶっつけ本番。小さなスタジオではお互いの声を聴きながらハーモニーらしくなってはいたものの、初めてのホールの舞台では、天井が高く客席が広いので、慣れるまで周囲の音が聞こえにくく、自分の声しかきこえない孤独と不安で予想通り最初は声がかなり出ていなかったようだ。後半にやっと盛り上がってきた頃にはおしまい。

 

最後に先生は「皆さん、弾く前の舞台袖ではすごい緊張していたけど、弾き終わったあと戻ってくる顔はとても輝いていましたよ」と。ほんと、子供達は ホッとしただけでなく、自信に満ちてニコニコしていた。目標と客観性、そして褒めることは人を成長させるね。

そして合唱について「全員集まっての練習ができなかったけど、お父さんお母さん,上手だったでしょ。”え〜〜、私なんてえ・・・。”と言わないで、次回はぜひ出てみてくださいね」と。先生は褒めて育てるのが上手い。う〜〜ん、小さな子供達にはどう写ったのかなあ。きっと、音を楽しむ っていうことはいろいろあるってことだけは、解ったと思う。

家族で音を楽しみ、リフレッシュできた一日だった。

明日、たまたま「感動の仕組み」というセミナーで作曲家の千住明氏の話を聴く機会がある。これも「音楽」という時間芸術についての新しい発見とポイントが整理できそうで楽しみ。

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2009年1月18日 (日)

鉄塔の立て替え

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近所の川崎市と横浜市の市境の尾根には高圧電線が走っている。
一番近いところにある銀色だった高圧鉄塔が、いつのまにか赤白に変わり、でかくなっていた。年末からてっぺんにクレーンがついて、赤色灯が光っていたのできがついた。

今日、少し暖かかったので、自転車でのニュータウンランついでに真下まで行ってみた。
なんと、古い鉄塔の外側に新しい鉄塔を組み立てながらの立て替えだった。遠くからではちょっとわかりにくい。以前は民家もまばらだったこの地域も、ニュータウン開発の延長でいつの間にか住宅密集地になったこともあって、高い位置に送電線を移し替えようということなのだろうか。人体への電磁波の影響もいろいろ取りざたされているし。

隣の鉄塔はこれから立て替えなのか、まだこんな感じ。

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昨年のゲリラ豪雨の時、この鉄塔にも雷がよく落ちた。
ますます高くなって落ちやすくなるなあ・・。

今日のニュータウンの緑道は、薄曇りながら暖かいせいか犬の散歩やジョギングをする人とたくさんすれ違う。
空き地にドンドン新築住宅やマンションが建つ変化の激しい街だが、さすがに完成物件の売れ残り、価格改定、計画の変更、延期の看板も目立つ。

木々の間を尾長やツグミ、ムクドリが騒がしく飛び回る。
公園の池では白鷺と目が合った。

のんびり自転車でのニュータウンランは 街の変化を観察できて面白い。

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2009年1月14日 (水)

サラサラ イベント

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12月15日のエントリーで書いた「サラサラの組織」のイベントに参加してきた。

テーマは「サラサラの組織」:21世紀の組織論を考える

本に紹介されたサラサラ・リーダーによるパネルディスカッションと本の執筆者からのメッセージという内容に80名が集った。主催者サイドの「場を作るプロセスそのものを楽しんじゃおう。自分が楽しくなければ参加者も楽しいはずがない。」という言葉通り、いろいろな仕掛けや工夫に満ちたプログラムと、日頃各企業で組織の変革活動に携わって孤軍奮闘している面々の同士という連帯感も自然に醸成されて、大変楽しく、元気がもらえるイベントだった。

アルフレッド・チャンドラーの「組織は戦略に従う」という言葉をどう考えるか、という司会者の投げかけに、会場から「組織は戦略に従ってほしい、しかし、人は組織に従わない、自分自身はプロとしてのミッションを遂行したい」と言った名回答に唸らせられたりした。
執筆者の一人 紺野登先生の話がとても興味深かった。
建築ご出身らしく、もともと「組織は戦略に従う」は 建築、デザインの「形態は機能に従う」をもじったところから生まれたという解説だった。
知識経営は「戦略」と「組織」を一緒に考えることであり、それを繋ぐ「場」が重要であること。その知識経営そのものが日本発、日本型経営であること。
空気が読める「ミドル」こそが組織を変えることができる、というメッセージをいただけた。

その前に「場」についてどう考えるか、という司会者の投げかけに、私にコメントを求める無茶ブリには困惑したが。「執念」のとまで書かれた手前、「如何に気づきを多く感じさせることが出来る「場」や「瞬間」を与えることができるかが、今までのコントロール型のマネージメントとは異なる、これからの自発性を促すマネージメントとして重要になるのでは」という発言をさせていただいた(汗)
(コーヒーブレークの時 ライターさんに「あの執念の方ですか」と言われたのには閉口したが(笑))

日本の企業が目指してきた生産性向上による効率化の結果である筋肉質、それを支えてきた企業人は、外に出ればいつでもコンサルティングができる世界的に見ても優秀なアスリートなんだそうだ。しかし、それは「今までのモノ作り」の時代のことであって、これからの「知の時代」にそのもの作りのパワーをどう生かして行くかが問われているのだろう。
「時代が変わった時に、自分の能力をどう生かすか」まさに今日得た、一番共感できるキーワードだった。
それにしても昨今の経済環境、企業環境は、「歯車もあそびがないと回らない」はずが、そのゆとりすらつぶしてしまいかねない効率優先が一段と叫ばれている。
ベンチャーや個人であれば、社会における競争について常に考えねばならないが、大企業に属しているからこそ「組織」で悩み、自由度に余裕のあるベネフィットを生かした幸せへの道を探る意味があるのではないか、という意見に、はっと目が覚める思いもした。

いずれにせよ、組織変革によりイノベーションを創出させよう、なんていう活動は成果も見えにくいし、そうカンタンに出るもではない。だからこそ「いつになったら結果がでるの?」「何のためにやってるの?」という問いにいつもさらされ、共感してくれる人、価値を見いだした人の変化が既存の枠組みや価値観に埋没しまいがちだということが、今日の参加者とのコミュニケーションで十分に共有できた。自分の信念や行動の正しさ、孤独な戦いではなく、多くの仲間がいることや、事例の研究や学び合いをしながら変化の継続を周囲の共感を得ながら乗り越えて行くための元気をもらえる場であった。

創造的な対話は楽しいのである。

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昼休み

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昼休みを目一杯有効活用して充電。


デザインハブ第14回企画展「GIFT〜未来に託すデザインリボン」展

2008年12月12日(金)~ 2月1日(日)
11時~19時
無料
会場:東京ミッドタウンタワー5F
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ

186点の展示はお花畑のように華やかで、一つ一つはとても繊細だ。

展示してあるリボンはJAGDAで1巻(5m)500円で購入できる。が、会期残すところあと2週間強で、かなりが売り切れマークの赤い丸印がついていた。お早めに。

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Second Nature 

2008年10月17日(金)~1月18日(日)
11:00~20:00(入場は19:30まで) 
会場:東京ミッドタウン 21_21 DESIGN SIGHT

料金:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料

主催:21_21 DESIGN SIGHT、財団法人 三宅一生デザイン文化財団

桑沢デザインの学生さん100名の手作業によるファイバーが降り注ぐ空間は圧巻。説明のしようがない。体験するしかありません。

そして展示会場の水槽の中でも成長し続ける「 結晶」。
自然が織りなす造形のインスタレーション。

実は事前のスクリーニングやプロトタイプによる検証に裏打ちされた表現が完成度を高めていることは言うまでもないが、高度な好奇心、観察力と自然とサイエンスを融合させたアートに昇華させたところが刺激的だ。とても面白い時間を過ごすことが出来ます。

といっても会期はあと4日。私はいつも滑り込みなんですけど、興味があったら行くべし、見て確かめるべし。逃した魚は大きい。

 

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2009年1月12日 (月)

巣ごもり三連休

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長いが移動したり人が集まったりと慌ただしい年末年始のお休みから早、1週間。
3連休でよかったあ、と思う。
ゆっくりといろいろできる。

そこでまず年末年始に片っ端から録画した映画、コンサートの番組を堪能した。

映画は 12/31の「神童」、1/1の「かもめ食堂」 1/3の「HERO」の3本を見る。

クラシックコンサートは、まず手始めに1/9の深夜に放送された「ETV50 クラシックアーカイブ 世紀の名演奏」でカルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団の演奏するベートーヴェン作曲交響曲第7番の伝説の超名演(1986年5月19日昭和女子大人見記念講堂)の映像を見た。

クライバーの魔術師のような華麗な指揮姿と疾走する音楽、その迫力の凄さに圧倒されてしまった。1980年代後半からは2,3年に数回しか指揮台にあがらなくなってしまい幻の名指揮者となっていたし、一般的な指揮者の3〜4倍の練習時間を費やし非常に緻密を極めるリハーサルを行いながら、本番では踊るような独特の指揮法と音楽をすることの喜びに溢れた表情は、観客を熱狂させるに十分なカリスマ性を備えていた。

生前にNHKでこの映像が正規に再放映されたことはないはずだから、地上デジタルの鮮明かつ高音質で放送されることは、クラシックファンにとっても大ニュースだったはずだ。遺族からのOKが出たのだろう。

そして3連休で、12/28の「サイトウキネンフェスティバル2008」、
12/29にNHK教育で放映された 「クラシックハイライト 2008」、
1/4にNHK BS ハイビジョンで午前、午後から0時にかけて2部に分かれて9時間に渡って放映された「夢の音楽堂^〜小沢征爾のいざなうオペラの世界〜」の後半を見た。

昨年のサイトウキネンフェスティバルで上演されたヤナーチェックのオペラ「利口な女狐の物語」を小沢征爾氏のステージを作って行くプロセスなどを交えた解説付きで見ることが出来、非常に面白かった。

白眉はなんと言ってもカルロス・クライバー、ウィーン国立歌劇場の演奏によるRシュトラウス「ばらの騎士」だ。最初に指揮者が登場しただけで観客は大騒ぎ、そしてまたバレエで踊るかのような指揮姿から序曲が始まるともうワクワクしてしまうのだった。

