2009年9月 7日 (月)

ふつうの幸せと夢の実現

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「しがみつかない生き方」 
「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール  香山リカ著 幻冬舎新書

今、アマゾンで10位、書店によっては1位のベストセラーの本。
帯には「勝間和代を目指さない」とある。(今、書店に並んでいる第4刷以降は「ふつうの幸せ」が最大の幸福」と変更されているようです。ネガティブキャンペーンにクレームがついたのかな?)

その「勝間」本は出すと全てがベストセラーになるくらいの人気である。
たまたま会社の帰りに行った青山ブックセンターの店内で、講演会後のサイン会に移動する勝間さんを間近で見てしまったことがあるが、自身に満ちあふれてましたねえ。

一昨日の新聞の勝間さんのコラムにも「私は物事の目標をつくって、そこに向かって最短距離で近づくのが大好きですし、とても得意なことだと自負しています。」とあった。以前ににも「得意技は、一人で考えたり、情報をコツコツ集めて分析したり、それをわかりやすく文章や概念説明に落とすことです。」と。
一方で「私たちの時間も気配りも一定の資源しかありませんから、何かを達成しようとした場合、必ず何かが犠牲になります。慎重で、きっちりした人は、どうしてもスピード感が犠牲になりますし、気配りができるまじめな人は、何かを割り切ろうとしたときになかなか上手く決断できないこともあります。」「だからこそ、短所そのものを是正しよとするより、短所は自分の長所の裏返しだと認めて好きになり、長所で補えるようにすることが、実は短所克服の鍵なのです」「他社の力を借りることもとても重要です」と指南している。

「夢は、語り続ければ実現する」という「自己啓発クイーン」の信念に共感し、合理的で具体的なHow toを学びたい人がたくさんいるのだろう。
私は一冊も勝間本を読んだことはないが、毎週、新聞のコラムは今週は何だろう、と結構楽しみにして読んでいる方だ。

が、「勝間和代を目指さない」本がベストセラーなのである。
成果主義と自己責任論で、労働時間は増えるばかり。ワークライフバランスが叫ばれ、賃金が減っても労働時間が減る方がいいと考える人が多くなったとはいえ、組織では少数のコアになる社員がオピニオンリーダーとなって目標達成を優先して牽引しているのが実情だ。
その実情への対応が二極化しているのだろう。
わかりやすく、その気になれるHow to本が溢れる中、そんな幻想に振り回されたくない、頑張らなくてもいい、という結論のない本に共感したい人、不安だった人が安心したい、そういう本を待ち望んでいたということなのだろう。ただし「しがみつかずに生きて行く」ことも、今の時代、相当の覚悟がいるのだと思うけど。

今月はシルバーウイークがある。
連休の狭間に休みをとって繋げる人も入れば、稼働日が少ないからと休日出勤する人も出てくる。

休む人、休まない人、頑張る人、頑張りたくない人それぞれにストレスになってしまう世の中、お互いの理解を深めるコミュニケーション、一緒に社会をつくっていくという意識の持ち方が一番の改善策なのだろう。

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2009年7月13日 (月)

読書の夏!?

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昨年の7月6日に同じタイトルのエントリーをアップしている。

Dscf5123 7月に入ると書店の店頭はパンダとミツバチと松山ケンイチで溢れる。
「夏の文庫本フェア」でもうすぐ夏休みかあ・・と気づく。
もともとは中高校生の夏休みの読書感想文を狙った企画だったと思うのだが、 大人向けに昔読んだ名作をもうDscf5125一度読み返してもらおう、 青春時代の気持ちをもう一度なんて感じなのだろうか。

それにしても昨年あたりから文庫本もジャケ買いさせようって、表紙デザインが競争が過剰になってて、 今年はどんな手で来るのかちょっと期待してんだけど。
昨年の使い回しのようで・・。

Dscf5124私は勤め先の生協で提携しているインターネット書店で注文すれば10%オフで入手できるので、単行本などはすっかり書店で購入しなくなってしまった。

しかし、平日も休日も書店めぐりは好きだ。
書評やら書店で目にして興味を持ったら、あらためてインターネットで調べて注文するという感じだ。多くの人がインターネットでの購入にシフトしているのだろうが、合理性だけでなく、ふと目に入って買ってちょうだいとメッセージを送っている本に出会う瞬間も楽しい。

書店に来た若者達に手に取ってもらうためのジャケ買い作戦はうまくいっているのかなあ、と毎年思う。

ちなみに私の夏休みの課題図書は「意味論的展開ーデザインの新しい基礎理論」。

読書感想文は書きませんが、仲間とこれについて語り合う、訳者に知人がいるのでそのプロセスをぜひ聴いてみるのが楽しみ。

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2009年7月 3日 (金)

目利・予測・説得

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働くということ、報酬とは何ぞや、
企業に属することの意味 なんてことをここのところ考える機会が多かった。

まずは 企業に属してデザインするということ。

企業に属していながら 個人でクリエイティブな活動する人も増えている。
まあ、制作ツールや環境、発信受信する手段もカンタンで多様になったから。
世の中の人、すべてが表現者と言っても過言ではない。
だから個人でもデザインは可能。

クリエイティブな活動のどちらも手を抜かずに高いクオリティを発揮している人は
そのパワー、生き方がすごいと思うが、
そういう類の人はやはりそれなりの積み重ね、バックボーンがあって
多くの人は中途半端になってしまいがちだ。

メッセージ性とデザインされたモノ、コトとしての違いは大きいと私は考えている。

企業の実際の現場で起きている話は公表されていること以外、
ここでは書かないけど
切った貼ったのプロセスそのものがまさに醍醐味な訳です。

どこにおいても 私情も含めた様々な事情や関係や
制約条件、発生する問題を乗り越えられず
あるべき姿が潰れたり、方向を変えてしまうことも多々あるなかで
しっかり完遂して世に出て行くプロセスを経たものには力がある。

そのチカラをつける試行錯誤のパワーは個人であろうと
企業に属して行こうが必要なのであるが、
そのプロセスを間近で見る(学んで気づく)ことできたり、
まさに一緒に加わったり、責任の大小あろうと自身がリードしたり
という様々なケースを多く体験し、世の中に出て行く影響の大きさを実感できることが
企業に属していることの醍醐味といえる。

ただし、責任感や影響力に対し 鈍感になってしまいがちな 緊迫感に欠けることが
あるのが懸念かもしれない。

その醍醐味をさらに自分のものにしていくキーワードは 目利き 予測 説得 ということなのだろう。

気づき、先読みし、配慮する
まさに独創力、発想力の原点だと思う。

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2009年6月25日 (木)

デザイン思考の仕事術

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今日(もう昨日)、日本実業出版社から小包が届いていた。
棚橋さんから著書「ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術」を献本いただいたのでした。
6月29日の月曜日から書店にならぶそうです。

早速 帰りの電車の中から一気に読みました。
「はじめに」から 棚橋ワールドが満開で、魅力的な映画の冒頭を見ているかのような展開に魅き込まれてしまった。まさに「なぜ」という好奇心をそそりながら、わかりやすくその意味を解きほぐしていくプロットはさすがです。

ちょうどこういう本を待っていました、というタイミングです。
自分自身の行動や思考を確かめ、整理し、客観的に振り返る意味でも有効でした。
この本の目的でもある、デザイナーだけではなく、一緒に仕事をしている、そしてこれから一緒に仕事をする商品企画者や研究開発者に早速明日から薦めていくことにします。

タイトルは「仕事術」となっていて、ビジネスのあらゆる場面で生かすことの出来る術の要素と意味が端的に整理されているのですが、実はこれを実践すること自体、自分自身の気づきを増やし、周囲とともに成長を実感できる、人生の楽しみ方の指南書だと思えたのでした。

演繹法、帰納法からの筋の通った合理的な正論だけでは、より複雑で多様化した社会では解決したり、価値を生み出せない今こそ、発想法が頼りにされる時代です。
手っ取り早く手法だけいくら勉強したところで、すぐには役に立たない。
そういうことに陥らないために 感覚を磨くことが大事なのである。

学生さんや社会人になって間もない人の心得としても役に立つし、長く社会人をやっている大人には「日常の物事への接し方を自分自身でいろいろ変えてみる」ことの大切さをあらためて気づかせてくれる。

本を読んだら行動しましょう。

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2009年5月27日 (水)

Stay "Esuquire"

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またもや 突然の休刊。
「エスクワァイヤ日本語版」が 今発売中の2009年7月号で休刊になる。

22年前創刊時、私はすでに社会人だったわけだが、
古きよきアメリカへの憧れを体現したようなおしゃれで洗練されたカルチャー雑誌の登場は新鮮だった。
ファッション、音楽、映画を中心とした記事とビジュアル重視のデザインに拘った雑誌の先駆けという印象だったが、ちょっと自分よりも大人向けという意識で どちらかというとライバル誌の「PLAYBOY日本版」や「PENTHOUSE日本版」の方が気になっていた。

実際 アメリカでは1933年創刊の「世界初の男性誌」と言われているそうで、日本でも男性向け高級雑誌の位置づけだった訳だ。
最近 面白いなあと思っていたので、ターゲットの年齢に近づいてきたことと、アメリカに拘らず、文化を紹介する姿勢に感性があってきていたのだろう。

「PENTHOUSE日本版」は既に20年前に休刊になっているが、「PLAYBOY日本版」は昨年11月に休刊したばかり。
アメリカ男性誌御三家の終焉である。
もはやアメリカは憧れではない、ということと雑誌厳冬の時代が重なったということの象徴だろうか。

今月の特集は「未来に伝えたいこ 100のこと。」
最終号ということで力は入ってます。
読み応えあります。

蔵出し在庫販売 ということで
青山ベルコモンズ地下1階の CIBONE
100タイトルの展示とバックナンバーが手に入ります。

私も早速 「指揮者のチカラ」と「オフィスは愉しく、美しく!」を買ってきた。
普段なら女性客ばかりの店舗に
今日は 同じような男性客がちらほら。
ボックススツールに座り込んで読みふけっている人もいた。

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2009年5月18日 (月)

今ごろ いろいろ読書中

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人混みに行かない方がいいし。
家のMacは休日は結局 子供達の占有時間長いし。

ということで、他の本もまた読み返したり。

tube_logで紹介されていたのでバックナッバーを取り寄せてみた。

Esquire 4月号 もう一度 学校へ行こう。
 社会人よ 新しきリベラルアーツを身につけよう

実は、スティーブ・ジョブスと並ぶ「プレゼンテーションの神様」でもある、エドワード・タフティ教授の授業が紹介されているというので。

その前に「学ぶ前に学ぶ、学びを識るための基調講義」という文章でまず、なるほどなあと思ってしまった訳です。

最近「学び」ということが 「あらかじめその有用性や意味がわかっている知識や技術」だと思って 、「それを学ぶと何の役に立つか?それを習得するといくらになるのか?」といった有用性についての問いが教育の価値の決定基準になってしまった。努力の報酬を約束する「利益誘導」のロジック、「費用対効果」 っていう消費社会の原理が入ってしまっている。 それが学びの崩壊の背景だ。競争マインド、消費マインドが変わらない限り、学びの崩壊はとまらないでしょう、という事実。

しかし、ここに来て、消費文化そのものが揺らぎ始めている今こそ「学びの再生」のための希有な機会じゃないかと。

 

本来「それが何の役に立つか解らない知識や技術」を どうにも習得したくて仕方が無いという欲望が 「学びのモチベーション」で、 「いずれそれが自分にとって有用で 決定的状況で自分を生き延びさせてくれるもの」という予見を見いだす能力が潜在的に備わっている。

「未知のものに惹き付けられる能力」 好奇心といってもいいのでしょうか、 利益や有用性の不確実性なことに身を投じて行くことが 「学び」の根本の構えである。

土曜日の朝刊には「大学にも成果主義を」という記事が載っていた。
完全に時代を読めていませんね。

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2009年5月12日 (火)

ついに最終号

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いつまでもあると思っているものも終わりがある。

広告に興味にある人はもちろん読んでいただろうが、
ブレーンとか広告批評を楽しみにしているデザイナーは
私の周囲にはそう多くないように思う。
結果とかノウハウには手を出すけど、そのプロセスとか背景を考えよう、
興味があるっていう人が少ないということだろうかなあ。

最終号を読んでいます。
読み応えたっぷりです。
でも湿っぽくありません。
広告も気持ちが入っています。
softbank の カイくんも「もう叱ってくれないぞ!」と涙を流しています(TT)
多くの人に愛されてきた雑誌だったと ひしひし 伝わってきます。

たくさんいろいろ気づかせていただきました。
ありがとう。

まだ書店に少し残っています。
お得ですし、記念になるので 売り切れる前にぜひ。
オススメです。

経費削減の3K のひとつ 広告費。
限られた予算だからこそアイデア勝負、
これから面白い広告が増えることを期待しよっと。

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2009年4月24日 (金)

make your work!

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お薦めされたので読んでみました。
今、人に薦めまくっています。
同僚にGWの課題図書だよとか。

訪ねた部屋の大きな机に、うずたかく積まれていた本の山の一番上にそれはあった。
訪ねてくる学生さんの目につくようにとのことだそうだ。
気になって手に取ったのは私だった。
「まだ読んでないんですか?相当共感すると思いますよ」と薦めていただいたので
早速買って読んでみた。
見事にはまりました。流石です。ありがとうございました。

2003年に単行本で発行されていて
amazonにナガオカケンメイ氏が5つ星でレビューを書いていました。

2月に文庫本として発刊され、
値段も読む場所も手軽になった。

あとがきで、単行本を読んだ読者からのある意味批判的なメールでの感想に対し、
著者の誠実な考え方が文庫本に掲載されている。
「どんな人にも、それなりの現実はある。そしてその現実を選択しているのは、いつもその人自身だと思うんです。」
その通りだけど、ハッとさせられた。

「自分の仕事をつくる」 西村佳哲
ちくま文庫 760円+税

仕事とはなにか。「いい仕事」はどこから生まれるのか。仕事を「自分の仕事」にするためにはなにが必要か。八木保を、柳宗理を、ヨーガン・レールを、パタ ゴニア社を、ルヴァンを、象設計集団を、さまざまな「いい仕事」をする人々を訪ねて回った貴重な記録。働き方が多様になってきた時代、迷ったら立ち戻りた い働き方のバイブルである。文庫化にあたり新たに10年後のインタビューを2本追加。(筑摩書房HP この本の内容より)

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2009年4月10日 (金)

ユーザーの声、自分の意見

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意識しないところで自分たちの感情や選択に影響を及ぼしている潜在意識について書かれた本である。

自分は合理的な判断で商品を買っているつもりでも、実は繰り返し放映されたり、街で目に入るコマーシャルや広告などによって、潜在的に親しみのあるものを選んでいるだけに過ぎなかい、といったことが様々な実験の事例で説明されている。

ユーザの声をそのまま信じちゃいけない、企業が仕掛ける罠にまんまとはまってしまっていますよ。ということを解りやすい事例と理論背景で解説してくれている。

要は、エンタテイメントや広告、政治などが、マスメディアを通じた大衆誘導、世論操作に影響を及ぼしているのかということを学術的に検証されている訳です。

知ったからといって、これから自分が意識したり、もう誘導されないぞ、という訳にはいかないけれど。でも少なくとも今時のマーケティングやコミュニケーションに関わる仕事をしている人は、最低限知っておくべき基礎でしょう。

個人的には第1章「快はどこからくるのか」の音楽の話、後半の創造性と暗黙知の関係の考察が、非常に先鋭的で興味深かった。

といっても 実は1月以上前に読んだのだけれど、ちゃんと理解できていないのではと思い、もう一度読み直してみようと考えている。

従来のユーザー調査やアンケートというのは、「対象者の行動をきちんと事実として正確につかむこと」「その行動に対する心理状態もある程度は事実として把握できること」として、コストや時間的制約の中では、限界があることを知りながら実施すれば非常に有効だ。

その事実をどう捉えて、次のアクションの起こして、また検証するかにかかっているのは周知の事実。

そこを一生懸命 勉強して 自分のフィールドで実践すべきなのですから。

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2009年3月24日 (火)

初代Macintoshから今年で25年

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スティーブ・ジョブスのビジネス哲学(MACPOWER 2009 Vol.1)

Knowledge Design Lab. −知識デザイン研究所  経由

早速 会社の帰りに青山ブックセンターに寄って購入。
特集のスティーブ・ジョブズ伝説は全体の約6割、100ページにも及び、その充実ぶりに相当の読み応えがある。特に「第2部 スティーブ・ジョブズ×Macworld Expoの12年」は保存版ですよ。
Macの雑誌としてMACPOWERは老舗中の老舗なのだが、買うのは久しぶり。
この雑誌、Mac系編集者2人だけで作ったらしい。
表紙も、コピーもインパクトがあって、なんだか、熱いメッセージのオーラが・・。

 

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2009年3月 5日 (木)

都会のオアシス

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青山ブックセンター 六本木店
ここは朝5時までやってます。

会社の帰りに遅い時間でもちょいと覗ける
まさに都会のオアシス。
品揃えはデザイン、アートなど芸術系が充実していて
知的好奇心を満たしてくれる。
というか文学系はあまりないね。
ビジュアル系はやっぱ、手に取って選びたいよね。
こだわりのオススメ本が書棚から誘ってくれます。
ネタに詰まった事務所系のヒトやらお忍びの有名人がふらふらと。
ある意味、地域密着型の書店。

なにかと厳しい世の中、管理業務で固くなった頭をほぐしに
わたしもふらりと。

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2009年2月 2日 (月)

光と影

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建築家 安藤忠雄

新・陰翳礼讃

最近読んだ2冊の本。
いずれも 自伝に近い。

そして共通点は光と影、そのプロセスについての記述から「日本人」と「気概」について多くを学び取ることができる。

アラーキーの撮影した迫力あるポートレートが表紙になった「建築家 安藤忠雄」は、まさに不屈の闘志がにじみ出てくような眼光に書店に平積みされているだけでちょっと怖い。

最後のページには以下のように記載されている。

「建築の物語には必ず、光と影の二つの側面がある。人生も同じだ。明るい光の日々があれば、必ず背後には苦しい影の日々がある。」「仮に私のキャリアの中に何かを見つけるとしても、それは優れた芸術的資質といったものではない。あるとすれば、厳しい現実に直面しても、決してあきらめずに強く生き抜こうとする、生来のしぶとさなのだ」と。

日経ビジネスの書評には「特に本書はこれから向かうであろう厳しい時代の指針になる。」とまで書いてあった。まさに「新しい時代を作るのだと言う気概が必要なのである。」

「新・陰翳礼讃」は照明デザイナー石井幹子氏のこれまでの足跡を振り返りながら、「日本の伝統的なあかり」と、そこから「新しい照明のあり方」を探ろうとする姿勢が興味深く、解りやすく書かれている。フランス人の日本文化への理解や欧米と日本の比較、横浜のことなど興味深い。この本も一気に読める。ある意味、日本の照明文化への問題提議でもあろう。これも新たな時代に向けた一つの気概を示している思う。

戦う男と女の物語、そこから勇気を知恵をもらえる自伝といえましょう。


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2009年1月27日 (火)

10代限定文学新人賞

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先々週くらいだったか、娘たちが「すご〜〜い!!」とかいってワイワイ盛り上がっていた。
何かと聞けば、次女のクラブの先輩が書いた小説がグランプリをとって、本になって出版されるのだという。 休み明けから娘たちの通う学校では、大変な話題になっているらしい。なんだか、それはすごそうだ。
23日(金)に発売だったので、次女は帰宅途中にある大きな書店に寄って端末で「孤独星」と検索をかけたそうだ。「在庫あり」で指定の棚に行ってみたが、すでに店頭は売り切れだったようだ。まあ、入荷も多くないのか、同じような中高生が何人も学校帰りに買って行ったのかもしれない。
どんな内容なのか長女も妻も読みたい、ということで私が会社の生協引き取りなら10%引きになるのでインターネット注文をした。そこでこの小説について調べてみると、全く知らない世界でこういうことが今起こっているのか、 と随分と勉強になったのでここにエントリーすることにした。

TOKYO FMの「SCHOOL OF LOCK!」という番組をご存知だろうか。

2005年の10月から平日の夜22時に放送されている10代向けの人気番組で、2007年には「第3回日本放送文化大賞」ラジオ番組部門のグランプリを受賞したんだそうだ。
モチーフは学校。リスナー世代は小中高生。夜、勉強しているふりして机に向かいながらラジオに耳を傾けている姿は今も変わらないようだ。そういう時間にラジオを聞かない私は全く知らない。当たり前だろう。おじさん立ち入り禁止でしょうから。。 

そこで幻冬舎との共同企画 10代限定文学新人賞 第1回「蒼き賞」というのが開催されたのだそうだ。 

で、今回の出版の経緯は 以下 幻冬舎のHP News&Clip から

TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」と「幻冬舎」が共同創設
10代限定文学新人賞『蒼き賞』発表
グランプリは16歳ベニの「孤独星」に決定

“未来のカギを握るラジオの中の学校”がコンセプトの番組「SCHOOL OF LOCK!」(毎週月〜木曜22:00〜23:55、金曜22:00〜22:55、23:30〜23:55 / TOKYO FMほかJFN系38局ネット)と、“未来のカギを描くロックな出版社”「幻冬舎」とのコラボレーションにより創設した10代限定の文学新人賞『蒼き賞』の第1回グランプリがベニの「孤独星」に決定しました。