1994年10月東京文化会館でのウィーン国立歌劇場来日公演カルロス・クライバーによる「ばらの騎士」は観客すべてが陶酔し、今でもナンバーワンに掲げるという日本オペラ史上に残る超名演だったそうだ。今回の映像はその7ヶ月前、ウィーン国立歌劇場でのライブ。始まる前に解説の小沢征爾氏がカルロス・クライバーとは来日時は家族ぐるみで大変親しく付き合っていたという話をされていた。小沢氏がウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した時、一番最初に電話で祝福してくれたのが「カルロス」だったのだそうだ。じゃあ、ウイーンオペラの指揮台に立ってよ、とお願いしたら、「仕事の話はよしてくれ」と言ってんだよねえ、と小沢氏も茶目っ気たっぷりに懐かしそうに語っていたのが印象的だった。

ハイビジョンの美しい映像とともにオペラを堪能できました。

おかげで、隣の公園で恒例の「どんど焼き」が11日にあったことをすっかり忘れていた。

巣ごもりといいながらも、自転車のパンク治したり、次女のピアノ発表会の「なんちゃって企画」である親達による混声合唱の練習に出たり(あ〜〜、30年ぶりの合唱だし、予想通り父親(男声)は私一人でした)、いろいろ出かけたりもしてるんです。すっごい近所だけど。

3連休は家族もパソコンに向かう時間が長いので、ブログの更新する時間もなかなかないのでした。

下は昨年のどんど焼きの様子。

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2009年1月 9日 (金)

東京では初雪

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東京では6時前に初雪を観測したというが
横浜では日の出前も霧雨だった。

終日冷たい雨。
外の風景は終日 薄いブルーグレーのままだった。

今日は「風邪の日」だそうで。
とても乾燥していたので寒いけど湿度が高くなって一休み。

そうそう1月9日だから「いっきゅう」で、クイズ(とんち)の日だんだそうだ。

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2009年1月 8日 (木)

CHANGE は CHANCE !

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アオゾラの日が続く。

明日の天気予報には雪だるまマークが登場。
近所の消防署の出入り口前には融雪剤が撒かれていた。

ええ〜〜っ!明日の朝は90%の確率で雨か雪じゃん!
先ほど雲間にぼんやり月が見えていたのに。

世の中、ドンドン厳しくなっております。
そんな中、今頃 昨秋のイベントの打ち上げ兼
次に向けての決起集会 兼 新年会。

CHANGE  は CHANCE !
GとC の違いを 
どう考え 行動するかで運を引き寄せる。
それはその人の力量次第ということで。

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2009年1月 5日 (月)

社会復帰

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お天気がいい日ばかりが続く。

今日から痛勤電車のはじまり。
早く出ても、学生さんがいなくても 激混みで遅延。

「未曾有」のピンチはチャンス。

そんな世相の六本木の街はまだ始動前なのか不景気なのか静かだ。

こういう時こそ過剰に動揺したりぜず、変わらぬ価値という本質を大事にしたり
既存の枠組みにしがみつかず、新しい枠組みで取り組んでいく柔軟性が必要だ。

とかいいいつつ、初日から余裕もなく夜も更ける。

そうそう、今年は高校卒業30周年ということで
同窓会から卒業50周年のOBとともに高校の卒業式に招待されるらしい。
出身校の卒業式は地元のメディアにも毎年取り上げられるほど
送辞、答辞のやりとりが破天荒で名物だ。

昨年末、同期のメーリングリストでも出欠を問う案内が回ってきて
新年早々には数十名が集うという知らせが来た。

年末には 高校の時のクラブのOB組織からも
近々のイベントのために同期の名簿作成のための調査依頼がやってきた。

ということで、自宅では
30年ぶりに高校時代の同級生とのメールのやり取りや
近況を知ることになっている。

温故知新。

こういう時こそソーシャルキャピタルを築く機会なんでしょうね。

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2009年1月 1日 (木)

初詣

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

実家(名古屋)近くの氏神様へ初詣。

年末に帰省をして、お墓参りをしたり、親戚の家を訪ねたり、
親姉弟家族3代10人で「いっしょに紅白」を見たり。

この間に普段なかなか会って話ができないけれど、上は80歳の父から、下は従兄弟の生後5ヶ月の赤ちゃんまで 血が繋がった様々な世代、地域の人と話をするというのは結果的にかなりディープなフィールドワークになります。

娘達にとっても一緒にテレビを見たり、夜中までお喋りするというのは、とてもいい社会勉強、価値観の受容性を広げる機会になるんだな。

もちろん私にとっても。

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2008年12月27日 (土)

Gangu Project

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本日、年内最終の出勤日。半ドン(死語でしょうか・・)。
少しでも経費削減、ということで、連休中のPCモニターの待機電力ももったいないとLEDランプをチェックしてまわり、会議室のホワイトボードのコンセント全部抜いてボスとともに最終退出。

疲れた頭を充電しにAXISギャラリーに。
六本木は歩道も道路もガラガラ。
待ち列が出来ていたのは「つるたんとん」だけ・・・。

IAMAS Gangu Project

 2008年12月25日(木)~ 27日(土)
11時~19時(最終日は17時まで)
AXIS Gallery(東京・六本木)
主催:IAMAS(情報科学芸術大学院大学)

会期が短いのでこのエントリーをお読みになる頃は終了しています。
昨日の昼休みに覗いて、昨夜エントリーしようと思っていたのだけれど適わず。

もっと早く教えてよ〜、と思った方すみません。このブログは私の備忘録みたいなものですから。

”「ガングプロジェクト」は、IAMASにおいて2005年から始まったプロジェクトです。情報技術を活用した新しい電子玩具についての制作・研究を行いつつ、そのデザインプロセスを通じて、独自のプロトタイピングメソッドを探求・確立することを目指しています。

「ユビキタスとコンテンツ研究プロジェクト」はフィジカルコンピューティングや無線通信モジュールを活用したユビキタス環境の実現に関する研究を行っています。

今回は、これら2つのプロジェクトからなる研究領域で現在進行中のプロトタイプなどを展示します。また、会期中にはフィジカルコンピューティングに関するワークショップも行います。”(公式HPより)

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平たく言ってしまえば、何らかのセンサーを使ってインタラクティブな経験ができるアートをプロトタイプとして制作し、遊んでもらうことで検証してステッップアップさせていこう、というアクティビティの実践だ。

大人も子供もガングに夢中です。
遊んでいると学生さんスッと寄ってきてくれて説明してくれるのがいい。”ガング”だからとにかく触って楽しんでなるほどなのである。奥ではワークショップをやっていた。

素晴らしい展示会なのに、人がまばらだ。IAMASの認知度が低いのか、年末というタイミングがよくないのかなあ。もったいない。
大垣は遠いけど、東京の都心でこのようなクオリティの高い学生によるメディアアートの試みに一般の人々が接することができる機会は貴重だろうし、デザイン系や情報系のもっと多くのが学生さんが来場するとお互いの切磋琢磨になると思った。

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そのうちの一つだけ紹介。

JAMMING GEAR(ジャミングギア)は、様々な大きさの異なる歯車を組み合わせて、音楽を演奏する楽器だった。一つ一つ独立したユニットに大きさの異なる歯車を付け、1周回るたびに1フレーズの音楽が繰り返されるのだが、それらの歯車を組み合わせることで、複数のパートからなる複雑な音楽を自由に奏でることが出来るシステムだ。音楽のパートと時間(テンポ)を歯車という視覚であらわし、音楽の広がりを感覚的に実感できるところがとても興味深かった。一番商品化に近いところにあるのではないだろうか。

 

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2008年12月24日 (水)

宗教観

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六本木の街は人で溢れ返っていた。
東京タワーのイルミネーションは大人気!

週末に録画でNHK BS Hivisionの番組「アトムの世紀~夢のロボット開発に挑む科学者たち~」を見た。日本のロボット・ブームを語る際には、手塚治虫氏の「鉄腕アトム」がしばしば引き合いに出される。先日の爆笑問題の番組もしかりだ。(千葉工業大学・未来ロボット技術研究センターの古田所長の回)。宗教観から一般論として欧米人は人型ロボットを作ることに対し忌避感が強いという。もうひとつ、アイザック・アシモフの「ロボット三原則」で有名な、「わたしはロボット」(1950年)の影響も大きいのだろう。日本人は何にでも心が宿っているという八百万の神を拝む宗教観や、手塚治虫氏が「鉄腕アトム」(1951年)に混めた「ロボットは友達だ」というメッセージの影響から人型ロボットにはあこがれや、未来、親近感を抱く ことができるようになったのだろう。それから続く「ドラえもん」「ロボコン」「マジンガーZ」「鉄人28号」・・・という影響も抜きには考えられないだろう。
日本でもアトムに憧れてロボットの実現を目指した同世代が、今や人型にこだわらず、人の役に立つロボットの研究にシフトしているロボット開発の最前線を紹介していた。
さて、これからロボットはどのように進化して行くのだろうか。

武蔵工業大学の小池先生もPaPeRoの紹介で、幼稚園児の映像にインタビューに答える形で声だけ出演してました。

そうそう、「働く」という意味も、「労働」という言葉は聖書で「苦役」を意味するので、欧米人は仕事に対して償いや罪といった暗い意識を持っているということを読んだことがある。
労働する必要のないエデンの園で罪を犯したために、そこから出て人間はこの世界で働いて罪を償わなければならなくなった。
一方で、日本人にとって働くことは一種の自己実現であり、創造だという労働観が存在しているのだという。現代になってその価値観が変化していることは言うまでもないけれど、大きく根本的なところでは 古い労働観に縛られているところもあって、欧米や若い世代とのすり違いも起こり始めているのだろう。

そこは考え直したり、受容性を高めたりして行かなくてはならないのだろう

クリスマス・イブをイベントとして楽しむことが出来る日本人って
と六本木駅までの途中にあるカトリック教会の前を通って、
宗教観について改めて考えてしまった。

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2008年12月23日 (火)

東京タワー50周年

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2008年12月21日 (日)

プリントゴッコに感謝

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子供達は今年もプリントゴッコで年賀状を作った。

今も手元に残っているプリントゴッコで作った年賀状の一番古いものは1987年の卯年のデザインだった。我が家の黄色いプリントゴッコB6セットは多分20年以上使用していることになる。長女が最初にプリントゴッコで年賀状を作り始めたのが1999年、次女は2002年からだ。以来、毎年この時期になると、新聞紙を広げてぺったんし、乾くまで一部屋年賀状に占領される。版下、製版、印刷というシルク印刷や色の調合の仕組みをこれで実感して学んだと言えよう。2版を組み合わせた凝ったデザインをした年もあったが、1版でいかに多色で凝ったように見えるかのコツも覚えたようだ。