この文学賞では、作品のあらすじと、第1話のみの、“未完成作品での応募”を実施。全国から3,000に及ぶ作品が集まり、この中から「SCHOOL OF LOCK!」番組スタッフ、幻冬舎スタッフによる選考で、最終ノミネート6作品を選出。ノミネート作品に選ばれた作者は、「SCHOOL OF LOCK!」のPC&携帯WEBサイト上にて、10週間にわたり、週一回の連載を行い、10月27日の第十話で作品を完結させました。

連載中それぞれの作者には、幻冬舎のプロの編集者(相談役)が付き、さらに、作品ごとに「リスナー感想掲示板」を設置。全国のリスナー達からの応援や励ましのメッセージはもちろん、感想や意見などのリアクションを参考にしながら、物語を完成させました。

作品完成後、リスナーによる投票、審査員による審査を行い、グランプリ他優秀作品を選出。11月11日の「SCHOOL OF LOCK!」内で第1回「蒼き賞」受賞作品を発表しました。優秀作品は、2009年に幻冬舎より書籍化され全国で出版予定です。

ということで、1月23日に その本が出版されたということ、 そしてグランプリを受賞した「孤独星」の作者が次女のクラブの先輩だったということ。

女子高に通う16歳とペンネームだけで、全く素性は明かされてないので一般にどこのどうしう人か正体は不明だ。たまたま、かなり活発な毎日のクラブ活動の傍ら、連載小説を書き続けグランプリを受賞しプロデビューという事実と、作者の人柄を次女から聴いて知っているからこそ、その才能と努力は凄いことだと実感できる。そりゃ憧れのヒロインだね。

中高生女子の話題についていくつもりは無いけど、ラジオとWebサイトの連動、若き才能への興味、そして何より新鮮な気づきがあるかもしれないから、家族が読み終える順番を待って読むことにしよう。パラット中をめくってみると、横書き・・・。ケータイ小説とはこういうものなのか。知らない世界に踏み入る不安と期待感が複雑だ。

そういえば 昨年「日本初 女子プロ野球選手誕生」と話題になった女子は、長女の小学校の時の同級生。 ご近所さんです。テレビのニュースを見て知った長女はびっくりしていた。

なんだか周囲の16歳女子はすごいことになっているぞ。。

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2009年1月14日 (水)

サラサラ イベント

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12月15日のエントリーで書いた「サラサラの組織」のイベントに参加してきた。

テーマは「サラサラの組織」:21世紀の組織論を考える

本に紹介されたサラサラ・リーダーによるパネルディスカッションと本の執筆者からのメッセージという内容に80名が集った。主催者サイドの「場を作るプロセスそのものを楽しんじゃおう。自分が楽しくなければ参加者も楽しいはずがない。」という言葉通り、いろいろな仕掛けや工夫に満ちたプログラムと、日頃各企業で組織の変革活動に携わって孤軍奮闘している面々の同士という連帯感も自然に醸成されて、大変楽しく、元気がもらえるイベントだった。

アルフレッド・チャンドラーの「組織は戦略に従う」という言葉をどう考えるか、という司会者の投げかけに、会場から「組織は戦略に従ってほしい、しかし、人は組織に従わない、自分自身はプロとしてのミッションを遂行したい」と言った名回答に唸らせられたりした。
執筆者の一人 紺野登先生の話がとても興味深かった。
建築ご出身らしく、もともと「組織は戦略に従う」は 建築、デザインの「形態は機能に従う」をもじったところから生まれたという解説だった。
知識経営は「戦略」と「組織」を一緒に考えることであり、それを繋ぐ「場」が重要であること。その知識経営そのものが日本発、日本型経営であること。
空気が読める「ミドル」こそが組織を変えることができる、というメッセージをいただけた。

その前に「場」についてどう考えるか、という司会者の投げかけに、私にコメントを求める無茶ブリには困惑したが。「執念」のとまで書かれた手前、「如何に気づきを多く感じさせることが出来る「場」や「瞬間」を与えることができるかが、今までのコントロール型のマネージメントとは異なる、これからの自発性を促すマネージメントとして重要になるのでは」という発言をさせていただいた(汗)
(コーヒーブレークの時 ライターさんに「あの執念の方ですか」と言われたのには閉口したが(笑))

日本の企業が目指してきた生産性向上による効率化の結果である筋肉質、それを支えてきた企業人は、外に出ればいつでもコンサルティングができる世界的に見ても優秀なアスリートなんだそうだ。しかし、それは「今までのモノ作り」の時代のことであって、これからの「知の時代」にそのもの作りのパワーをどう生かして行くかが問われているのだろう。
「時代が変わった時に、自分の能力をどう生かすか」まさに今日得た、一番共感できるキーワードだった。
それにしても昨今の経済環境、企業環境は、「歯車もあそびがないと回らない」はずが、そのゆとりすらつぶしてしまいかねない効率優先が一段と叫ばれている。
ベンチャーや個人であれば、社会における競争について常に考えねばならないが、大企業に属しているからこそ「組織」で悩み、自由度に余裕のあるベネフィットを生かした幸せへの道を探る意味があるのではないか、という意見に、はっと目が覚める思いもした。

いずれにせよ、組織変革によりイノベーションを創出させよう、なんていう活動は成果も見えにくいし、そうカンタンに出るもではない。だからこそ「いつになったら結果がでるの?」「何のためにやってるの?」という問いにいつもさらされ、共感してくれる人、価値を見いだした人の変化が既存の枠組みや価値観に埋没しまいがちだということが、今日の参加者とのコミュニケーションで十分に共有できた。自分の信念や行動の正しさ、孤独な戦いではなく、多くの仲間がいることや、事例の研究や学び合いをしながら変化の継続を周囲の共感を得ながら乗り越えて行くための元気をもらえる場であった。

創造的な対話は楽しいのである。

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2008年12月15日 (月)

サラサラの組織

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12月12日にダイヤモンド社から発売された本に、私の今取り組んでいる仕事の一つが紹介された。

サラサラの組織—あなたの会社を気持ちいい組織に変える、七つの知恵
富士ゼロックスKDI/野村恭彦・仙石太郎・荒井恭一+紺野登+荻野進介:共著, 野中郁次郎+小林陽太郎:監修

「第3章 サラサラの組織 サラサラ組織への変革イニシアティブ物語」 

9つの具体的な事例が紹介されている中の 「ホスピタリティーが融知創新を促進する」 の項、 175ページに私が実名で登場していました。

「執念ともいえるサポートにより、いまでもタッチゾーンはレベルアップを続けている。」

執念ですかあ(笑)

土曜日、移動の途中で書店によってみたらビジネス書のコーナーに平積みされていた。購入して早速電車の中で読んでみた。

この3年間の熱い議論、実現と運営に対する同僚達の献身的なアクティビティ、チームワーク、多くの人との関わりや支え合い、シンパとなっていただいた方々の地道な応援など、ここまでやってこられたいろんな思いが去来して目頭が熱くなってしまいました。

私一人の名前だけが実名で載ってしまって申し訳ない。
あくまで代表者として 多くの方々に感謝です。

そうはいってもまだまだ道半ばなのです・・・.

これをきかっけに、多くの人がこのプロセスとデザインの可能性を感じていただけると嬉しい。

私達の事例だけでなく、この本には具体的な事例や多くの示唆が書いてあります。
ぜひ手に取って、組織の「知」のめぐりを「サラサラ」にすることにチャレンジしてください。

関連情報:「サラサラの組織」はどうやって生まれたか

       富士ゼロックス KDI(ナレッジ・ダイナミクス・イニシャティブ)

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2008年11月30日 (日)

「型」と「場」のマネジメント

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「型」と「場」のマネジメントー今求められる知識創造モデルの再構築
日本ナレッジマネジメント学会[編]

2008年11月18日発行 かんき出版  1600円+税

序章  経営は「型」と「場」で成長する
第1章  スキルは「型」と「場」で形成される
第2章  独創の「型」が「場」の意味を変える
第3章  ハイブリッド戦略で「場」を融合する
第4章  会社の強みは「型」でとらえる
第5章  知識創造型企業へ組織を変える
第6章  ダイナミックな「場」が知を創造する

第5章を執筆された富士ゼロックス KDIシニアマネージャー・野村恭彦氏が、
具体的な事例の一つとして私たちの活動の一部を紹介していただきました。(156P)

12月にもう1冊、ダイヤモンド社から発行される予定の本で、
私たちの活動が、同じくKDIクルーの執筆で紹介されるそうです。

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2008年11月 9日 (日)

音楽と俳句

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忙しい、やりたいこととやるべきことが山ほどある、時間がない、
ちょっと疲れてきたし今日はいつもよりは少し早めに帰ってゆっくりしよう、
そういう時に限って、「○ちゃん、飲みにいこうよ」とお誘いがある。

ここのところ結局ほとんど週一でなんだかんだと
いつのまにやら5〜6時間、音楽を聴きながら、呑みながら
デザインとかデザインマネージメントとか話し込んでいる。

そんな先週の木曜日、酔っぱらって真夜中に帰ってきてみると
一冊の本が届いていた。
著者より謹呈とある。
私の好きな言葉が二つも並んでいるタイトル「時空のクオリア」に惹かれる。
が、さすがにその日は2〜3時間は眠りたいとそのままにした。
週末にあらためて「序」から少しずつ読み始めてみる。

実は以前に「光の槍」という句集もいただいたことがある。
俳句というわずか17文字の研ぎ澄まされた言葉の配置だけで
クラシック音楽が見事なまでの感性で凝縮されていた。
詩という言葉の世界から無限のイマジネーションを広げてくれる
「現代俳句」という芸術表現の世界があったのか、
と日本語の素晴らしさに戦慄を覚えた。

そして今回の本は、同じ著者による初のエッセイ集である。
かなり雄弁なのである。

著者は、私と同じ勤め先で、職場は異なるが大先輩にあたる。
以前 宣伝部にいらっしゃった頃、会議で席を同じにしたことがあるくらいで
お仕事を一緒にしたことはないので、名前を知っているというくらいだった。
それが、ある奇遇で繋がってしまったのだ。

この件は2006年9月26日のエントリーに書いた。

著者はあくまで一企メーカーに勤務する一人のビジネスマンである。
しかし、音楽に造詣が深く、エッセイ集とはなっているが、
かなり本格的な音楽評論であり俳句評論にもなっているようだ。
帯にはこう書いてある。
「無情に流れて行く時間を人生の喜びや憂愁に満ちた時間に変換する芸術」

クラシック音楽を聴きながら俳句を楽しみ、言葉からイマジネーションの世界に浸る。
新鮮な視点と表現に出会い、また新しい世界へ誘っていただいたこと、
そして、慌ただしく過ぎ去る時間の中で、少し立ち止まることを教えてただいたようだ。

著者の朝吹さんは紳士の中の紳士のような方である。
本社機能の大きな引っ越しを手伝われおられたが、
一段落した今は冷凍犀さんとしてゆっくりお過ごしのことだろう。

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2008年7月26日 (土)

本屋のフリーペーパー

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書店に行くと、フリーでもらえる書物が結構ある。
今日もらってきた3冊。
表紙のデザインも美しく、中身も読み応えがある。

ちょっとした暇つぶしにオススメです。
ちなみに、暇はつくるものだそうです・・・。


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2008年7月25日 (金)

完結編

Dscf1609

我が家にも来てました、ハリポタ最終章、完結編。
次女はクラブの合宿から帰ったばかりで、まだ封も開いていない。

1999年の第1巻「賢者の石」を家族で回し読みしたのが懐かしい。
2002年までは毎年、その後は2年沖に発刊されてきた。これで全巻そろい踏み。世界で4億部が愛読されている歴史的大作であることは揺るぎない 私は途中で挫折しているので、もう一度最初っから一気に読もうかな、などと考えております。

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2008年7月 6日 (日)

読書の夏!?