プリントゴッコは今年の5月30日に本体の販売終了が発表された。
一番よく使う赤いインクが足りなさそうだ、というのでパーツの販売を継続している東急ハンズに行ってみたが、既にランプは売る切れで手に入らなかった。マスター、インクはまああるが、ランプがなくては製版が出来ないので今回が最後の制作になるだろう。

プリントの「ごっこ」という遊びに託したネーミング、年賀状作成という日本の風習に合わせた消耗品ビジネスは一世を風靡した。パソコン、インクジェットという個人向けプリンタの普及とケータイ、メールによる年賀状そのモノの減少に、とうとう退場である。

日本の様式美、形式美と言ったら言い過ぎかもしれないけれど、便利さや合理性であれば今はいくらでも手段がある中で、自分で考え、表現し、作り、そして元旦に年賀状が届くということ、新年の特別な節目にお互いのことを思いやる気持ち、それを子供達に教え、それぞれが学ぶことが出来たのもプリントゴッコのおかげと感謝したい。

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冬至

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今日は冬至。

冬至になぜ南瓜を食べて、柚子湯に入るのか?
その理由は昨年の冬至のエントリーで書きました。

週末、
タイヤをスタッドレスに履き替え、
リースを玄関扉に付け、
クリスマスカードを送り、
年賀状の宛名を書く。

今年次女がサンタにお願いしたいiPod nanoを格安で手に入れたいと
近所のパソコンショップに開店と同時に駆けつけるもすでに完売だった。
なんだか、街の中は車も人出もとても少ないと感じるのだが、ディスカウントのフラワーショップ、リカーショップには駐車場への入庫待ちの列ができるほど混んでいた。

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2008年12月16日 (火)

初霜

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昨日の朝は東京都心でも初霜を観測したそうだ。

雨が降った翌朝に急激に気温が下がったからだろう。まだ日が昇ったばかりの路面は凍結していた。緑道の落ち葉を見てみると粉砂糖をふりかけたお菓子のようになっていた。

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2008年12月15日 (月)

サラサラの組織

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12月12日にダイヤモンド社から発売された本に、私の今取り組んでいる仕事の一つが紹介された。

サラサラの組織—あなたの会社を気持ちいい組織に変える、七つの知恵
富士ゼロックスKDI/野村恭彦・仙石太郎・荒井恭一+紺野登+荻野進介:共著, 野中郁次郎+小林陽太郎:監修

「第3章 サラサラの組織 サラサラ組織への変革イニシアティブ物語」 

9つの具体的な事例が紹介されている中の 「ホスピタリティーが融知創新を促進する」 の項、 175ページに私が実名で登場していました。

「執念ともいえるサポートにより、いまでもタッチゾーンはレベルアップを続けている。」

執念ですかあ(笑)

土曜日、移動の途中で書店によってみたらビジネス書のコーナーに平積みされていた。購入して早速電車の中で読んでみた。

この3年間の熱い議論、実現と運営に対する同僚達の献身的なアクティビティ、チームワーク、多くの人との関わりや支え合い、シンパとなっていただいた方々の地道な応援など、ここまでやってこられたいろんな思いが去来して目頭が熱くなってしまいました。

私一人の名前だけが実名で載ってしまって申し訳ない。
あくまで代表者として 多くの方々に感謝です。

そうはいってもまだまだ道半ばなのです・・・.

これをきかっけに、多くの人がこのプロセスとデザインの可能性を感じていただけると嬉しい。

私達の事例だけでなく、この本には具体的な事例や多くの示唆が書いてあります。
ぜひ手に取って、組織の「知」のめぐりを「サラサラ」にすることにチャレンジしてください。

関連情報:「サラサラの組織」はどうやって生まれたか

       富士ゼロックス KDI(ナレッジ・ダイナミクス・イニシャティブ)

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2008年12月14日 (日)

プロジェクト発表会

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土曜日の午前中に、上平先生からご案内をいただいた
専修大学ネットワーク情報学部プロジェクト発表会2008」に行ってきた。
 
多摩方面へ車で出かける時によく通る道沿いに生田キャンパスがあるのは知っていたが、入るのは初めて。 山の斜面に広がるキャンパスは少し入り組んでいて会場の10号館にたどり着いたらそこは5階だった。 斜面に建てられた新しい校舎は眺めもよく、 随所にコミュニティを促進したり、時間を過ごすためのいろいろな工夫がされていて、その意図を考えたり、実際に利用している学生さんをちょっと観察しているだけでも面白かった。

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さて、本来の目的である PROJECT 2008 EXHIBITIONについては、実はほとんど何の予備知識もなかった。
少なくともデザイン系の大学の展示会と大きく異なるであろうということ、調査、観察から得たアイデアをIT技術を駆使して実装して検証するということで、何が見えてくるのか、何を気づかせてくれるのだろうか という興味で来てみた。はこだて未来大学のプロジェクト学習の発表会と似ているところもあったが、デザインを教えていらっしゃる先生がここにはほとんどいないことが大きな違いかもしれない、と帰りがけにすれ違ったよしはし先生の話でなるほどなと思った。
少なくとも、 このような発表会をすべて学生が自主的に企画運営し、 内外の客観的な意見を聴こうと言う姿勢が素晴らしい。 実際、開場後間もない時間にも関わらず熱気に溢れてましたね。

一つのプロジェクトの説明を聞きながら質問をしているとすぐに30分くらい経ってしまうので、とても回りきれず、興味のあるものを3つほど回るのが精一杯だったので、この発表会自体を客観的には俯瞰できていないと思う。

3年生の発表なので実はアウトプットのクオリティは全く期待していないことと、考察過程や実装された表現からどうやって検証しようとしているのか、というネットワーク情報学部の教育や、今の学生さん達の意識がどこに向いているのかの興味が主体だ。

Dscf3058_2 PacPac:
「Augmented Reality 技術を用いた親子間の共遊ツール」         
PacPacではAR技術を用いた新しい遊びを親子に提供します。 2人で協力して楽しむことのできる2つの異なるステージを体験してもらいます。

女子学生さんがパネルの説明をしてくれました。パネルはよく纏まっているのだけれど、結論をシンプルに書いてあるだけなのでたくさんたくさん質問をしちゃいました。あなた達の導きだしたプロセスを知りたかったから。どうしてどうして、とてもたくさん観察して、体験して、議論して、深く考えているじゃないですか!パネルからは解らないことをたくさん知ることが出来ました。いい学びをしていましたね。技術ありきで何かを実現するという、Howが目的化してしまいがちの中、対象者のことや今日聴きにきてくれる来場者のことまで考えたまさにエクスペリエエンスな発表になっていました。絵本も色彩感覚のしっかりした方が担当されたようで、何をしたいのかが伝わるツールになっていました。チームワーク力をひしひし感じたのだけれど、惜しいのは、「安全確認」のため、実際の体験が出来なかったこと。電源要領制限のためノートPCを充電で稼働していたためバッテリーが無くなってしまい、デモもできなくなっていたこと。発表会は一発です。研究だけじゃなくてイベントにおける事前のリスク回避がいかに大事かもたくさん学んでいたようでした。

あとは、「なみ・コミュニケーション "Namico"コミュニケーションと活動の可視化による教育支援システムのデザイン」グループワーク中のコミュニケーションやタスクの状況・雰囲気という今まで見えづらかった部分を波形として可視化し、グループワークの活性化につなげる。 という発表と、「What Do You See?〜視線の動きからわかる情報を分析しよう〜」
アイマークレコーダで視線を記録し、記録を様々な方向から分析することにより、マーケティングやデザインの問題について、解決策を探ります。の説明を聴いた。

ここでも質問をしながら背景や目的意識、説明している人本人の本当にやりたかったことを探ろうとしたのだが、実験結果の分析や技術的なアプローチの説明が主で、認知的、心理的な側面や本来の目的や目標となるとまだまだ学生さんもそこまでは至っていないようで、あたふたさせちゃいました。

「CANDY APARTMENT 」 
デザイナー/アーティスト向けの開発環境であるProcessing、Gainerを用いた空間演出、そしてその世界観となる物語の原作提供を目的として 創造した成果物をアトラクションという形で発表致します。これはぜひ体験してみたかったのだが。時間がなくて、入り口の説明しかきけなかった。残念・・・.

帰りがけにやっと上平先生に少しだけ会えて話が出来ました。

ネットワーク情報学部という存在を知ったのも最近だが、その一端に初めて触れ、またその教育や可能性、そしてなんだか今時の学生さんの頼りなさなども垣間みれたことが今日の収穫だった。

 

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2008年12月 7日 (日)

誕生日にドキュメンタリー

Dscf3009

昨日は誕生日でした。

渋谷で映画を2本、見てきました。

午前中から妻と二人で
ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて
(渋谷 ユーロスペース 1月下旬まで) 

夕方からクラブ活動を終えた娘二人も合流して
ブロードウェイ♪ブロードウェイ  コーラスラインにかける夢
(渋谷 Bubkamura  ル・シネマ 1

ドキュメンタリー映画ばかり2本。

どちらも世界最高レベルを目指し、
その期待に応えるために、
一人の芸術家として、そしてまた一個人として、
苦悩、葛藤、至福の歓び、幸せなど
人生にひたむきに取り組む姿の事実をリアルに描いているので
とても感動的でした。

いずれも邦題は内容が推測しやすいのですが、
原題に大きな意味のあることが、映画を見てはっきりと理解できる。

前者の原題
TRIP TO ASIA  The Quest For Harmony

指揮者のラトルが演奏会で味わえる至福の歓びを「絶対に絶つことのできない麻薬だ。
生涯、中毒患者でいたいと思う」という語りが、ドラッグのTRIPに引っ掛けていることや
入団試験からはじまるオープニング、その結果を伝えるエンディング、
このツアーを最後に対談する団員と試用期間の団員との対比、
伝統と創造、仕事と使命、続けることの責任など、
輪廻という思想をアジアに重ね合わせて描こうとしたのではないかと思わせる。