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本屋でも「夏が来たなあ!」と感じるのは、集英社、新潮社、角川書店の文庫本キャンペーンがはじまり、ディスプレイがド〜ンと目立つからだ。

書店の夏の風物詩と行っても過言ではない。

出版各社は「読書の秋」より最近は夏の文庫本フェアのほうに力を入れているのではないだろうか。(ちなみに講談 社文庫は春、文春文庫は秋に100册フェアをやっているそうです)
本来は中、高校生の夏休みの読書感想文をねらった企画なのだろうが、旅に出るOLやクーラーの効いた部屋で過ごす主婦にまでターゲットを広げているのだろう か?
我が家の子供達は、大抵の名作は図書館にあるから「わざわざ買わない」とつれない・・・。やはり社会人が、平台に並んだ数々の名作のタイトルを眺めて いるうちに、その作品を読んだ夏を思い出しながら手に取ってしまうという、郷愁を誘う作戦なのかもしれない。
「いつかの夏の自分」と重ね合わせてしまう 「本好き」にはたまらない企画なのかも。

キャンペーンのキャラクターやおまけ、そして表紙のデザインが3社全く傾向が異なるところがこれまた興味深い。
文庫本を平台に露出させたのだから、今度は中身よりも「ジャケ買い」させてしまおうとあの手この手なのだ。

集英社のメインターゲットは中高生なのだろう。
昨年、集英社が太宰治「人間失格」の表紙を"DEATH NOTE"の小畑健の絵でリニューアルしたところ、たちまち50万部を売り上げてしまったそうだ。今年は柳の下の二匹目のどじょうを狙っているようで、 「地獄編」や「こころ」も小畑健の絵で追加。不朽の名作  X 人気漫画家路線を定着させようという魂胆らしい。しかし、子供達に名作を手に取らせようと、表紙の具 体的なイメージで先入観を与えてしまうことは「本の装丁」というデザインからは邪道だと思うのだ。
おまけも1冊買えば、8種類もあるハチのキャラの「ナツイチストラップ」がもれなくもらえるそうだ。

一方、新潮文庫は今夏のイチオシ4作品、「こころ」「人間失格」「銀河鉄道の夜」「絵のない絵本」を、カラー一色の「限定スペシャルカバー」にすることで、平台で圧倒的に目立っている。「人間失格」がなぜピンクなんだ!と賛否両論あろうが、この潔さは、かなり大胆なチャレンジだ。一部にオリジナルのカバーデザインを配し、なかなか秀逸だと思う。
このカラーチョイスとアピール手法から、昨年のゲド戦記のキャンペーンでフリーペパーとして配布された「ゲドを読む」を想起してしまったのは私だけだろうか。

集英社とは「こころ」「人間失格」の2冊がかぶっていて、人気漫画家のデザインとシンプルデザインの真っ向対決である。

そんな中、角川書店は、キャンペーンのイメージキャラクターである松山ケンイチを「人間失格」と「走れメロス」の期間限定カバーに採用している。これはこれで目立つ。購読者層をすごく限定してしまうのではないか、などというおじさんの心配は全く意に介さない強引さである。プレゼントのブックカバーも「ゲゲゲの鬼太郎」「ケロロ軍曹」「スヌーピー」などなどキャラクターオンパレードだ。

それにしても なぜそろいもそろって「人間失格」なのだろうか。

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2008年6月22日 (日)

無印良品の理由(わけ)

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暮しの中の小さな発見や言葉にならない感覚の声に耳を澄ませてつくった商品の生まれた理由を整理しました。暮らしがあるから、無印良品がある。すべての商品に共通するものづくりの考え方を改めて、この小冊子を通じてお伝えします。

無印良品の理由 (なるほど無印良品)

4月の第1弾に続いて、6月中旬からの無印良品週間に合わせて第2弾が発行された。
第1弾の表紙の写真は「商品」だったが、第2弾は盛夏に相応しく人物を点景で配した地平線と空の写真。この無印らしい「風景写真」と言えば、藤井保氏の「ボリビアのウユニ塩湖」の写真だろう。無印良品のアドを担当する原研哉氏のコンセプトである「EMPTINESS」という方法論をまさに体現している象徴的なグラフィックだ。

どのメーカーの商品も「使いやすさ」を考えている。
それなのに、「無印良品」はとても熱心に商品開発に取り組んでいるという印象を受けてしまう。ウェブサイトでのユーザーとのコミュニティ作り、「なるほど無印良品」というコンテンツと連動したこのような小冊子の発行など、お客様へのアピールとブランド醸成がとてもうまい。愛用者の声だけではなく、要望や不満までを掲載することで納得や共感を得ることに成功している。「無印らしさ」をミニマルな造形だけだと誤解されないために、「使いやすさ」の文脈をきっちりと「なるほど」としてユーザーの伝える行為とそのデザインクオリティの高さこそがブランディングの秘訣なのであろう。


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2008年5月24日 (土)

NIKKEI DESIGN

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定期購読している「日経デザイン」が画像のような封筒とタトウケースに入って送られて来た。蓄光シートまで同封されている。
「本誌が読者に届くその瞬間から感動してもらえるような雑誌を作りたい。」
定期購読制の“雑誌だからできること”として、ユーザー体験向上プロジェクトと題した読者へのプレゼント企画だそうだ。

決して安くない、いや、割高感すらするこの雑誌の読者をどう捉えての企画と実行なのか。
少なくとも 私と隣の席に座る同僚は「最近の日経デザイン、つまんないよなあ。定期購読もったいなから、やめちゃいたいようなあ」と言いあっていたばかりである。

何だか、勘違いしているんじゃあないの、というのが送られて来て感じた私の素直な感想。
意気込み、印刷技術、加工技術、アイデアとトライ、わかるんですけど、押し付けてません?

今月の特集が「お金を出したいデザイン、出したくないデザイン」っていうのは自虐的なのか、自信過剰なのか。
学生さんとか若い現役のデザイナーとか、この企画をどう捉えたのか、私もぜひ聞いてみたい。日経デザインに興味なかったりして・・・。

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2008年3月23日 (日)

読書

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まもなく今年も四分の一だ。
今年に入ってから今までに読んだ本、読みつつある本、読もうと思って買った本を積んだ。
本屋の店頭で目に入って来た本、書評を読んだりブログで紹介され、早く読みたくて本屋を数軒回って手に入れた本、同僚から薦められた本、いろいろです。
雑誌は除く。

通勤や移動の電車の中は、貴重な読書時間であり、頭の中の整理の時間なのだが、
疲れていると座った途端曝睡、または音楽に浸って現実逃避、となってしまう。
そうはいっても、次が読みたくて楽しみになる本ばかりで、結構読書は進んでいます。

これから読みたい本、

デザイン・インスパイアード・イノベーション
ウェブ時代5つの定理

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2008年2月17日 (日)

あらたにす

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とうとう始まった、Web上での新聞読み比べ。

1月31日から、「新s あらたにす」というサイトにいくと、朝日新聞、日本経済新聞、読売新聞の1面や社会面、社説の記事 の一部が、「くらべる一面」「くらべる社会面」「くらべる社説」というページで、3紙並べて表示される。全文を読むには、各紙のサイトへ移動することになるが、見出しだけでも一気に比較できて興味深い。バックナンバーは1週間分を閲覧できる。

今朝の朝刊の各紙トップは「東芝 HD−DVDの生産・販売からの撤退も含めた事業見直しの検討に入った。」だが、「撤退検討」「事実上撤退」「撤退」と見出しだけでも微妙に表現が違うのがよくわかる。

複数の新聞をとっている家庭は少ないだろうし、とっていたとしても朝、それを読み比べるなんていう時間はほとんどないのが実情だろう。

休日の朝読んだ新聞の記事を、実家や友人宅で同じ出来事を違う新聞で読んだ時に、その表現や情報量の違いに驚いた経験がある。まさに新聞のキャラがそのままだった。

このようなサイトコンセプトはとても面白いし、これを実現したことは素晴らしいと思う。実際に見比べてみることで、各紙の編集方針や偏り具合が実感でき、客観性が養えると思う。サイトの構成やレイアウトも記事ごとに高さが揃っているなど、比較しやすい。

日経・朝日・読売インターネット事業組合は、「3社が力を合わせて、ネット社会での新聞の影響力、発信力を一層高めたい」としているという。

一方で、毎年1月下旬に開催される世界経済フォーラムの年次総会、通称「ダボス会議」での未来論者のパネル討論は「2014年までに新聞は無くなる」という話が展開されたそうだ。

すでにニューヨークタイムズ紙は、ブログとの融合をスタートしていて、記者の書いた記事とブロガーの書いた記事の区別がつかないほどだそうだ。欧米の新聞社は近い将来に新聞紙が消えることを前提に,オンラインシフトを加速化させているのだ。

そして何より、音楽の世界で起きたiPodのようなビジネスとライフスタイルのイノベーションが、書籍や新聞でも現実のものとして一気に加速しそうなことが起こっている。

昨年の11月にアメリカのAmazonから発売された 電子書籍リーダー「kindle」だ。

初代iPodと同じ価格の399ドルで、約300g、600×800pixeiのバックライト不要、直射日光の下でも紙と同じように読めるE Inkのディスプレイを採用している。iPodと違うのはiPhoneのように通信機能を持っていることで、パソコンを介せず書籍コンテンツをネットからいつでもどこでも入手することができ、ネット上のアマゾンというブックストア(データベース)と連動して動く機能を持っていることだ。さらにiPhoneとも決定的に違うのは、通信料をAmazonが負担することだ。要は、携帯電話の高速通信機能、無線ネットワークを利用するコストをAmazonは電子メールとブログ閲覧の料金としてユーザーに転嫁する。
そして、NY紙をはじめ、ウォールストリート・ジャーナルやルモンドなど主要新聞も販売され、毎朝kindleに朝刊が届く仕組みだ。
電子辞書機能、ウィキペディアにも接続可能、表示される文字のサイズを変えられる機能もある。あとは、操作性とファッション性がキーポイントか?