おりしもサー・サイモン・ラトル率いるベルリンフィルハーモニー管弦楽団が
11月23日〜12月1日まで来日公演をしていた。
日本でのコンサートはチケットも高額で入手もなかなか難しい。
しかし、28年前にベルリンのフィルハーモニーホールで
圧倒的なパワーと強烈な意志、完璧なアンサンブルに溢れる
ベルリフィルのサウンドを聴いた時の衝撃を忘れることが出来ない。
指揮者のマゼールとフィッシャーディスカウが歌うサブプロも含めて、
同じ人間が奏でる音楽とは思えなかった。
世界最高峰の集団といえども結構普通の人たちだ
ということを描いたこのドキュメンタリーは、
誰もが少なからず仕事、会社、家族の中で、 
自分自身の自己実現や 承認欲求、所属欲求のバランスを探し求めながら
生きているということでは同じなのだ、ということを教えてくれる。

後者の原題
EVERY LITTLE STEP

劇中歌の有名な歌詞に因んでいて、
まさに映画のいいたいことそのものですね。
興行的に多くの人に見てもらいたいから、と邦題を作るのでしょうが、
逆にかなり損をしているのではないかと思う。

中でもポール役のオーディションでの演技は圧巻だ。
これを見るだけでもこの映画を見る価値がある、と見た人は皆思うことでしょう。
すごいですよ、とにかく。プロの役者というのは・・。

この再演のワールドツアーが、2009年8月に来日公演するらしい。
(TBS/Bunkamura)
日本って、東京って凄いなあ。

誕生日にこのような映画を見るのもある意味意義深い。
生きていくことに元気が出ます。

そして誕生日に家族達と ゆっくり1日過ごせる幸せも実感できました。

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2008年12月 3日 (水)

冬季限定

Dscf2917

12月に入り、 先生でもないのに慌ただしく走り回っている。
上り坂をひたすら地道に上り続けてきた
デザイン案件のいくつかは峠を越えつつホッとしながらも
今度は月末締め関係のデスクワークにおわれる。

ちょっと疲れた頭への栄養補給を、と覗いた会社の生協の店頭で
ついつい「冬季限定」に思わず手が伸びる性格は
仕事熱心なのか、単なるミーハーなのか。

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2008年12月 1日 (月)

宛名書き

Dscf2839

12月に入った。

今年も何とか11月中に年賀状は作った。

12月の土日はなんだかんだとゆっくりできないし
年末は帰省をしてしまうと年賀状を作るのも書いてる時間もないと
経験上わかってきたので
この10年は11月中に年賀状を作ってします。

そして平日に毎晩、昨年の年賀状を見返しながら
数枚から10枚くらいつつ宛名と一言をクリスマスまでに書いてゆく。

そうすると楽しいクリスマスと年末をゆっくりすごせるのだあ!

と自分に言い聴かせながら今月を乗り切っていくことにしよう。

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2008年11月29日 (土)

宵の明星

Dscf2846

最近 夜空を眺めたことがありますか?

夜、最寄り駅から自宅まで住宅地や緑道を歩く間、
比較的暗くて空が広いので星座で季節の移り変わりを感じている。

日付が変わる頃、
東の空にはオリオンの三ツ星がもう高く輝く季節になった。

日没は16時20分頃。
その1時間後には辺りはもう真っ暗だ。

今日、西の低い空に誰でも気づくほど明るい星が二つ、縦に並んで輝いていた。
多分宵の明星・金星と、大きさと明るさからして木星かな。

Dscf2857

ベンチの背もたれを三脚代わりにコンパクトデジカメの夜景モードで
3秒露光で撮影してみた。
ぼけてるけど、かなり明るいことはお解りいただけると思う。

調べてみたら、やはり上が金星、下が木星。
夜空で一番明るい星は月だが、2番目3番目に明るい恒星が並んでいるのだから
これは滅多にない現象だと思う。

明日の夕方の西の空には 
細い三日月もさらに低い空に並んで、
3天体が接近して輝く、たいへん美しい眺めとなるそうです。

日没後、17時過ぎに西の空を眺めてみてください。

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2008年11月28日 (金)

雨のち晴れ

Dscf2819
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組織というのは 結局 人材なんですよね。

自分でわかったようなこといいながらも
現実は非常にタイヘン。

面談ひとつ、その方が自分の言葉で語ってもらえるように
質問形式で、じっくりと時間をかけていくと
結果的にその人自身が客観的に考えるようになってくれる。

そこまでいくのがタイヘン。
そして、そこからがスタート。
スタートできれば、あとはそれなりになるようになっていく。
そうなるとお互いにハッピーになっていくケースが多いと思う。

そういう時間を取ることが実はとても重要。
でも バタバタ会議室をはしごしていたり
パソコンに向かってパタパタキーボードを打ち鳴らしていたりして
周囲が声かけにくくしているとこれも失格。

若かりし頃、自分が自分の考えを一方的にしゃべる、
しまいには説得にかかるようなタイプであった私も
いろいろ失敗やら、周囲のありがたいご指摘、ご指導やらで勉強して 
また「これは凄い、なるほど」という人物に出会いながら
随分と忍耐強く、また相手のよいところをどうやったら引き出せるのか
考え、実践できるようになってはきた。

一人一人と向き合う一方で、
会社組織なので、組織としての意見を取りまとめて
方向性を客観的に具体的な数字で示さなくてはいけない。
これまた合意形成に多大な話し合いの時間が必要だ。

これはこれ、それはそれ。

頭と体が3つくらい欲しいですな。



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2008年11月24日 (月)

わかりやすさ

Dscf2794

勤め先の同僚でもあり、ブログ「イソムラ式」の書き手であるisoamuさんが
11月21日(金)の夜、FM放送に生出演した。
番組は J-WAVE JAM THE WORLD  15minutes 。
テーマは”「ユニバーサルデザイン」とはどんなものか?”

8時55分から9時20分の25分間にわたり
ナビゲーターである竹内薫氏やリポーターの小林まどかさんらからの
質問形式のシナリオに対し、
堂々とゆっくりとした(ちょっとだけ緊張気味だったけど)、イソムラ式で応えていた。
見事にゲストの役割を果たしていた。
残業で居室にいたメンバーは仕事をしながら、ラジオ放送に聞き耳を立てていた。
放送が終わった途端、あちこちから一斉に拍手が沸きおこった

ちょっと感動。

話の内容は、路線バスの最近の乗降口が車椅子対応としてスロープ式に進化したことで
ベビーカーや(番組では乳母車っていったたけど)杖をついた方など
便利を享受できる対象が広がったこと
ドアの取っ手がノブからレバー式になったことで、
高齢者や子供など握力の弱い方や荷物を持ったりして両手が塞がった状態の健常者までが
扉を開けやすくなったという事例などで
身近でユニヴバーサルデザインが広がっていることを紹介していた。
他にも「写ルンです」は全盲の視覚障害者の方も旅先で写真を撮り、
帰宅して家族に写真を見せて旅の楽しさを共感できるツールとして利用されている事例、
そして「最近やられたなと思うユニバーサルデザインは何ですか?」という質問には
「手を汚さす食べやすいゼリー状の醤油たれ付き納豆」を紹介していた。
いずれもisoamuさんの持ちネタだが、非常に親しみやすく、解りやすい話で
聴取者に多くの「なるほどでねえ!」という
気づきを与えることが出来たんじゃないかと思う。

最後は、本当は自身のやりたいこと、ビジネスとして目指していることも
語りたかったのだろうが、ちょっと会社の広報モードが入ってしまったのか
(上長指示!?)話のつながりが不自然と感じてしまったのは
身内だからだろうか?

後で裏話を聴いてみようと思う。

それにしても「ユニバーサルデザイン」という言葉を聴けば聴くほど
「デザイン」という言葉の定義の領域の広さや
Howとしてのユーザビリティと混同して語っていることも多い。
それがビジネスとなるとなおさらだ。

isoamuさんも 
インハウスデザイナーとしての立場で商品やサービスでできることと
個人として、ボランティアなどで出来ること、体験といった両輪で活動しているからこそ
自身の仮説と検証を繰り返し、その試行錯誤が説得力のある
解りやすい言葉として人に語ることが出来るようになったのだと思う。

「元気にポジティブな気持ちで過ごせる」社会、環境のために
すべての行為を指すとなると、
デザインという言葉ではないほうがいいのかもしれないのでは、とも思う。



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2008年11月22日 (土)

好きなこと

Dscf2775

「私は○○○○が好きです」

人の名前じゃなくて、デザイン、オンガク、セッケイ、カイハツ、ハンバイ、センセイ
などなどという職業を入れてみる。

じゃあ、それを続けるために、日々工夫と発見、新しいことを学び、自分も周囲も成長することが楽しいと思えることが大事だと思う。

一方で昨今のように経済環境が厳しいと、好きなことを続けられないこともある。
「私は○○○○が好きなのに、それができない」理由を、周囲のせいにする人もいる。

まずは、環境の変化に対応してきましたか、と自分のことをまず考えてみてはいかがか
と最近つくづく思う。
長い目で好きなことの本質を追っていれば、周囲はその実力や熱意を知っていて
援助や新しい道も開いてくれる。
義務を果たさず、表面的に好きなことだけをやり、権利だけを主張してきたような人は、
いざというとき、その人の周囲から人は離れてしまうものだと思う。

自戒を込めて。

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2008年11月21日 (金)

夜道

Dscf2782

私は よく道を聞かれる。

今週の水曜も 渋谷まで六本木通りをiPodを聴きながらスタスタ歩いていたら
路肩に停めた軽自動車の窓から大声で「道聞いてもいいですか〜〜!」と
呼び止められた。

夜も10時をすぎていて 人通りも少ないからか・・・。

「六本木通りってどこですかあ?」

「ここですけど」

「ありがとうございましたあ♪」

しばし歩いて振り帰るが 車は動かず・・・

どこに行きたっかったんだろう・・・

逆に気になっちゃうじゃん・・・

先月も外人のカップルに 「エクスキュ〜ズミ〜〜」
と声をかけられて地図を示された。
指の先にある位置は渋谷駅の井の頭通りのあたりだ。
地図があるので カタコト英語でもなんとか説明できる・・。
説明していないか・・

そういえば 夏頃にも日本人のカップルに
金王神社の鳥居のあたりで道を聞かれた。
渋谷駅の西口側にいきたかったらしい 。
六本木通りをまっすぐあっちに行って
電車のガードをくぐって 右へ、
なんて説明したら女性にはとても感謝されたが、
後ろの方で ほら〜〜!! とか喧嘩してたなあ。

気になるじゃん・・・・

日本人、外国人問わずよく道をきかれると思う。
そいえば、ニューヨークでもパリでも道を聞かれた。
他にも人がいるのに東洋人の俺にわざわざきくなよなあ、って感じだが
そういう時は地図やガイドブックを持っているので
なんとか教えてしまう私はなんなんだろう。

表参道から歩いていた時は、
骨董通りあたりで根津美術館、ブルーノートか青山通りを聞かれることが多かったし、
今は明治通りと六本木通りの間で渋谷方面から迷い込んだ人が多い。

渋谷のスクランブル交差点で 中国人やベトナム人に道を聴かれたこともあったが
それは同胞と間違われたのだろうなあ・・・。

ポジティブに考えれば
「親切そう」「この辺のことよく知ってそう」「日本語以外もしゃべれそう」

ネガティブに考えれば
「暇そう」「隙がありそう」「人がよさそう」「オーラが全くない」
「キョロキョロして歩いているので人と目がよく合う」

ま、多くはたまたまそのとき、一番近くを歩いて
声をかけやすくて、私が無視をしなかったから というくらいで
特別な理由はなさそうだけど。

とりあえず、へんな勧誘に声かけられることはあんまり無いので
お金をもってなそさう、とか逆に詰問してきそうだ、てなことはわかるのか。
向こうも瞬間に相手を判断しているのかもしれない。

今度道を聞かれたら「どうして私に声をかけのか」
質問してみるかなあ。

気になるじゃん・・。

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2008年11月15日 (土)

たくさんのヒント

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薄曇りで温かい土曜日の午後、公園の落ち葉が美しい。

デザインプロセスの合理性や貢献を論理的に説明し、
明確な成果を示したり、未来や可能性の明確な方向性を示すには?
モチベーションを高めたり、既存の枠にとどまらない成果を達成するための
チャレンジグな目標や新しいHowに気づくには?

今日は そんなヒントを得るために
第2回情報デザインフォーラムに個人的な勉強で参加してみた。

場所は横浜/山手ゲーテ座ホール。
週末の午後、みなとみらい線元町・中華街駅から急な坂を上ってたたどり着く港の見える丘公園は、カップルや結婚式の2次会に向かう正装のヒト達、観光客でにぎわっていた。
観光地としての山手ゲーテ座は知っていたが、
ここにこういうイベントでくることになるとは全く想定外であったし、
こういうことでもない限り
この建物が横浜の岩崎学園の所有であることも知らなかったろう。

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こじんまりとした定員110名のホールは、
天井と床が木、壁が石材という天然素材の落ち着いた内装で、
室内楽に最適と思われる音響のホールだと思った。

今日はここで情報デザインに関する短い講演と
夏に開催されたワークショップの成果報告が行われた。

実は、大きな期待をもつことなく
ヒントが得られればいいくらいの気持ちだったのだが、
とても収穫の大きな5時間になった。

はじめに京都工繊大 櫛先生の
「リフレーミングとビデオエスノグラフィー」のお話。
ナイサーの「人の知覚循環」モデルの紹介から
観察→洞察がフレーミングの繰り返し→リフレーミングであること
そしてこのリフレーミングこそ
「次元の異なる意味の定義」であり、「デザインに必要な行為」であるという。
「リフレーミング」、これはいい言葉だ。
そしてビデオエスノグラフィーによるフィールドワークの具体的な事例や
Howは、一度ぜひトライしてみようととても参考になった。

続いて富士ゼロックスHIDの蓮池さんの
「観察とプロトタイプを通じたデザインイノベーション」のお話。
具体的な内容は「人とドキュメント」の未来のデザインに詳しくある。
インハウスのデザイナーとして
公の場で話せることの制約のもどかしさもよくわかる。
またヒト、ビジネス、テクノロジーの三位一体の企業活動において
「いろいろ対応できる力をデザイン部門で持っていることが重要」
という締めの言葉に大きく共感してしまった。
学生さんにはちょっと実感湧かないだろうなあ・・と思う。

そして今日の主食。
横浜ワークショップに参加した7チームのうち、
6チームから成果報告がそれぞれ持ち時間5分ほどで
次々と行われた。
学生さんだけのチームの発表は、言葉使いからはじまり
何をいいたいのかまで 聴衆側が汲み取らねばならないことが多く
もどかしい場面も多かったが、
チームメンバーに社会人が入っていたり、発表が社会人や院生のチームは
それなりに面白い視点と
それをきちんと着地させようという姿勢が明らかに見えた。

これは勉強の場だから、成果であるインフォメーショングラフィックスのクオリティをとやかく言うのではなく、フィールドワークと成果までのプロセスを聴いて、そこで彼らが気づいたり、軌道修正した足跡を辿ればいいのね、と思って聴いていた。

しか〜〜し、この発表の後、
このワークショップの講師陣10名による一人5分ずつのコメントが
それぞれの立場、視点を端的に示していて、とても興味深いものだった。
短いコメントにこのワークショップの意味や課題、
そして今日の収穫が集約されていたと言っても過言ではなかったのだ。

それを忘れないうちに記録しておく。

1番手はチューブグラフィックスの木村さん。ユーザーの期待を超える意外性、面白さ、なるほど!という結果になっていないという厳しいご指摘だった。プロとして一定のクオリティの結果(今回の場合インフォメーショングラフィックス)を出してこそ意味があるという立場で、自身が講師としてアドバイスしたことがどうしてこのような丸まった成果になってしまったのか、講師の役割は何なのかを問うていた。凄い方だ。

イードの棚橋さんは、最近興味を持っていらっしゃる「用の美」の話をされてから、今回のポスターは、成果であるインフォメーショングラフィックスより「コンセプト」の方が端的に纏まっている、と思ったと。みんなに伝えたいことが、結果ではなく、コンセプトを作るプロセスだったからではという指摘だ。

はこだて未来大の寺沢先生の短い感想は、私の頭の中をかなりすっきりさせてくれたコメントだった。「火事場の馬鹿力の魅力」というものものも確かにあるが、本来「ちゃんとした綿密なフレームを計画した上でのリサーチ」があってこそ、ヒトを感動させることができるのだ、と。これって プロとアマの明確な定義にも当てはまるのではないかと私は思う。寺沢先生のおっしゃることは相変わらず深い・・。

櫛先生は、「画期的なワークショップだったのではないか。賞賛すべき」という参加者全員への労をねぎらわれていた。事実、私もそう思う。

武蔵工業大学の小池先生は、フィールドワークとは、「見た」だけではなく、参加者になってデザインの力で課題を解決して行くことが本来の醍醐味だという話をされた。
短い時間のフィールドワークだったけど、観察するだけでなく地域のヒトと話をすること、コミュニティにアクセスし、コミュニティに関わり、実践していくことを期待したい、と締めくくられた。同じ大学の研究室出身者としていたく共感。そう、これを実践していきましょう!

今日が入試だったということで、遅れて会場に駆けつけたばかりの横浜デジタルアーツ専門学校の浅野先生は、このワークショップに至る経緯、紆余曲折を詳しくしてくださった。箱を作るだけでなく、魂まで入れた舞台裏のご苦労がよくわかった。「走り出せば、何とかなる!」という言葉に共感しつつ、走り出すことの大切さと、いやいや、このイベントやフォーラムの活動は、数年後、10年後に振り返った時、とても大きな意味を持つと思った。

そして、体調を崩されて今日出席できなかった多摩美の吉橋先生の代理で、急遽壇上に呼ばれてしまった専修大の上平先生も 短くこのワークショップの熱気を語っておられました。

そしてトリを千葉工大の山崎先生がつとめ、「デザインはコンテンツとフォルムの関係を作っていくこと」というポールランドの言葉を紹介し、「未来は解らない、未来は創っていくもの」「変化していくことと、そこに参加していることが重要」と総括されていました。

その後、懇親会では、ワークショップのポスターも見ないで缶ビール一本片手に、上平先生、裏方を務めた武蔵工大の学生さん達や久々再会の元学生さん(今や立派なインターフェースデザイナー)とたくさん話をした後、浅野先生の計らいで講師陣の反省会に参加させていただいた。

夜の港の見える丘公園を通過してフランス山の小道をくだるおじさん集団は怪しい・・。

こういうメンバーだからこそ お互いの立場を尊敬し合い、
言いたいことを言い、高めあって行く楽しさが
このフォーラムの活動を支えているんだなということと
異種多才の人材交流から新しい流れが生み出されていくことを実感したのであった。

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2008年11月12日 (水)

Macのブランド戦略!?

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東急新渋谷駅の開業を目指して、東急文化会館跡地の再開発が本格化したようだ。
現在の東急東横線渋谷駅の改札口を出て右に曲がると、以前あった東急文化会館に直接いけるように明治通りをまたぐ通路がある。その先の銀座線と平行に走る道路が1ヶ月ほど前 廃道になった。
車両の通行が不可になるとともに、周囲の飲食店は一斉に閉店。
この1週間でビルの周囲には取り壊しの囲いが次々できているのに、元マクドナルドのあったところだけ 11月に突然 赤と黒のグレード感ある新店舗がオープンした。

廃墟のような周囲からは完全に浮いているのでとても目立つ。

Dscf2702

「ニッポンのハンバーガーよ、もう遊びは終わりだ」
と挑発的なメッセージで赤と黒の目立つ派手な広告も東急東横線渋谷駅に登場。
アメリカから「QUARTER  POUNDER」という新しいハンバーガーブランドが上陸したかのような見せ方だ。

何だろうなあ、と調べてみたら、実はマクドナルドのアメリカメニューを日本導入するための認知度向上戦略だったのだ。
表参道と渋谷東口店のみの期間限定店舗、メニューは500円と600円のセット2つだけ。
セットの飲み物もコーラとコーラゼロとホットコーヒーのみ。
インテリアはブラックを基調にポイントカラーのレッド明快に統一されている。
エントランスにずらりとコルビジェのLC2 1Pの椅子がずらりと12脚並んでいる様は壮観だ。

客単価を上げるために原田会長お得意のブランド戦略なんでしょうか。
あざといし、とてもリピーターを囲えるとは思えないんだけど・・。

とこのように話題になっただけで十分なのか!?