この新しい仕組みは、紙、印刷、取次、書店の存在価値が薄れてしまうことを意味している。
欧米では、日本のような宅配の仕組みは無く新聞はお店で買うものなので、こういう変化は本当にすぐやってくるのであろう。

私の自宅の朝は、新聞を玄関のポストから取り出して、朝食をとりながら隅々まで読んで、さらに家族がまたそれを読む、という光景が繰り返されている。特に土日は分厚い新聞をリビングに広げて土曜日の別刷り、日曜日の書評などなど隅々までゆっくり読むのが楽しみだ。そういう読者にとっては、ちょっとピンと来ない。

しかし、いつでもどこでも書籍や新聞が読めて、値段は書店より半額ということは,どう考えても朗報に違いない。閉鎖的な日本の新聞業界はまだまだ先のような気もするが、日本でも数年後には、書籍についてはこのようなことが実際に現実になると思われる。

ネット書籍販売のAmazonが電子書籍を売り始める。
少なくとも未知の経験の始まり、新たな時代の幕開けを予感できる出来事が始まったことに注目していきたい。

         

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2008年2月 9日 (土)

すいすい理解(わか)る現代アート。

Dscf0047

2月1日に発売された 雑誌 "BRUTUS” 2008.2/15号は、
「すいすい理解(わか)る現代アート。」というピンクのタイトルと
アンディ・ウォホールのDouble Mona Lisaが書店で目を引く。

これ、なかなかの優れものです。
ものすごく使える。
22の素朴な疑問に応えるカタチで、
著名な作家の代表的な作品を例に簡単明瞭、とても分りやすいことばで書かれている。

現代アートって、解り難い っていう先入観がある。
そうじゃなくて、メッセージを伝えるために、お作法や手段なんて気にしなくていいんだよ、メッセージを送る側はその本質を考え抜いて自分なりの表現方法を見つけて多くの人にそれをつたえるコミュニケーションの手段としてアートを選んだのだ。

本質を考えて伝える、それを見て、自分も何かに気付く。
新しい視点を発見して、それが楽しい そんなきっかけになればいいと思う。


Q  何でも真っ二つでアートですか?
デミアン・ハーストの「母と子、分断されて」(分断されたホルマリン漬けの親子の牛)
が紹介されているのだが、これが4月からの展覧会で日本でも見ることが出来る。

Q  なぜゴミがアートなんですか?
  この世に雑草という名の植物は無いという名言は、私も好きでよく使うのだが、
  これを引用して、ゴミという名のモノは無いのかもしれない、
  という書き出しで解説が始まっている。

Q  落書きとアートはどこが違うんですか?
ではキースへリング(20年前にNYに行った時 ポスターを買って来た!)
Q 光そのものは作品にできますか?
では、ジェームスタレルの光の館
Q 集めた花粉でアート?
ヴォルフガンフ・ライブの「五つの未踏峰」
Q なぜデジタルカウンターに人は感動するのでしょうか?
宮島達男の六本木/テレ朝の「カウンターヴォイド」
といったように、私自身が興味を持っている作家とその作品を通じて
平易な言葉で語られる内容に、とても現代アートが身近に感じる事ができる。

2月2日から森美術館で開催されている
「UBSアートコレクションを見に行こう」と、
「1989 - 2008 現代アート、なにが起こったのか?」の特集が充実している。

あ、そうそう、
ちょっと気がつき難いけど
左下のすいすい現代アート のお遊びもウイットがあっていいです。

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2008年2月 1日 (金)

エスノグラフィー

Dscf0009

今週の日経エレクトロニクスの特集が「ユーザーの体験を設計する」だ。
昨日偶然、昼休みに研究所の書棚で見つけた。
帰りに本屋で早速購入。
エスノグラフィー、サーベイなんて言葉が、こういう開発技術者向け情報誌に掲載されることの時代を感じる。
今日、帰宅したら、恩師がシンポジウムで最終講義をする、という案内が届いていた。
「デザインサーベイ」という言葉が懐かしい。
これは偶然なのか、なにかの因縁なのか。

先生の特別講演、いかねばなるまい。

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2007年11月10日 (土)

読書の秋

Dscf9161

冷たい雨の週末
久々にゆっくり書店でぶらぶら。
目的の4冊のうち3冊を入手。

テーマは偶然に「いかに働いて」「いかに生きるか」
みたいに共通になってしまったようだ。
しかし、内容も登場人物もある意味、全く対極な事例。

右の二つの本は、写真入りで知っている人が登場するので
思い入れもあるけど、
それを除いても
いづれも かなり興味深く、面白いです。お薦めです。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田望夫(著)    
2007年11月15日第1刷発行

ものづくりを仕事にしました。
女性クリエーター15人ができるまで(雷鳥社

田川ユミ(編・著)
2007年10月15日第1刷発行

Re:S [りす]6号
特集 一生もん(リトルモア)

2007年10月20日発行


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2007年10月14日 (日)

つくり方

Dscf8808

ABCやTUTAYAミッドタウン店では、
「佐藤可士和の超整理術」という本がベストセラーの1位だったりする。
(amazoneで今日は55位だ)
多分、出版社のネームバリューと時代の寵児から
そのHow toを学びたいという期待から手に取る人が多いのだろう。
天の邪鬼の私は、その陰に隠れた
「SAMURAI佐藤可士和のつくり方」 (佐藤 悦子 (著)  誠文堂新光社)を手にした。
博報堂で社内結婚した佐藤可士和夫人にして辣腕マネージャー、テレビでその姿をちら見して天才クリエーターの蔭にこのような存在がいたのか、と気になっていた。

佐藤可士和氏が以前「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
「どうしておもしろいと思うんだろうってことを、とことん突き詰めて考え」
「それをうまく並べ替えると、
 なるほどこういうロジックでおもしろいと感じるのか、ということを整理して」
「ピッカピカにコンセプトを磨いて」
「際立った表現でメッセージを伝える」ということを言っていたのが
ものすごく印象に残っていた。

この本、さらさらとすぐに読めてしまうが
「問題を明確にして、それを解決するデザインをする」
佐藤可士和氏のアクティビティを
ビジネスの視点で非常にわかりやすく、客観的に解説した良書だと思った。

社会人としての常識やら、議事録はメールベースでとか
特別に目新しい手法ではないにしろ、
マネージャーとして、クリエーターの才能を如何なく発揮するために
リスクとリターンの予見を調整していく下りは
ご自身の明確なビジョンとモチベーションとともに
なかなかに見事です。

デザインをマネージメントする、
デザインを経営する
ということを現場と実例で示しながら
まさに、個人をブランディングすることで
組織をブランディングし、
結局は可能性を大きく広げられるということを
あらためて認識させてくれた。

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2007年9月23日 (日)

ビジネスとデザイン

Dscf8632

終日曇天。
昨日がこの涼しさだったらなあ。

吹き付ける豪雨で汚れた窓ガラスを全て掃除したら
家の中が少し明るくなった。

木曜の夜、「蛍の光」が流れる閉店5分前のABCに飛び込んでゲットした
一橋ビジネスレビュー 2007年秋号「デザインと競争力」
場所柄なのか、火曜発売だったのにもう最後の1冊だった。

金曜に届いた日経デザイン「デザインに相談だ!」とともに
やっと今日読む。

デザイン誌ではなく、ビジネス、経営学の雑誌が
「デザイン」を取り上げることが多くなってきた。
しかし、経営の専門家同士だけの複雑な議論や言葉の応酬は
客観的でありそうで,実は我々の現場からといと感じぜざるを得なかった。

特に同じ出版社のThink!の「デザイン思考力」は
参考にはなれどちょっとねえ,という感じだった。
今回の特集、そしてインタビューは非常に説得力もあり腹に入る。

フカサワさんのインタビュー記事、
かなり価値があると思う。

この雑誌を知ることが出来たのは
ブログ Information Dsign?  のおかげです。
感謝。


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2007年7月31日 (火)

夏休みの課題図書

Dscf7897

夏休みである。
といっても、朝から家族の送迎やら、子供のお昼をつくったり
うたた寝しているうちにあっという間に一日が過ぎる。

通勤電車で読もうと思っていながら
座れると曝睡してしまうため読み進んでいない本、
新聞の連載時から非常に気に入っていて、
ぜひ人に勧めたいと思いながら自分でまだ読んでいない本
先日 紹介してもらった本と雑誌などなど。
近所の大型書店が4軒もあるので、とりあえず一巡すると全部入手できた。

どれも少しずつ読み始めているが、
いずれも手応え十分、とても今の自分に参考になる本ばかりだ。
この1週間で読んでしまおうと思う。

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2007年6月20日 (水)

憧れ

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17日に買った本
「今井信子 憧れ ヴィオラとともに」を読んだ。

日本人のヴィオラ弾きなら 、その名を知らない人はいないと思う今井信子さん。

世界を舞台に演奏と指導に活躍する ヴィオラ界の第一人者だが、
注目の浴びることの少ない楽器の性か 、プライベートなことを知る機会も少ない。

この自伝的なエッセイは、 まさに今井さんのドラマティックな音楽人生 そのものが、 次から次へと  そのお人柄が溢れんばかりに 明快な語り口で紡ぎだされていく。

そこには、ヴィオラという楽器の性格や歴史 、クラシック音楽界における
ヴィオラの位置づけを振り返ることができるばかりか、特にこの50年間のヴィオラへの関心を広めるための様々な試み、日本における幅広い新たな活動が詳しく書かれている。
それらはまさに今井さんの音楽への姿勢、歩みそのものでもあり 、音楽史に残る足跡を確かめることが出来る。

第5章「カルテットの日々」などは ヴィオラ弾きならずとも 「アンサンブルをする」こと 、そして音楽をすることコト以上の 様々なことを考えさせられた。

プロフェッシュナルな創造活動として
「今しか出来ないことを 覚悟を決めて進んでいくこと」
それを開拓者として実践した記録だからこそ、大きな感銘を受けた。

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2007年6月17日 (日)

今井信子

Dscf7448

ビオラ弾きで、今井信子という人を知らない人はいないと思う。
15日の朝日新聞夕刊に「ビオラの魅力を伝えるために本を書こうと思い立ちました」という本人の弁とともに、紹介記事が掲載されているのを見つけた。
自伝「憧れ」ビオラとともに
今日、本屋さんで手に取って迷わず購入。

「ノー・リスク、ノー・グローリー」
多分 今井さんの人柄、音楽の様に豊かで歯切れの良い内容だろうと
期待を込めてこれから読み進めていく。

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2007年6月15日 (金)