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2008年11月11日 (火)

11月17日公開

Dscf2689

渋谷マークシティの京王井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅をつなぐ通路。
その大きな白い布の後ろには うっすらと「明日の神話」が見える。

11月17日の公開が1週間後に迫る。

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2008年11月10日 (月)

通勤電車

Dscf2675

週末からグレーのグラデーションが続く空。
今朝も寒い。
朝、駅に行く途中のゆりに木を見上げると
一つに木が緑から赤までの葉がついていた。
急速に秋が深まり行くという感じ。

そんな感傷気分もつかのま。
このあと、まさに殺人的な通勤ラッシュに見舞われた。

今日の東急東横線は元住吉の車庫で6時過ぎにポイント故障がったとかで
すべて各駅停車になっていた。
それでも かなり混んではいたがいつもより少し遅れた程度で
電車がホームに入ってきたので乗り込んでしまった。

その後が凄い。
遅れている上、各駅からさらにヒトが乗り込む。
降りるに降りられない。
駅員さんは外から窓を開けて「乗ったら奥に詰めてください」とさらに呼びかける。
電車に人間がここまで乗れるのか !! という状態。
たぶんギネスに載るんじゃないかというくらい。
私は巨漢の男性の肩にメガネがあたって壊れそう。
みなさん、手足からだがぐにゅぐにゅにまがった
アクロバット的姿勢で耐え抜いている。

ユニバーサルとか バリアフリーとか
優先席とか、もの凄く虚しい訳です。

あちこちから「キャー・・・」「死ぬ・・・」「きつい・・・」
と声にならぬ声が起こる。
前を走る電車から急病人が出て救出中なので
しばらく停車するとのアナウンス。
それでも文句一つ言わずに、じっと超過密状態を維持する
日本人はなんと勤勉なことだろう。

目黒線で目黒に出て山手線で渋谷に向かえばよかったと後悔していた。
が、その目黒線も8時前に元住吉でポイント故障、
さらに1時間かかって渋谷に着いた頃には 
ちょうど山手線も品川駅の人身事故で止っていた。
結果的には一番早く到着したようなのだが。

健常者でも足腰が耐えきれぬ状態なのに
入場規制とか乗車規制とかで乗客の負担を少しでも軽減する
措置を考えてほしいと切に思う。

帰りも、夕方起きた人身事故で電車遅れてました。
夕方の渋谷駅はヒトが溢れて大変な状態だったらしい。

同じ東急でも田園都市線は結構頻繁にトラブルが発生し、
通常30分のところがそれこそ雑人的ラッシュで身動きが取れないまま
1時間かかるなってことが数ヶ月1回くらいある。

それに比べれば東横線のトラブルは滅多にないだけに
慣れていない分、アクシデントのダメージは大きい。

トラブルを知った時点で 遠回りでも
別ルートを使った方が結局は早い、
という過去の教訓を生かしきれなかったのが自分にとっては悔やまれる。

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2008年11月 9日 (日)

音楽と俳句

Dscf2682

忙しい、やりたいこととやるべきことが山ほどある、時間がない、
ちょっと疲れてきたし今日はいつもよりは少し早めに帰ってゆっくりしよう、
そういう時に限って、「○ちゃん、飲みにいこうよ」とお誘いがある。

ここのところ結局ほとんど週一でなんだかんだと
いつのまにやら5〜6時間、音楽を聴きながら、呑みながら
デザインとかデザインマネージメントとか話し込んでいる。

そんな先週の木曜日、酔っぱらって真夜中に帰ってきてみると
一冊の本が届いていた。
著者より謹呈とある。
私の好きな言葉が二つも並んでいるタイトル「時空のクオリア」に惹かれる。
が、さすがにその日は2〜3時間は眠りたいとそのままにした。
週末にあらためて「序」から少しずつ読み始めてみる。

実は以前に「光の槍」という句集もいただいたことがある。
俳句というわずか17文字の研ぎ澄まされた言葉の配置だけで
クラシック音楽が見事なまでの感性で凝縮されていた。
詩という言葉の世界から無限のイマジネーションを広げてくれる
「現代俳句」という芸術表現の世界があったのか、
と日本語の素晴らしさに戦慄を覚えた。

そして今回の本は、同じ著者による初のエッセイ集である。
かなり雄弁なのである。

著者は、私と同じ勤め先で、職場は異なるが大先輩にあたる。
以前 宣伝部にいらっしゃった頃、会議で席を同じにしたことがあるくらいで
お仕事を一緒にしたことはないので、名前を知っているというくらいだった。
それが、ある奇遇で繋がってしまったのだ。

この件は2006年9月26日のエントリーに書いた。

著者はあくまで一企メーカーに勤務する一人のビジネスマンである。
しかし、音楽に造詣が深く、エッセイ集とはなっているが、
かなり本格的な音楽評論であり俳句評論にもなっているようだ。
帯にはこう書いてある。
「無情に流れて行く時間を人生の喜びや憂愁に満ちた時間に変換する芸術」

クラシック音楽を聴きながら俳句を楽しみ、言葉からイマジネーションの世界に浸る。
新鮮な視点と表現に出会い、また新しい世界へ誘っていただいたこと、
そして、慌ただしく過ぎ去る時間の中で、少し立ち止まることを教えてただいたようだ。

著者の朝吹さんは紳士の中の紳士のような方である。
本社機能の大きな引っ越しを手伝われおられたが、
一段落した今は冷凍犀さんとしてゆっくりお過ごしのことだろう。

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2008年11月 5日 (水)

アートパフォーマンス

Dscf2666

つい先日まで一緒に100%designの作品作り、説明員で大活躍してくれた
同僚Zさんの個展を飯田橋のギャラリーパウゼに見に行くことにした。

開場時間の11時30分ぴったりにギャラリーを訪ねてみると
なんと ギャラリーコンサートのリハーサル中だった。

二十五絃箏と鼓、エレピとパーカッションのオリジナルのアンサンブルを聴く。
(原曲はチェロらしい)
思わずブラボーである。

芸大の邦楽科と作曲科出身のプロ達なのだから
そのテクニックとセンスはさすがなのである。
なんとも新しいサウンドをライブで聴いてしまって鳥肌がたった。

ラッキーだった。

Zさんの奥さんの安土桃山時代の作という小鼓を見せてもらう。
朱色の麻紐と黒光りする桜材の胴のコントラストも鮮やかに
シンプルな蒔絵を見ただけで気品があり美しい。
楽器ケースがこれまたなんともクールで
そのアンバランスがまたカッコいい。

肝心の彼の版画にも
音楽を奏でる人たちを描いたダイナミックな構図と迫力
豊かな表情に圧倒された。

二十五絃箏の奏者の方のCDジャケットも彼の作品で
普段の会社での仕事ぶりからは想像できない才能を垣間みた。

ミニコンサートでは、中央のスクリーンに能を題材にした
Zさんの墨彩画がストーリーに沿って映し出され
その映像に合わせて即興演奏するという
絵と音楽のコラボレーションパフォーマンスをするのだそうだ。

1週間弱の個展開催中、今日の午後からたった1回のパフォーマンスだそうだが
Zさんが個展を開くといったら みんながじゃあそこで演奏しよう
と集まってくれたというのだから
すごいいい仲間をもっていてとてもうらやましく思った。

いや〜〜、新鮮な刺激と元気もらいました。

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誘導カラー

Dscf2649

JR飯田橋駅西口の通路。

ホームと改札口を結ぶこの通路は緩やかな傾斜ながら
段差が全くないので、バリアフリーだ。 

そしてホーム方向への乗車系緑と改札口方向への出口系黄色に床が
カラー舗装されていて、かなり印象的な光景だ。

毎日利用しているヒトは当たり前に見えてしまうのだろうが
久々にヒトが少ない時間に歩いてみるとちょっと異様な感じがした。

ヒトが少ない時はよく見えるが、結構自由に歩いているし
ヒトが多い時は床の色を感じないのではないだろうか。

中央の点字ブロック、左右の腰壁は濃い黄色。

なんだかカラーコーディネートがちぐはぐで
バリアフリー、導線誘導を強制されているようで
落ち着いた心地よさはちょっと置いてきぼりにされてしまったようだ。




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2008年11月 4日 (火)

青信号

Dscf2645

青信号です。
残り時間も解ります。
急がず、ゆっくり渡っていいようです。
前へ進みましょう。

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2008年11月 3日 (月)

五日目

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朝から娘達の文化祭 二日目を見学。
学校に向かう途中でサンタさんがなにやら
飾り付けをしている。
11月の声を聞いた途端に街はもうクリスマス! 

子供の成長を確かめてから
夕方、100%designの会場に駆けつける。
今日も大変な人出だったようで
協力な助っ人お二人も既に疲れ果てていました。

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18時閉場とともに、一斉に撤収作業が始まった。
けっこう、終わりはあっけない。

ご近所さんとお疲れさまのごあいさつもそこそこに
作品を会社まで戻して
五日間の大人の文化祭も終了。

生まれたての技術をこれから育てていく
とても手応えのあった五日間になったようだ。

これからが新たなスタートなのです。

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銀杏並木で毎日FREEで配っていたDaily BRUTUS Casa も5冊そろった。
実は、全然中身を読んでいないので、これからじっくり読むことに。

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2008年11月 2日 (日)

四日目

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銀杏並木に開場前からただならぬ行列。
こ、こんなに今日はヒトが!
と思ったら、「早稲田 最後尾!」の看板。
早慶戦だったのね。

Dscf2581_2 朝から無風の快晴。
遅いランチを日のあたる桜球場の3塁側ベンチで食べる。

暖かい。



Dscf2588午前中はまばらだったが、ランチから戻ってみると若いZさんの 大きな声の名説明に、人だかりが絶えなくなった。

今年は、前に大きな壁があり 、裏原宿の長屋の路地のような通路なので 、ヒトが一列通る幅を確保する交通整理で大変でした。

18時を回る頃には急にヒトが少なくなり
みなさんにゆっくりご覧いただける状態に。

13時〜15時頃いらした方、大混雑ですみませんでした。
アイコンタクトやカンタンなご挨拶くらいで
ゆっくりお話も出来ずに失礼しました。

ブースが小さすぎる、
昨年のあれは一体どうなったのか、
夢を現実にするお仕事頑張ってください、
ほんとにいろんなこと最近やってますね、などなど
多くのご意見、励まし、お言葉もいただき
ありがとうございました。


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2008年11月 1日 (土)

三日目

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三日目。
今日は、同僚に説明員はお任せして、
ちょっとオフ。

娘達の活気溢れる文化祭を朝から訪れ、
この二日間立ちっぱなしだったが
今日は講堂の固い椅子に座りっぱなし。

帰りに遅いランチ代わりに
学校の近所の住宅街にポツンとあるBluff cafe MOTOYAで
パリのカフェのようなボールに入ったカフェオレと
肉厚なリンゴ果肉のアップルパイで一息。
ここはオススメのお店です。

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ちなみに11月4日〜20日は
リニューアルのためしばし閉店するそうです。

明日はまた一日、100%designのブースにいます。

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2008年10月31日 (金)

二日目

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外苑前駅から銀杏並木に入ろうとしたところで
走っている横浜デジタルアーツ専門学校の浅野先生を見つける。
お忙しい中来場いただいたのに会場にいなくて申し訳なく思う。
声をかけ、また今度、と握手を交わす。

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午後は ミッドタウンのDESIGN TIDE のメイン会場を
駆け足で見て戻る。
「布の建築」という会場構成の空気感が新鮮だった。

再び会場に戻って説明をしていると、
C 社、N社 F社、V社 K社といったインハウスのデザイナーが
入れ替わり立ち替わりやってきてくるので、つい話し込んでしまう。
商品化のデザインだけでなく、このようなプロトタイプに関する
悩みや共感の話は尽きない。

最近は久しく他社のデザイナーと話す機会が少なかったので
このような場で、旧知の方に出会ったり、
共通の知人がいたりするデザイナーとの情報交換は非常に貴重だった。

ヒトが絶えた閉場間際に一人の女性が我がブースに来て、
「これは何?」といきなり質問をしてきた。
機関銃のような そしてクールな質問に必死で興奮気味に応える私。
あっけにとられる二人の同僚。
最後に
「DESIGNTIDEに行ってきたのだけれど、
 おバカなデザインばかりで怒ってしまってここに来ました。
 こういうインテリジェンスなデザインに出会えてよかった」
「今 S島さんと新しいプロジェクトをしています。
 参考にさせていただきます」
彼女は 金沢21世紀美術館を立ち上げて
現在MOTのキュレータであるHさんなのだ。

以前、セミナーでお話を聴き、その後のサロンで
我々の活動について意見を聞いたことがる。
容赦のない、豊かな知見と強い信念に裏打ちされた
切れ味鋭い意見に圧倒され、共感した。

実際に会場で作品を見た私は、
DESIGNTIDEがおバカなデザインとは全く思わないが
彼女の強いメッッセージ性を求める審美眼に適わなかっただけと思う。

そのHさんが私たちの作品に目を留めてくれたこと
彼女が興味を持って質問してきてくれたこと。
そして、その方の褒め言葉に私は舞いあがっってしまった。

去った後に事情を知った同僚も
NHKのプロフェッショナルで見たあの人でしたか!とびっくり。

半年間の苦労も吹き飛ぶほどの嬉しい出来事だった。


 



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3人で デザイナーズパーティーで出された ワインでささやかな祝杯をあげました。

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2008年10月30日 (木)

一日目

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本日 100% Design 一日目。
朝9時30分 会場集合。
いつもより1時間遅い出勤はラクチンだ。
どんより曇って薄ら寒い。

コンビニでミネラルウオーターとのど飴を仕込んでから
テントの中に入ると、まだまだトンカン準備中のブースも多い。
10時開場。
昨年のように多くのヒトが来てくれるかなあ、
などという心配をよそに10時30分頃から急にヒトが増え、
一時は通路を塞ぐほどに。

少し引けたところで、長屋のようなブースのご近所さんにご挨拶。
お隣さんは若手二人のユニット。
ぬあんと、我が職場の若手同僚の学生時代の同級生と判明。
超フレンドリーな仲に。
20時の閉場間際に、昼間混んでいたので説明してください
ということで お互いプレゼンし合う。
ご近所さんのプレゼンごっこで出会いがさらに深まる。

午前中には、以前の同僚達もやってきてくれた。

ブースの前を偶然通りがかったT社の同級生を見つけたので
お互いに十数年ぶりの再開に近況報告をし合いながら話し込んでしまった。
一時は単身赴任で近所に住んでいたのは年賀状で知っていたのだが、
そういう時は会えず、また福岡の本社に戻ってから
こういう時に偶然会うとは、まったく奇遇だ。

Dscf2438 遅いランチをとろうとJ-WAVE Cafeによってみたが 満席だった。
お昼を食べるところが少ないので、
お弁当を持ち込んで、
野球場のスタンドで食べるのがオススメです。

午後には快晴となり、
ビジネスタイムでも昨年以上の人出のようだ。

結局昼食を取り損ね、バタバタと仕事を済ませて、また夕方会場に戻った。

 

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「昨年の作品は凄かったですよねえ。今年は何ですか?」
「いや〜、昨年はいつ来ても人だかりでしたが、今年もですねえ。」
という言葉は、今年も期待していただけていると素直に嬉しい。

「ここ、この中で一番面白かったですよ。私が期待していた内容です」
と言っていただけたのは、某美大のメディアートの先生。テクノロジーとそれを使った表現ということに共感されたようだ。

夜になると、一般入場者が多くなり、学生さんが「うわ〜〜すごい」「かわいい〜〜」という絵に描いたようなオーバーリアクションをしてくれるので、そろそろ疲れが見えてきたこちらも説明のしがいがある。

今日は、昨年同様好調な出足で、様々なアイデアや意見をいただけました。

自身のブースの説明員で手一杯で、会場の他の様子はほとんどまだ見れていません。
ということで、見所解説は出来ません。

今年は、大きなテントが全部で4つあり、
昨年野外で大変だった産学や学生作品群も
100% futuers  というテントに纏まっていて、
雨天でも楽にじっくり見れます。

ここだけでも日本中の大学のデザインが俯瞰できて面白そう。
ただし、隣のテントとのクオリティの差は歴然としてして
そういう意味でも、プロのデザインとはどううものか、
学生さんも勉強になるでしょう。

Dscf2450休憩する場所が少ない、
夜は非常に寒いので、
防寒の用意はしてきた方がいいかも。

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2008年10月23日 (木)

あと1週間

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来週からはじまる東京デザイナーズウイーク2008
今年も100% Design Tokyo  の 100% Prototype に 出展します。

さて、今年の皆さんの反応はいかに!
楽しみです。
まだ、準備中・・・。

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2008年10月22日 (水)

小さめで高め

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170円の小さな缶コーヒー。
社内の売店に行ったら「170円を今日は150円!」と
黄色いPOPで目立っていた。
入荷したばかりなのか「まだ冷えてません」と貼り紙があるのに買ってしまった。

凹のプレスと印刷の見切りを合わせるの大変だろうなー、とか
新開発の個性的な専用缶をいろいろ観察しながら飲む。

缶コーヒーごときに100円以上出せないよ、とかいろいろ言われる。

Dscf2348 じゃあ、私も買ってこよ〜、と売店に行った同僚は、もう一種を買ってきた。

私の黒缶はマイルドなビーター味だったが、白缶は結構甘いそうだ。

表面は色違いのデザインだが、裏面は、表示内容のボリュームが違うので随分印象も異なる。

黒缶は品名がコーヒーだが、白缶は乳飲料なのだ。

缶コーヒー激戦区でブランドポジションを保てるか!?

まあ、チルドカップより安いし、他の甘ったるい缶コーヒーよりおいしいし、と私のように
正当化してまで買っちゃう人間がいるから そこそこ行くんでしょうが。

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2008年10月20日 (月)

お昼の散歩

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先週、個展の案内が届いた。

重田良一展
ー線刻白描連作ー
2008年10月20日(月)〜11月6日(木)
11:00 〜19:00(最終日17:00まで)
10月26日(日)のみ休廊 
会期中 午後作家在廊

始弘画廊
東京都港区南青山5-7-23 始弘ビル B1F
表参道駅から徒歩3分

作家の名前を見て、懐かしい! 
と思った方は同窓でしょうか。

前回の個展は、2006年尾5月、同じ画廊であった。
その時は、ちょうどお昼過ぎに奥様の運転する赤いボルボで颯爽と現れた。
いや、ひょうひょうと、というべきか。

記憶たぐるようにして私を思い出していただいて、
お昼休みのわずかな時間ながら 楽しいひとときと過ごさせていただいた。

今日が初日。
勤め先から近いので、お昼休みの訪ねてみた。
ちょうどランチに出かけられていて不在。

青を基調とした抽象画の世界に一人静かに佇んだ。

イラストレーションともコンテンポラリーとも異なる
和紙にアクリル絵の具で表現された独特な小さな宇宙に
先ほどまでの煩悩に満ちた現世を忘れさせてくれた。

ふと我に返り、帰路についた。

またあらためて 先生に会いにこよう。
きっとまた新しいことを気づかせてくれるに違いない。

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2008年10月19日 (日)

蟋蟀戸にあり

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近所の里山で。
晩夏に紫の可憐な花を咲かせていた「つりがねにんじん」もそろそろおしまい。

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桜は、もうすっかり葉を落とした木もあり、緑道は赤い落ち葉が吹き溜まっている。

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里山の森の中、足下にはブナ科のいろんな形の実が転がってる。
クヌギ、カシ、ナラ、カシワ、シイ・・・。
でも、どれも同じような形をしてよく区別がつかないから「ドングリの背比べ」。

なるほどねえ。

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先週13日の「菊花開く」に続き、
昨日は「コオロギが戸の近くでなき始める日」だ。
(古代中国で考案された自然を観察して季節を表す短文集とした七十二候に 「蟋蟀戸にあり」とある)