音楽を考える

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茂木健一郎/江村哲二 音楽を「考える」(ちくまプリマー新書 058)
通勤の往復の中で今読んでいる。
モーツァルトの不協和音をiPodで聴きながら・・。

つい先ほど クオリア日記を久々に読んで、江村氏の訃報を知った。
新聞の訃報を見落とし、
さらに帰宅が毎晩遅いので情報にも疎くなっていたようだ・・。

名古屋工業大学大学院卒業という理系でありながら、独学で音楽を学び、
ブザンソン国際作曲コンクールで優勝うるなど、受賞歴多数の作曲家だ。
最近、新作の初演・著書の上梓・作品集のリリースと
旺盛な活動をされていた中での急逝である。

早生まれで学年は私よりひとつ上になるが、
同じ年に生まれたことにも親近感を覚え、
上記の著書を読み進めば進む程
共感を覚えていただけに、悲しすぎる。 


ただただご冥福をお祈りするのみ。

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2007年6月 9日 (土)

ゲドを読む。

Dscf7398

「文庫本のかたちのフリーペーパー」

6月6日配布だったが、
書店やCDショップの開いている時間には
会社を出られなかったので、やっと今日入手。

なんだ、ローソンでも手に入れられたんだと 今更知る。
初日で在庫無し、というお店も出たと記事にはあるが、
店員さんに聞けば、手渡ししてくれるというお店が多い様なので
実はまだまだ手に入るようだ。
何色が手渡されるか解らないので
マニアは複数のお店を回って全5色を集めているのでしょう。

実は 私は原作も読んでいないし、映画も見ていない。
糸井重里プロデュース、佐藤可士和の装幀
それに中沢新一氏の「「ゲド戦記」の愉しみ方」という、
映画ではなく原作の解説付き、
という所に興味を抱かずにはいられなかった。
ぜひ、手に取って、また中味を読んでみたいと思った。

セルDVDとしては異例のユニークなプロモーションに
業界の注目も高いことだろう。
元々、「ゲド戦記」の映画化については宮崎駿氏自身が20年以上前に
原作者のル=グウィン氏に打診したものの了解を得られなかったのが
ある日突然原作者からの許可がスタジオジブリに届き
息子である吾朗氏が初監督作品として映画 化された経緯がある。

3月27日にNHKプロフェッショナル仕事の流儀で放映された
その試写会での宮崎駿氏の言動は、
その原作への深い思いと映画としての表現に対する氏の
複雑な心境を表していたことが記憶に新しい。

フリーペーパーと言っても文庫本。
200ページあるし、中沢氏の分だけで59ページもある。
現時点で全部読み切れていないが
少なくとも 映画というメディアの宣伝に
ビジュアル全くなし、
中沢新一、河合隼雄、宮崎駿ら豪華執筆陣による
非常に読み応えのある「活字だけ」のフリーペーパーという
メディア戦略。

話題性だけじゃなくて
中沢氏の解りやすく中味の濃い原作解説など
その仕上がりをしっかり受け止めたいと思います。

Dscf7400_1

Dscf7411

マニアじゃないけど、
午前中に近所の新星堂でゲットした黒に続き、駅構内で立ち寄った有燐堂で黄色、
翌日11日LOWSONで往復はがきを買ったら奥に積んであるのを見つけてしまい赤をいただいてしまった・・・。立派なマニアか・・。

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2007年5月10日 (木)

ベストセラーの予感

Dscf7120
「フューチャリスト宣言」
梅田望夫ファンであり茂木健一郎ファンであるならば買わねばなるまい。
どちらか片方だけでも今やかなりの売上げとなるはずの
両名による豪華(!?)な対談集だ。
この二人による対談の新書となれば「ベストセラー」当確!
というようなものだから、
当然その期待を損なうような内容であってはならないはずだ。

4月9日の茂木さんの講演を聴いた際に
梅田さんとの対談が新書になって5月に出る、という話もされていたので
楽しみにしていた。

書店に大量に平積みされ始めたのは8日らしいのだが、
毎晩遅くてたまたま新幹線の待ち時間で本屋に寄って
見つけて買ったのが今日の夜。
帰りの新幹線では爆睡してしまうし、
地下鉄では偶然知人い会ってしまってバカ話をしていたら、
結局まだ30ページ程しか読めていない。
まずは、第1刷(いきなり4万部)が5月10日付になっているから
その日に買ったという記念として
明日から一気に読んでしまいます。

すでに書評もblogであちこち挙ってるし、
とりあえずは価格以上は楽しめる作りになっているようだ。。

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2007年4月 2日 (月)

雑誌三昧

Dscf6545

4月1日発売のデザイン誌 3誌、一気に購入。
三誌三様に非常に面白くて参考になります。

 

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2006年12月15日 (金)

おすすめ本の著者

Dscf4732

会社に行く途中の風情ある趣。南青山での一コマ。
根津美術館の塀越しに 日本の秋を感じる。
紅葉真っ盛りの美しい庭園は、現在工事中で入ることが出来ない。

朝、ばたばたとなかなか越え難いハードルを調整しつつ、午後は研究所に向う。
そこでお客様をお迎えするため。
今、自分が目指すべき方向を明確に示唆していると感動し、かつてこれほど読み込み、人に紹介しまくっている本はない「創造経営の戦略」の著者である紺野先生とお会いできる機会に恵まれた。
右の「おすすめ本」のコメントにも書いた「デザインはイノベーションを促進する。 デザイナーは価値創造で知識経営に貢献できる。」を、仕事上で実践しているつもりだ。
しかし、今までの環境の中で新たな方法論を展開して行くことは、いかにも難しい課題だ。

短い時間ではあったが、所内を案内し、メンバーとのディスカッションは非常に有意義だった。
目指すべき方向が共有でき、モチベーションが高い人々と話をしている時間はとても嬉しい。多くの示唆をいただき、また次へのステップに向って、一歩ずつ着実に歩を進めて行く日々に自信を深めた。

それにしても 社会人大学院で先生の講義を受けた某美大で助教授をされている知人(右上にリンクはってあります(^^;)を通じて 私の名前をすでにご存知でした。お互い、世の中ほんとに狭いですね、と人と人の縁を強く感じたのであった。

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2006年12月 8日 (金)

感じるプレゼン

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会社の私のグループの同僚が本を出版しました。

その名もユニバーサルプレゼンテーション「感じるプレゼン」
12月4日発売。

午後からの出張 のとき、
いつもなら品川から乗る新幹線を東京から乗ることにして、
10冊配本されているという丸善本店を覗いてみた。

どこを探せばいいかなあ、 なんて心配は全く杞憂で
入ってすぐ右、ビジネスコミュニケーションコーナーの
プレゼンテーションの棚に
なんと目線の高さに表紙を向けてあったので すぐ見つかった。

9冊あったから既に1冊売れていたのか!?
私が1冊買ったので残り8冊です。

中味は彼自身のプレゼンのノウハウがてんこもりだ。
ちょっとカジュアルなスタイルなので、抵抗なくスラスラ読めてしまう。

前半は いわゆるわかりやすく伝えるためのプレゼンテーション
そのものの配慮や工夫と行ったスタイルのスキルが具体的だ。
後半は彼がこの本を書くきっかけとなったコンテンツの紹介で
デンマークデザインが好きになってしまう。

本屋さんで手に取ってまずは見てください、
というほど本屋さんには並んでいないようですので
彼のブログをご参考に。

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2006年11月 1日 (水)

L25

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リクルートから毎週60万部発行されているという、25歳以上から30代前半までの団塊ジュニア世代をターゲットにした「R25」というFreeMagazineがある。とても無料とは思えない誌面クオリティの高さと、広告の少なさで、業界に衝撃を与えながら登場、今や若い男性の情報入手の定番だ。

25歳以上から30代前半までの男性は他世代に比べて、消費意欲があまり高くなく、加えて情報や消費に対しても興味や関心が高いとは言えない層なんだそうだ。金を出してまで雑誌は買わないし新聞も読まないので、企業サイドとしてはモノやサービスをPRして誘いこむのがとても難しい層ということになる。
私自身、市場調査の経験から、ほんとこの層のインタビューには立ち会いたくないもん。
で、このFreeMagazineが成功したのはケータイとのメディアミックスなんだな。

今日 OL向けフリーマガジン「L25」が創刊された。これもメディアミックスで携帯電話向けサイト「L25モバイル」も同日オープンしたそうだ。

首都圏に勤務する25歳から34歳までOLを対象に、月2回(1日と15日)発行だそうだ。テーマは「大人力」「女子力」「自分力」。

R25読んでる女性も多いそうだが、L25を男性が読んだほうがいいかも。

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2006年10月14日 (土)

のだめ16巻

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昨日発売ののだめ16巻、予約していた限定版が着荷した。
家族は妻も娘達もいたって冷静で
マングースシャープペンシルをもらって喜んでいるのは私だけ。
Amazon限定のうちわは入っていなかった・・と
残根がるのも私だけ。
ちまたではすでに、
このシャープペンの取説がなく、芯の出し方がわからん
不良品が多い、
マングースの左手が親指が手前で変!
など話題になっているが
希少価値というだけで実利を求めるのは野暮というものだが、
確かに芯の出し方迷いました・・・。

5巻の学園祭シーンでマングースの着ぐるみを着たのだめが
ラプソディー・イン・ブルーを奏でる場面でた確かめてみたが
ちゃんと普通に人の手なので、シャープペン製造時のミスですね。

それにしてもTVCMが放映されてしまうというのもすごい。

「ネタわれ」してはいけないので感想は書きませんが、
演奏会のプログラムの全容が16巻の最後まで読まないとわからない、
という展開の凝りように、2月発売の17巻がまた待ち遠しい、
というまんまと罠にはまったようなもんです。

月曜から始まる月9ドラマで 復習をしながら待つことにしよう。
って、これも視聴率を稼ぐための仕掛けにまんまとハマっている。

ブラームスの辞書さんが発売当日に
相変わらずのブラームスのみにスポットを当てた鋭い解説を
ブログに書いておられます。
のだめネタはすでに19回目のようですが
この内容を読んで1コマ1コマあらためて見直すと
なんとこんな背景や伏線がわずかのシーンに織り込まれていたのか!
恐るべし「のだめ」
と新たな発見と鋭い分析に脱帽してしまいます。

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2006年9月 4日 (月)

オアシス

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月曜から終日なかなかヘビイだ。こんな時は、帰りにオアシスに寄り道だ。
閉店間際の短い時間だったが、次から次へと面白そうな本が目に飛び込んできて好奇心がむくむくと元気になる。AXIS と touch of ACTUS を購入。
でも、帰りの電車の中では、月曜日恒例「ビッグコミックスピリッツ」を読みふけったのでした。もう20年近い習慣です(^^;

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2006年7月22日 (土)