秋もそろそろ本番である。
10月末〜11月初旬にかけてはデザインイベントが目白押し。

そうこうしているうちに11月7日は二十四節気の「立冬」
11月12日の七十二候は「地始めて凍る」。

あっという間に冬なのである・・・。

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察知力

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人間中心設計やら デザインとは、をわかりやすく説明せねばならない機会も多い。
人を観察し、その背景に隠された本当の要求や価値を見つけ出すことが今はとても重要なのですよ、と。そしてそれを表現するのがデザイナー。
じゃあ、それが出来るのが本当にデザイナーなのか、という自問自答になる訳です。

優れたユーザビリティエンジニア、ユーザーエクスペリアンススペシャリスト、そしてデザイナーといわれる方々は、ヒトの行為からその背景にあるものを読み取り、具体化することに確かに優れている。ノンネガティブからさらに新しい価値を提供する上を目指している。
ユーザビリティエンジニアと言いながら、表層的な現象やチェックだけを評価としてまとめ、本質的なことに繋がる考察がほとんどない報告に対して、質問を投げかることの空しさを感じることも多い。何が違うのだろうか。

最近読んだ本にのなかに「察知力」という言葉があった。
サッカーの中村俊輔氏が同名の新書を出していて、既に9刷を重ねるほどビジネス書として売れていることは後で知った。結局は自身の気づきを高めて、判断力の精度を高めて行くという意味では同じことを言っていると思う。(まだ中村俊輔の本は読んでいません)

たとえば、出前でとった食器を洗って返すかどうか。正しいかどうかではない。合理的に考えれば、どうせ飲食店で確実洗うのだから必要はない。でも洗って返す人は、回収に来た人、お店の人が気持ちがいいだろうと気持ちに配慮している。他人ごとを自分のことのように考えられる力があるかどうか、という考え方だ。それを行動に移すかどうかは別。そういうことを考えてから判断しているかどうか。

職場に落ちているゴミを自分が拾うか拾わないか、隣で鳴っている電話をすぐ自分でとるかとらないか、会議室の椅子やボードで使った磁石を元に戻してから部屋を出るか、出ないか。

いいか悪いかではなく、その状況における行為について、するしないでどう影響を与えるか、関係する人の気持ちはどうか、を考えることが出来る力だということ。

好奇心や探究心、学究的、努力的であっても、実はこの察知力の強弱がユーザビリティエンジニアとしての適性だったり、力の大きな差となって成果に表れているのではないか、と思ったりしていた。それはコミュニケーションの幅広さだったり客観性だったりするのかもしれない。

となると、マネージメント的には 察知力がいかに重要か、気づかせる機会を増やしてあげることがポイントになってくる。
そうなると、「こうあるべき」というビジョンを掲げ、高い動機付けでひっぱる今までのようなマネージメントではなく、影響を受けていることに気づかないよう支援していくマネージメントが重要だということに気づいてきた。
そのリーダーがいるいない、マネージメントがされているといないでは、全く雰囲気が異なるというようなこと。

そうなるとマネージメントではなくヒューマンスキルを磨くということなる。
これは、ビジネスだけではなく、日常的なシーンでも重要だ。察知力を自然に高められる人材は、様々な環境で自己改革や適応力にすぐれ、周囲からの信頼感も増すポジティブなタイプだ。メンバーの察知力が向上できれば、大きな組織変革も可能になるだろう。

一人で指導するのではなく、ヒューマンスキルというのは相互作用だというのがここ数年に感じてきた実感だ。
環境の変化の中で観察と実行を繰り返しながら経験を積み、花を咲かせるような時間と精神力のいる修行のようなものかもしれない。

 

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2008年10月18日 (土)

ちょっと鎌倉散歩

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朝からお天気がいいので、ちょっと鎌倉までドライブ。
目的地は長谷の鎌倉文学館

横浜の我が家から長谷まで車でわずか1時間だった。
空いていれば近いということに驚く。
乗り換え案合では駅から駅でちょうど1時間だし、
道路が細く、駐車場が少ないので、
車で鎌倉へ行くのは愚の骨頂、と思っていたが、
この季節は行楽シーズンの狭間で渋滞もなく、
週末のミニドライブに鎌倉はちょうどいい距離だった。

Dscf2246 吉田秀和の「音楽を言葉に」展を見る。

ポスター、チケット、看板のビジュアルとして使用されている音符は、吉田氏の自筆譜からのものだそうだ。

バッハのゴールドベルグが静かに流れる展示室で 「音楽評論を文学にまで高めた」吉田氏の足跡を追った。

私が朝日新聞を読んでいる理由の一つが、夕刊に月一度掲載される吉田氏の「音楽展望」を読みたいからでもあった(夕刊は売店で買えないし、夕刊だけの配達もしてくれないので)。奥様が亡くなられてしばらくの休載が続いたが、2006年11月1日から年4回というペースで再開され、今は朝刊で読める。吉田氏の健在、健筆に触れることができるようになったことは嬉しい。

この企画展では、吉田氏が中目黒から鎌倉の雪ノ下に転居した理由や、変わりゆく鎌倉の街を憂いながらも期待込めた「鎌倉とパリの距離」をはじめ、専用原稿にしたためた自筆の原稿などからそのお人柄が伝わってくるのであった。

鎌倉ゆかりの文士にまつわる常設展示も、自筆の原稿や鎌倉での暮らしぶりなどを垣間みることができ、なかなか面白い。

Dscf2260 建物は昭和11年築の旧前田公爵家の別荘であり、佐藤栄作元首相が借りていた時期もあったそうだ。建築的には斜面に3階建てながら凸凹が入り組んだ和洋折衷だ。設計は前田家専属の建築家 渡辺栄治氏だそうだ。お抱え建築家がいるところがまず凄い。当主の好みがこの外観を生んだのだろうか。

テラスからはきらきら輝く湘南の海が見える。

緑の芝生の奥では、 さわやかな海風に揺らぐ満開の薔薇が咲き誇ったバラ園が見事だった。

Dscf2292 ランチは、たまたま見つけた長谷消防署前の woof curry

元洋装店をリノベーションしたという小さなお店は 、シンプルな外観もインテリア、食器にいたるまで デザインされていて気持ちがよい。
何よりカレーがおいしい!絶品だ。
付け合わせのらっきょうも福神漬けもおいしい。大正解。

かつては吉祥寺の「まめ蔵」で修行したということだが、それとはまた異なるおいしさに、 今年の4月にオープンしたばかりながら評判らしい。

Dscf2297 お土産は 畳1畳ほどのお店の「ジャックと豆の木」のパン。外までずらりと並んでいるのは店内に一人しか入れないから。 安定剤、防腐剤などの添加物を一切使っていないそうだ。 火木土しか営業していないので、 すぐ売り切れてしまうほどご近所さんでも人気おのこと。通りに面していないので、知っている人しかなかなか来ないかも。私たちはたまたま通りかかっただけで、誰も並んでいなかったのでラッキーだった。



Dscf2300 鎌倉市役所の駐車場に車を停め直して 、ちょっと小町通り、若宮大通りを散歩した。
空き地を活用した小さな駐車場があちこちあるので、探せば穴場で安いところもある。
鎌倉市役所は土日祝だけ利用可能で20分100円です。

休憩のお茶はSONG BE CAFEのテラスで。
妻が頼んだゆずはちみつジャスミンティーが  おいしそうだったなあ。




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2008年10月13日 (月)

オペラシティでの演奏会

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今日はアモルファス合奏団の第27回演奏会を
オペラシティのリサイタルホールで聴いた。

昨年の演奏会は10月8日(月)だったが休出で行けず。
一昨年は10月9日(月)妻と娘のピアノの発表会当日で行けず。
以前は「9月23日はアモの演奏会」と覚えやすかったが
いつのまにか10月の3連休の最終日となってしまった。
3年ぶりだ。

アモルファス合奏団は、
82年に当時の千葉大オケの4年生とOBで結成された
アマチュアの弦楽オケだ。
当初20代前半だった平均年齢は今や40代後半。
力まかせに熱情的で鋭角的な音楽を好んで奏でていたような最初の10年間に私も在籍したが、今や見かけも十分に年期が入ってきたし、指導者も代替わりしてからこの10年で随分と清楚な響きを醸し出し、音を確かめるような音楽作りになってきたなあと感じていた。

「アモルファス合奏団らしさ」というのがある。
充実した中低音、プログラムのユニークさ(自分達は意欲的と言っている)、
昭和を引きずったままのデザインで薄暗い会場で読むことに配慮のないプログラム、
でもそれを補ってあまりある楽屋落ちで笑えるコンテンツ、
備えあれば憂いなしのステージ上の予備楽器、などなど。

アマチュアの演奏会は、やらされているのではなく、
自分達がやりたいから、自分達がやりたい曲を演奏する。

だから、音楽に真摯に向きあい、葛藤し、楽しみ
達成感を味わうために演奏会という目標に向かって時間を過ごす。
その過程や積み重ねが、そのアマチュアらしさを醸成する。
聴衆は、経緯やテクニックはさておいても
プロの演奏会では味わえない「ひたむきさ」と「らしさ」の音楽を楽しむ時間を共有することになる。

アマチュアはともすれば「自分達がやりたい曲」を優先し
演奏会に立ち会う聴衆を忘れがちになることもある。
発表会へのお付き合い、と言う聴衆が大半だろうが、
一方で 時の積み重ねの変化や「らしさ」も十分に楽しみになるものである。

4年前の9月25日第24回のプログラムは
ラター、マリピエロ、フットにヘンデルという作曲家のプログラムだった。
ヘンデル以外は初対面の曲ばかりだった。
その前はメインこそブラームスの弦楽六重奏曲第1番(弦楽合奏版)という弦楽合奏の醍醐味を味わえる選曲だったが、サブはJ・トゥリーナー:闘牛士の祈り、F・シュレーカー:インテルメッゾというニッチの極めつけ。
プロじゃあやらないか、そういうプログラムの演奏会にわざわざお客さんは足を運ばない。
だから面白いのだが、発表会にお付き合いできた人は親しめない曲に面食らったり、
集中力が続かないか(舟を漕ぐ人多数)、楽しみ方が解らないから楽しめない。
それを知ってか知らずしてか、そういう方向に走るのか、とちょっと懸念していた。

今年のプログラムは
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番
武満徹:3つの映画音楽
チャイコフスキー :フィレンツェの思い出 弦楽合奏版

ちょっとゆっくりで、音を確かめながら楽しむような楷書体のブランデン。
でもチェンバロの美しい響きと非常に熟れたフレージングが魅力的