未だ梅雨明けない

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眼鏡の鼻あてがとれて、眼鏡屋さんでメンテナンス。

昨日届いていた 2冊を読む。
日経ビジネス 「沈むなニッポン」
NIKKEI DESIGN 「深化し拡大するユニバーサルデザイン」

両者とも、今回読み応えあります。
前者、ロングインタビューに目が覚めます、
後者、あらためて気づきが一杯です。
弊社もアンケートに答えて、
前回の番外から20位以内に復活・・・・

夕方、風呂に入ってるとカナカナがきこえた。
天然風鈴のようで、癒される・・
(マンションのユニットバスなんだけど窓あります)

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2006年7月11日 (火)

The Ten Faces of Innovation

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イノベーションの重要性や、その手法などを紹介した前著「発想する会社!」第2弾
最近では、顧客経験やコンサルティングまで、幅広い分野で活躍しているIDEOの会社自慢の本です、といってしまっては元も子もない。イノベーションを実現するには誰もが演じることのできる10の人材とその役割の必要性が、具体的な実例豊富にわかりやすく紹介されている。チームの中でどんな役割が必要かをきちんと理解し、自分が担当する役割を適切に演じることで「自分たちにはできない」じゃなくて「自分たちでも出来る」と思わせてくれる。

一番わかりやすいのが、「顧客の声を聞くことは大切だが、彼らに『何が欲しいか』を聞いても必ずしも答えは出て来ない。それよりも彼らの行動を良く観察し、どんなところで苦労しているか、彼らなりにどんな工夫をして今あるものを使いこなしているかを理解した上で、何を作るべきかを考えるべきだ」というところだ。

そうやって、ユーザーが想像できなかった新しい楽しみ方やライフスタイルを提供できれば、まさにイノベーションだ。

ただし、「ユーザーの声を聞く」ということを、ユーザーが欲しいと主張しているから彼らの言うとおりにただひたすらに、高機能を追求した商品開発をやっていると大きな勘違いをしていることになってしまう。

自分の勤めている会社でもユーザー調査と称して「ユーザーがこういうものがあればいい、と言っているものを作れば良い」と誤解して何度も失敗している例が多い。一方でこれは面白い!というアイデアやデザインを提案すると、「欲しいと言っているユーザーが何人いていくら儲かるか」とまずはネガティブな質問から入ってくる。ユーザーにとっては今まで経験したこともない新しいサービスや製品を提案しているのだから、そんなのわかる訳がない,というのはいままでなかなか通用しない。

「多くのn数で実施したユーザー調査の結果、この仕様が最も人気がありました」という凡庸な説得材料に「ターゲットとなるユーザーを観察したうえで考えた、こんな商品やサービスなら、彼らはとても使ってみたいと思うに違いないという結論に達した」という資料で企画段階で負けてしまわないようになりたい!

はい、今やっていることを振り返りながら、はは〜んと納得できる1冊

 

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2006年6月29日 (木)

流星ワゴン

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知人に面白いと勧められて読んだ「ハイ・コンセプト」が、期待が大き過ぎたせいか、私にとっては、今ひとつだった。欧米で大ヒットした原書の言い回しは多分大仰なんでしょう。それを、大前節が面白くかつ興味深い読み物にしてくれていたので、そこは痛快。ぜひ、皆さん読んで、「今必要とされているコト」に気付いてください。

で、ファンタジーを求めて重松清の「流星ワゴン」を読んだ。
写真は、話の中にでてくる、まさにそのものの思われるニュータウンの観覧車。自宅の最寄り駅前です。いや〜、荒唐無稽なファンタジーだとは思うけど、どこにでもいそうな「今を生きる中年男」を何だかあまりにもリアルに平易な文章で描いていて、身につまされちゃいます。それでいて、背景は社会のどうしようもない構造的な病の部分を深く捉えていて鋭い。私としてはものすごく、いろいろと心に訴えかけられてしまった。

 

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2006年6月 9日 (金)

海馬

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駅から会社までの間に 姫娑羅の木がある。
春からこの季節のかけての変化が最も著しい。
新緑が芽吹き、緑が日に日に濃くなった頃、花が咲く。
梅雨、そして初夏の訪れである。

今週は、Newton300号記念 「誰もがわかる 量子論」 と 
池谷サンと糸井さんの対談 「海馬ー脳は疲れないー」 を通勤と移動時間で読了した。

Newtonのコピーって
「わかる科学をビジュアルで! 驚きと興奮のサイエンスマガジン」
あらためて読むと、結構こっぱずかしいが、やってることはそのものでわかりやすい。

脳関係の本は元々すきだが
「海馬」は、いや〜〜すっきりしました!痛快!

今、興味のある本を次々と選んでる、というよりも、今自身がやっていることに
肯定的な本を読んで、自信をつけてる、っていう感じか。

「絶えずおもしろいぞと思いながら
 生き生きと暮らしていきたいぞ」というヒトは 全体の5分の1くらい、
「つらくておもしろいことをしたい人たち」が 「そうしたくない」5分の4の人たちを養う仕組みを作ってきたのが歴史、
「やりはじめないと やる気はでない」
「あらゆる発見やクリエイティブなもとである
「あるものとあるものとの間につながりを感じる能力」は
 30歳を超えた時から飛躍的に伸びるのです」

自分は10年くらい奥手かもしれないけど
なんだかとても元気になれたぞ。

「変化すること、それは最高に心地よいことだ」
そんな「海馬の精神」を知って嬉しかった。

梅雨に入ったし、 サッカーワールドカップもはじまっちゃった。

これから大前研一の「ハイコンセプト」読みます。

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2006年5月27日 (土)

FreePaper

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朝、東京メトロの改札口をでるところにフリーペーパが積んである時がある。
偶数月の1日がURBAN LIFE METRO 、毎月10日がmetropolitana  、20日がmetro min.  とこの3つが定番で、当然東京メトロ沿線の情報が中心で、記事の内容や構成は、明らかに消費意欲旺盛な女性がターゲットだ。

で、左のメトロミニッツは、21日に休日出勤した時に手にしたいつものタイプ。右の矢沢永吉が表紙になったタイプは昨日手にしたのが、表紙も厚手の光沢紙を使い、タレントが表紙に使ってこれが無料!という出来映えである。
スターツ出版が50歳代男性向けに創刊したんだそうだ。資産運用や食など50代男性が興味を持つテーマについて編集してるんだという。たしかに、50代向けのフリーペーパーって少ないから、ターゲットを絞った広告展開としては有効かもしれない。10万部発行して広告健康食品やゴルフ、不動産関連会社などの広告で年間3億円の収入を見込むそうだ。でもね、いくら駅構内は多くのサラリーマンが行き交う場所だとはいえ、ターゲットの男性がちゃんと手に取ってくれるんだろうか。そういう習慣内容なあ。結局なんかいつもと違う、って女性が手に取ってるだけのような。

FreePaperといえば、毎週木曜日に都内で60万部発行されるR25 の成功例が有名だ。広告業界でM1世代(男性25〜34才)といわれる団塊Jrへの有効な訴求方法が見つからなかったとされるなかで、フリーペーパーがとても強いメディアとして大きな可能性があることを示してくれた訳だ。R25の意味は「25禁」、要するに25歳未満禁止というコトで、首都圏に約300万人いるという25歳以上、35歳くらいまでのビジネスマンをターゲットにした情報誌だ。でも実際は同世代の女性や、我々の世代などが多いらしいけど。

そんななかに登場した「ゴールデンミニッツ」、さて、ヒット、話題になるのでしょうか。

 
 

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2006年5月 3日 (水)

モクモク。

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「こんなことできたらいいなぁ」という楽しいこと、頭のなかでモクモクして、実現のためのテクノロジーを研究して、「世界が変わった」と思ったら、アートと呼んじゃう。そんな展覧会を見てきた。

「予感研究所 アート+テクノロジー+エンタテインメント=!?」

日本科学未来館で今日から7日まで

入場無料

メガスター目当ての入館者で朝一から待ち列ができてるようだったけど、お昼頃には解消、館内は比較的空いていて、展示もゆっくりといろいろ体験でき、説明の方々と対話も出来ます。

お台場は観光地なのでゆりかもめは混んでるけど、駐車場は結構空いてます。特に1日1500円の露天の駐車場はお薦めです。科学未来館の隣の空き地はフジテレビの巨大な新スタジオ棟が建設中で、科学未来館や国際交流センターの透明感のある繊細な建築もジオコスモスの背景も台無しになってしまっていたけど、斜め前の空き地が駐車場になってます。

ミュージアムショップは運営会社が以前と変わっていて、品揃えも少し違っていました。税以前にお土産で買ったリトマス試験紙はなかったなあ。今回は、最近また地震が多いんで、非常食にと、宇宙食を数個買ってしまった。

ついでに「「美術手帖」5月号も購入。

今月の特集は「脳を創造する」どうしてヒトは絵を描くのか?

科学未来館の 特別企画展「脳!-内なる不思議な世界へ」の解説を茂木さんが、多摩美に新設された芸術人類学研究所所長の中沢さんや、上記の展覧会で展示実演している「お絵描きロボット ドットちゃん」を研究している東大の内山先生、佐藤雅彦さんの「脳は最適な解を見ている」というとても面白い解説(講義!?)など、とても充実した読み物になってます。ちなみに、「お絵描きロボット ドットちゃん」は、初日というのに、不具合で実演してくれませんでした・・。

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2006年4月28日 (金)

脳科学のSF小説

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プロセス・アイ という小説を読んだ。

著者は脳科学者であり、ソニーコンピュータサイエンス研究所のシニアリサーチャー、東工大大学院の連携教授、そして東京芸術大学の美術解剖学の非常勤講師でもある。

最近はNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のパーソナリティや、NTV「世界一受けたい授業」のアハ!体験の先生、ご自身のブログ、講演会と色々多方面でご活躍されていて、さらには本の出版も相次ぎ、最近の露出度はかなりのお人である。
養老孟司氏についで今や脳科学では注目の人が小説を書いた、というので楽しみにして読んでみた。

茂木氏から「デザイン原理としてのクオリア」という話を あるセミナーで聴いたのは、2002年冬のことであ る。 セミナー後の懇親会で直接お話をしたのだが、氏は一番クオリアを理解してくれ そうなデザイナーがなかなか理解してくれないもどかしさを嘆いておられたのが印象的だった。ちょうどそのセミナーで、ご自身の経歴について、世の中の現象は全て数式で表せると豪語していたアインシュタイン少年が途中からなぜ哲学を志し、さらに脳科学者と なり、クオリアという存在に気付いたかを分かりやすく話してくれた。
カンタンに言うと、学生時代の彼女に別の彼氏ができてふられたことが世の中、数式で表せないことが存在する、と実感したことに始まると。失礼ながらその事実が知性と愛とテーマにした「プロセス・アイ」の 原点のような気がする。

それを科学と芸術の一致性を証明する意味も込めて、今まで積み上げてきた理論を小説という形を借りて一気に吐露したのではないかと思わせるのです。
それにしても小学生以来の長編とは思えない精緻に計算されたプロット、リズミカルな展開を備えながら、壮大なスケールに昇華された物語である。
キーとなる登場人物の人間関係の描き方は弱いような気もするが、クオリア研究所の描写や創造性支援ツール「ガラテア」など映画化を前提としたような、読み手に次々と映像をイメージさせ、鳴り響くサウンドトラックの豊かな管弦楽を頭の中に鳴り響かせる力を持った豊かで精密な描写は、知性と愛をテーマにしたヴァーグナーの楽劇のようだ。

政治と経済の動きを結びつけたという金融理論「スペラティヴ」、ポセイドンの娘をモチーフにした「ガラテア」など発想もネーミングもいい。
「私が私であることはどういうこと」という根本的な問いを突き詰めていく主人公と人工知能理論「プロセス・アイ」の展開は、SF小説にありがちな既存技術の延長で表現しながら本当にありえそうな未来を予感させちゃうようには描かれていないところに魅力がある。

登場人物の名前は、現存する人物を必ず誰かをもじってるしとか思えず、思わずかんぐりながら苦笑してしまった。ノーベル賞作家の川端康成はともかく、たとえば金城剛は高○剛?、「ガラテア」を設計したゾーン社のドクターレキモトはもう、ソ○ーの○本 さんでしょう。これはご愛嬌。

脳理論、宗教思想、経済原理などが斬新な解釈とともにうまくブレンドされて、読み手に様々な思索を導き出してくれる,
インテリジェンスに楽しめる作品だと思う。

装丁は茂木氏と同年生まれの鈴木成一氏

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2006年4月19日 (水)

千住家の本

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今年に入って、「功名が辻」4巻を読むのに結構時間を取られたが、
その後は、通勤時間、出張の移動を利用して、いろいろな本を読んでいる。

先週末は風邪で声が出なくなったので、黙って本を読んでいた。

最近、「千住家の教育白書」と「千住家にストラディバリウスが来た日」を読んだ。
前者は2001年に出版され、田園都市線沿線の書店では平積みされ、よく売れていた本の文庫版。(千住家は横浜市青葉区在住。)後者は昨秋刊行された単行本。

まずは「「千住家の教育白書」
日本画家の千住博氏
(羽田空港第2旅客ターミナルの大作「滝のオーロラ」が 一番
 多くのヒトの目に触れている)
作曲家の千住明氏
(野島伸司氏脚本のほとんどのテレビドラマの音楽を担当)
バイオリニストの千住真理子さん
(12歳でN響とプロデビュー、日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝し、天才少女と騒がれながらも音楽大学に行かずにプロとして国内外で活躍中)

3人の芸術家を育てた千住家のお話を母親の目を通して綴っている。
3人とも幼稚舎から慶応という恵まれた環境にあるので、一般的な家庭の教育白書ではないし、少なくともエリート芸術家を育てるためのノウハウを伝授してくれるのでも決してない。

しかし、英才教育なんてしなくとも、自身がやりたいことがあれば出来る範囲で限りなく最高を目指して背水の陣で臨むようにさせ、それを見守る親と支える家族の関係が、能力を開花させ、実現させていくことを物語っている。
信念、家族の愛、生きていく上での様々な艱難辛苦や歓び、体験を味わい、見て感じる風景そのものが子供の心の大きな財産になっていくとは確かだ。

それにしても「芸術」分野のプロで生きていく時、どの社会にもあるのだが、派閥や学閥、嫉妬などの凄さを乗り越えていく苦労は一般社会の比ではないはずなのに、そういう努力ではどうしようもないところはサラリと書いてある。
本当の大変さはそういうところに隠されているんだろうな、とも感じた。

ま、本の帯をポジティブに解釈すれば、それぞれの家庭ごとに子供を育てるために出来ることはは何かを考えさせてくれる本だと思う。

重松清氏の解説もいい。

そして「千住家にストラディバリウスが来た日」

バイオリニストの千住真理子さんが、スイスの大富豪が密かに所有し、300年近くも弾かれずにいた世界の名器「ストラディヴァリウス」、その名も「デュランティ」を手に入れるまでのドキュメントを母親の文子さん綴っている。

構成にちょっと凝りすぎて読みにくい部分があるものの、予想外の出来事の連続に推理小説のような展開になっている。たしかに本になるべくしてなったような、そう滅多にあることではない奇跡のような大事件である。その大事件に遭遇し、芸術家とはいかに厳しいものかと考えさせられ、「この事件で家族が成長していった」ことが、手に取るようにわかる。孤独と家族の対比みたいなこともこの本は語っているんではないかと。

しかし、あくまでバイオリニストとしての生活の大変さと、愛情に満ちた千住家の絆の話が中心であって、かなり強い思い込みで「運命に導かれてやってきたバイオリン」を語っているので、それが感動的でもあり、一方でドキュメントとしての事実を白知りたいヒトには物足りない。
少なくとも、「千住家の教育白書」を読んで千住家の背景を知った上で、この本を読まないと理解は深まらないし、多少なりとも楽器を所有することの価値や、楽器に対する「なんだか楽器が疲れてる」とかの独特の感覚を知っていると、結構入れこんで読むことが出来ます。
ただし、私の楽器とは3桁も違うんで、一般アマチュアとはやはり感覚も全然違うんですが。

行間が大きくて文字が大きいので通勤電車の中で片道2回で読めてしまいました。

ともあれ、デュランティの生の音を聴いてみたい!と思わせてしまう、という意味では、非常にうまいプロモーションに乗せられているような気分になった。

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2006年4月15日 (土)

最初の2秒

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「第1感」ー最初の2秒の「なんとなく」が正しいー

先週、「日経ビジネス」「朝日新聞日曜版」立て続けに書評が載った。

どちらも好意的、・・。
私の周囲にも「感銘した」というヒトがいたので読んでみた。

結論としては、エピソードの紹介ばかりで「第1感」の存在をアピールし「最初のなんとなくにもっと自信を持って」と書いているだけ、という週刊誌的雑学で、私は期待はずれだった。
そのエピソードが読み物としては面白い、と書評は言っているのでしょう。さすが、アメリカのジャーナリストらしいアプローチか。
「適応性無意識」が何であるのか、「どうすればそれを取得できるのか」は書いてないんです。
でもね、「人は見た目で判断しちゃいけない」とう言うネガティブな発想を「ヒトは見た目が・・」というタイトルにしちゃたベストセラー本よりはましです。

結局「観察し」「遂行し」「仮設し」「検証する」っていうプロとして当たり前の行為の積み重ねが「経験」として蓄積され「判断」するスピードと正確さを生む、それが信用と実績としてさらに「現場」を踏み「直感」が磨かれるんだと私は思うんです。
人間は、そのプロセスを茂木式にいえば「アハ!」 という脳の中で一瞬にして行っている、というのが「第1感」なんでしょう。となると、「勇気を持って正しい判断をする」には脳の活性化が大事ということを私はこの本から学んだのでした。

少なくとも、「早い決断」をすることが「仕事がデキル!」「本質を見抜いている」ということつながることは確かなようだ。
DSの「脳トレ」を毎日やることで少しは磨かれるか!?

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2006年4月 2日 (日)

デザインの本

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「創造経営の戦略」紺野 登(著) を読んだ。

「デザインはイノベーションを促進する。
 それは、近未来の目標を「いまここで」のものとして
 視覚化してみせるというデザインの効用によるものだ。」

価格もサイズも手頃な新書で、価値創出というイノベーションに関して、豊富な事例と多くの示唆が織り込まれた良書だと思う。
デザインの方法論やその応用を概説した前半、ワークプレイスやリーダーシップ、コーチングをテーマにした後半まで「デザインする」というコトがキーーワードになっていて、戦略的な思考や、経営資源としてのデザインを考えるインハウスのデザイナーにとって、何をすべきかをあらためて深く考える機会やヒントを与えてくれる。

この本の背景となっているナレッジマネジメントについては、「知識経営のすすめ」を合わせて読んで理解を深めた。ちょっと難解。

今、発売中の「美術手帖」4月号  今月の特集は「もうひとつのデザイン・ユートピア」“テクノロジカル・デザイン&アーキテクチャー”がテーマである。
「表面上のスタイルにとらわれず、テクノロジーに裏付けられた「かたち」を求めたとき、もうひとつのユートピアが立ち現れる、ということで、デザインの領域を拡大しようとする試みが紹介されている。

今、一緒にお仕事をさせていただいている石黒さんのインタビュー記事が掲載されていることを知って、買ってちゃんと読むことも、ひさしく手に取って眺めることすらなかった「美術手帖」だったが結構面白い。来月の特集「脳の話ーヒトはどうして絵を描くのか」はもう今から楽しみだ。

それにしても入荷量が少なくてすぐ売れちゃうのか、置いてある書店を探すのに結結構苦労してしまった。

今やってる「デザインという仕事」の取り組み方、あり方、本質的な意味、そして今後どうあるべきか、そんな視点からの読書がどうしても多くなっちゃうんだけど。今回の3冊は大きな示唆が多く含まれていて、自分の知的好奇心を満たしながら、頭の中の整理と意志について大いに役に立った。

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2006年3月17日 (金)

本の選び方

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毎週月曜日から火曜日にかけては、日経ビジネス、ビッグコミックスピリッツと
自分にとっての定番雑誌を通勤途中に読んでいる。
あとは、会社の同僚が読み終えて自由に読んでいいですよと置いてあるAERA。
今週は、水曜にNANAの15巻が発売されたので、朝、コンビニで代理購入して
通勤電車の中で読み終えてしまった。
水曜以降は、文庫、新書、単行本、雑誌、フリーペーパーと常に何か読んでる。
読みたい本は事欠かないどころか、積ん読で渋滞を起こしているくらいだ。
読む本に出会うきかっけはさまざまだが、
デザイン関係は、吉橋さんのおすすめ本  を結構参考にしてます。
青山ブックセンターは、私のオアシスの一つで、ここでぶらぶらと眺めながら
手に取りながら、時間を過ごすことも楽しい。
amazonで薦められちゃったり、レビューを読んじゃったりして
購入することも多いのだが、やはり、本の装丁、たたずまいというのも
ごく自然に意識して選んでる気がする。
ということで、最近知った芸術本の本棚 は、見ているだけでも楽しいHPだ。
これは本棚.org というシステムなんですが、わかりやすくいうと
「書棚の写真をプロフィール代わりに載せる出会い系サイト」ということで
はじめたんだそうだ。発想も面白いが、それを作ってしまうところもすごい。
このシステム、いろいろ巣調べていくと
由来や、運営者、mixiでのコミュニティなど、
壮大な実験を楽しんでいるところもすごい。

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